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秋の京都 人気観光地と隠れ家的なスポットで紅葉鑑賞★有名観光地の観光客は半数が外国人かも?

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こんにちは。かーる1世です。

昨年に続いて今年も紅葉の時期の京都へ行ってきました。昨年12月初旬に訪ねた際は紅葉は散りかけの時期。今年は昨年の教訓を活かして1週間早い時期の訪問です。

さて、今年の紅葉と人出はどうだったのか?レポートしたいと思います。

貴船神社

まずは京都市街の最北に当たる貴船へ叡山電鉄(略称:叡電=えいでん)を利用して向かいました。始発駅の出町柳の混雑ぶりに驚きましたが、皆が貴船へ行くわけじゃないんですね。途中駅で乗客がどんどん減っていきました。

降車する貴船口に近いもみじのトンネルはなかなかの紅葉っぷりです。車両前方は絶好の撮影スポット。

この区間、秋はライトアップされるそうです。

駅からはバスに乗り換えます。歩いている人たちもいましたが登り坂で距離もあります。バスなら数分で貴船へ。

バスを降りたら貴船川沿いの道を景色を眺めながら貴船神社まで歩きます。

鞍馬山にある貴船は見ごろは過ぎていて、ずいぶん落葉していました。

屋根に積もった落ち葉も悪くはないですが、

真っ赤に染まった木々はちょっと少なめ。

貴船神社が目的地ではありませんが、お参りしました。

観光客は寂しくない程度の数でちょうど良い感じ。縁結びのパワースポットですから若い人たちが多めです。素敵な石段を登って来年用にお札をいただいてきました。

絵馬発祥の地でもあるんですね。

貴船と言えば川床。

暑い季節に川床で食事をしてみたいですね。夏の夜はまた格別な風情が味わえるはずです。

白龍園

貴船口駅までバスで戻り、隣の二ノ瀬駅まで歩きます。山村かと思わせるような景色を観ながら10数分歩くと目的の場所である白龍園へ。

入園は事前予約制で人数も限られている庭園です。受付を済ませて茶店の河鹿荘へ。

店内からの景色もなかなか。

ぜんざいとセットのほうじ茶が香ばしくて美味い!

一般公開は春と秋の2シーズンのみで、WEBか往復はがきの申し込み制。1回当たりの入場は50名で先着順のようです。白龍園の説明は公式サイトでご覧ください。hakuryuen.com

予約した第二部の入場時間になり園内へ。注意事項を聞いたあとは自由に見学ができます。

まずは苔むした階段から。

苔を踏まないよう注意深く階段を登ります。石灯籠と紅葉は絵になります。

東屋とのコントラストも良いですね。

東郷元帥がこの地にたびたび訪れてイノシシ狩りをしたんだとか。百発百中と彫られた石碑がありました。

苔を大事にされている庭園で、絶対に踏んではいけません。

これは踏まれないための工夫かな。

人数制限がされた庭園なので、ゆったりとめぐることができます。庭園の脇を叡電がかすめていくので、ここは撮影ポイントになっていました。走行する電車内からも庭園がちらっと見えます。

ここも紅葉終盤という感じでしたね。庭園内は思ったほど広くはないので私たちの滞在時間は40分ほどでした。入園料2千円/人はちょっと高い気が…

実相院

叡電で南下して沿線にある実相院へ。最寄り駅の岩倉から岩倉川沿いをぶらぶら歩いて15分強です。

実相院門跡と門に掲げられていたので、大きな寺の門の跡なのかと思ってしまいましたが、門跡とは住職が天皇家の血筋を引く人が務めていたからだそうですね。

実相院といえばこちらの床もみじ。

この場所は撮影禁止なので公式ページからお借りしました。私たちが行った時はこれほど床への映り込みはなかったので、天気や時間帯に左右されるのかもしれません。

襖に描かれた絵は美術展に貸し出しされるレベルのもので見ごたえがあります。もう少し明るくして頂けると見やすいのですが、保存のためには仕方ないのかもしれません。

手入れされた庭もなかなか良かったです。

京セラ美術館の日本庭園

叡山電鉄を離れ市バスを乗り継いで京都市京セラ美術館へ。バスは銀閣寺や永観堂付近を通るので車内は激混みでした。美術館に来たのはこの日のホテルが近くにあったからですが、アンディ・ウォーホルの展覧会中でこちらもかなりの混雑でした。

私たちは美術館の裏手にある日本庭園へ。

24時間無料で入れる日本庭園ですが、明治から大正にかけて活躍した近代の代表的な庭師が手掛けたそうです。

南禅寺や丸山公園といった京都市内の有名どころを作庭している七代目小川治兵衛と言う方で、近所にこの方が造った庭園があるのですが、事前予約制とは知らず入園できませんでした。

庭を抜け南禅寺の横を通る琵琶湖疎水沿いを歩いてホテルへ。南禅寺あたりは紅葉の人気スポットですから、歩いている人が多く道路も大渋滞でした。

嵐山

京福電鉄を利用して嵐山へ。人気の観光地ですから混みだす前にと朝早めの到着です。

嵐山に来るのはすごく久しぶりです。まずは渡月橋へ。

散りかけですが悪くはない景色です。

路地を行くと真っ赤な紅葉をあちこちで見られました。

渡月橋から天龍寺へ向かいます。

参道はぎりぎり秋の気配が保たれていました。

大方丈(本殿)。

庭の方は散ってしまった感じです。

望京の丘と呼ばれる小山からの景色。

落ち葉で地面がこんもりしていました。

天龍寺を抜けて左に曲がれば竹林です。観光客でごった返していました。

このあと嵯峨野エリアをあちこち散策しましたが、さすがの人気観光地で観光客があふれている感じです。そして歩いている人の半分は外国人観光客のように思われました。

おわりに

3年続けて紅葉の京都訪問となりました。昨年の訪問より1週間早めて京都に来たのですが、またもや紅葉の終盤。ホテルのスタッフが言っていたのですが、勤労感謝の日に降った雨で、紅葉が一気に進んでしまったそうです。桜よりも見ごろの予測が難しいですね。

今回は有名な紅葉スポットをはずしての紅葉狩りでした。来年、京都に来ても同じ場所に行かないと思うのですが、今年以上に混雑すると考えると、秋の京都に来るか悩むところです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。