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金沢21世紀美術館の鑑賞と金沢市内のプチ観光レポート

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こんにちは。かーる1世です。

金沢21世紀美術館、北陸方面に行く機会がなく行けずにいたのですが、やっと訪問することができました!

美術館そのものが展示作品と言える金沢21世紀美術館(略称:21美)と、その近隣の観光スポットをプチレポートしたいと思います。

2023年7月の訪問で、記載した情報はこの時期のものです。

もくじ

金沢21世紀美術館とは

2004年の開館で間もなく20年を迎える美術館で、金沢市が事業主です。建物は地上2階、地下2階の円形の建物で、芝生の敷地の中央に建てられています。

外周はガラス張りで休憩用の椅子や、会議室の様子が外から丸見えです。

美術館の外周には展示物がいくつか。三原色のガラスがうずまきになったものや、

写真を撮ったら勝手に自撮りになる球体オブジェ。その右にあるチューバも作品の一つで、話しかけると遠くのチューバに声が届いて会話ができます。

入場料を払わなくても楽しめるスポットが屋外だけでなく館内にもあり、美術館が市民の憩いの場になっているようでした。

館内のようす

エントランスは4か所あり、誰でもどこからでも出入りできます。チケットを買わなくても無料で楽しめる展示があり、訪問時は奈良美智氏の特別展示のほか、数展が無料でした。

子ども達が犬の着ぐるみで館内パトロールという企画もやっていましたよ。

外周だけでなく館内のいたるところがガラス壁になっていました。

迷路状になった構造も面白いです。

ブラブラ歩くだけでも何かを見つけられます。

21美で最も有名なのはこのプールですね。

このプールには企画展のチケットを買わなければ近づけません。安いほうのチケット(450円/人)を買って中へ。

思っていたより小さなプールでした。

プールの底にいた少女に、梯子に手をかけるようお願いしたら快く応じてくれました。にこやかな表情で手を振る最高のポージングをしてくれました😃

僕が買ったチケットではプールの底に行けません。底が気になる方は21美の公式サイトでご確認ください。www.kanazawa21.jp

21美は現代美術を収蔵し、展示をする美術館です。現代美術の評価は難しいですよね。評価が定まっている人たちの作品は既に高価で手が出ないし、これからの人たちを目利きするのも難しそうです。

兼六園と金沢城公園のアクセス

金沢21世紀美術館と兼六園、そして金沢城は同じエリアにあります。これらと茶屋街をを入れて、1日で巡れるくらいの観光時間だと思います。私たちは午後と翌日の午前の2日に分けて観光しました。

このエリアへの一般的なアクセス方法は、金沢駅東口からバスを使うことでしょう。駅のシンボル、鼓門(つづみもん)のある側が東口です。

主要な観光地にバス停がある循環バス「城下まち金沢周遊バス」が便利です。右回りと左回りのバスが15分間隔で運行されていました。料金は乗車ごとに200円(ICカード使えます)支払うほか、800円の1日フリー乗車券もあります。

詳細はリンクからどうぞ。www.hokutetsu.co.jp

車の場合、このエリアの周囲にコインパーキングがいくつもありますが、兼六園・金沢城の観光なら、規模の大きい兼六駐車場が空きを見つけやすいと思います。

兼六園

風物詩としてメディアに取り上げられる雪吊りされた松、冬じゃなくても枝ぶりは見る価値があります。

二股の灯篭も兼六園の象徴ですね。

池との高低差を利用して水圧で噴き上げている噴水は、1861年に造られた日本最古のものだそうです。京都では苔の庭をよく見ますが、枯山水の庭は手入れをするからきのこは見ないですよね。こんなに立派なきのこが、苔の絨毯に無数に生えている姿を見るのは珍しいかも。知識はありませんが美味しそうなきのこに見えました😁

金沢城公園

兼六園とは道路を隔てた場所にあり、道路をまたぐ橋でつながっています。入場は無料です。

公園内はかなり広く、ざっくり言うと兼六園の2倍の広さ。

入口にある石積みの門は内部の見学ができます。

この門の内部以外は復元された建造物です。

日陰の部分が少ないので、暑い日は歩くのがつらいかもしれません。

かなざわ玉泉邸

兼六園のお隣に玉泉園という御庭があり、有料で鑑賞することができるようです。

この御庭を持つかなざわ玉泉邸という懐石料理店で夕食を取りました。

お店は昔の建物を改装したもので、庭園の佇まいに見合う装飾がされた内装です。

ランチ・ディナーともそれほど高額ではありませんが、事前の予約が必要なお店です。

写真の八寸は、上から時計回りに(葉っぱに隠れた)穴子の棒寿司、さつまいもの蜜煮、そしてイチジクの上に水蛸と湯葉。石川県のお酒、手取川とともに。

食事をすると庭の見学も自由にできます。

仲居さんや帳場の方、皆さんとても感じが良かったのですが、料理は印象に残るほどではなかったです。

ひがし茶屋街

加賀百万石として栄えた街だけあって、金沢芸妓を楽める三つの茶屋街があります。その古い町並みを鑑賞するため多くの観光客でにぎわっていました。

ひがし茶屋街の街並みがこちら。風情がありますね。

こちらの座敷で芸者さんの踊りを、

ではなく、かき氷をいただきました。

歩き疲れた暑い日、畳に足を投げ出してかき氷を食べる。疲労回復できました。

おわりに

金沢観光のド定番コースを巡ってみました。観光スポットがコンパクトにまとまっているので、循環バスと徒歩でうまく回ることができました。

今回は行かなかった、武家屋敷跡の界隈を巡るのも面白そうだと思いました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。