SAPPOROベースでマイレージ旅行

海外と国内の個人旅行を中心に、航空機、マイル、ホテルのことを書いています

ハイアットセントリック金沢 宿泊レポート

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こんにちは。かーる1世です。

ハイアットセントリック金沢に宿泊しましたので、ご紹介したいと思います。

2023年7月の宿泊です。

目 次

ホテルの概要

ハイアットグループのセントリックブランドは、2015年に誕生した新しいホテルブランドです。ビジネス客とレジャー客の両方をターゲットにしたホテルで、ハイアットリージェンシーと被る位置づけでもあります。

金沢は国内では銀座に次いで2軒目の開業です。

僕の地元の札幌で3号店が来年開業する予定だったのですが、不正工事の発覚でビルを壊して建て直し中です。2年4か月遅れの26年に開業延期になったのは残念。

アクセス/ロケーション

場所は金沢駅の金沢港口(西口)を出て目の前。複合施設「クロスゲート金沢」の上部にあります。

駅を出て外を歩いていっても、クロスゲート金沢内を通り抜けても、雨に濡れずにホテルへ行くことができます。

車の場合はホテル地下の駐車場が便利です。ホテルの専用駐車場ではなく、クロスゲート金沢の駐車場と言う位置づけですが、駐車場からホテルへ直接行くことができます。ただし、出し入れするたびに駐車料金がかかります😢

クロスゲート金沢の上部はツインタワーがあり、片側のビルにはハイアットハウス金沢が入居しています。こちらはキッチン付きで長期滞在向けというホテルです。宿泊料金は日付によってセントリックより高かったり安かったりしていました。

チェックイン

車寄せとエントランスがこちら。お出迎え等のサービスはありません。

金沢と言えば兼六園の松のイメージですね。目を引く装飾がお出迎えしてくれます。

エントランスからロビーフロアまでは、エレベーターを使います。

エレベーターホールの装飾も金沢らしさがあふれています。

エレベーターホールを出ると右手にチェックインエリア。トーンの違うブラウンを組み合わせた家具類がハイアットらしさを現わしていますね。

チェックインエリアとロビーです。細長い造りです。

反対側を見ると奥の方はレストラン。おしゃれなデザインです😃。明日の朝食が楽しみになります。

客室のようす

客室フロア

予約した部屋は一番ボトムのキングルーム。一応 WORLD OF HYATT の会員ですが、こちらもボトムのメンバー。公式サイトから予約したおかげなのか、高層階にアサインされました。シティービューにアップグレードされているかも知れないのですが、不確かで分かりません。

4階から13階までが客室で、宿泊する部屋は12階です。

廊下はこんな感じ。

客室はロの字型に配置されています。

ルームサインが石川県加賀地方産の九谷焼に描かれています。5つの色で彩色された「九谷五彩」と言うそうです。凝ってますね。

ベッドエリア

宿泊したキングルームの客室です。32㎡あるらしいです。

ダブルベッドは横幅が広め。クイーンサイズくらいあるかもしれません。

ベッドボード上の壁には印象的な赤色のデコレーション。一般客室は赤のほか青色もあり二色で展開されています。金沢の伝統的な日本建築の座敷には、弁柄色(赤茶系色)や群青色の塗り壁が施されているそうなので、それを模したアートなのでしょうか。

金沢のマンホールの蓋と下駄の歯あとや舗装のヒビなど、路地を表わしたのアートです。

窓際には幅が広いソファーがありました。奥行きもたっぷりあります。窓はース系と遮光系の2つの電動スクリーンがありました。

窓の外は駅とは反対側の景色。12階なので良いですが、下層階はどんな景色なのか気になりました。

窓側から見た客室のようすです。奥に見える水周りは、2枚の引き戸で仕切ることができます。

ベッドサイドにはスクリーンカーテンや照明のコントローラー、BOSEのBluetoothスピーカーなど。

反対のサイドにもコンセント系があります。

テレビは55インチの大画面、SONY製です。クロームキャスト機能付きなので、自分のデバイスから動画や画像をテレビに映すことができます。

ミニバー

コーヒーマシンはネスプレッソ。

引き出しにはカトラリーとカラの冷蔵庫。

お茶類を取り出して並べてみました。

ポットやアルミボトルの水は、各フロアの給水機で補充できます。

クローゼット

オープン型クローゼットなのに高級感があるのはさすがです。オリジナルの肌触りの良いバスローブがとてもいいです。

上下セパレートのパジャマも着心地が良かったです。

バスルーム

洗面台です。

引き出しにはアメニティとノビーのドライヤー。

アメニティを広げてみました。

バスタブは広め、足を伸ばして入浴できます。洗い場があるのは良いですね。

蜜蜂の絵が付いたバスアメニティは BeeKindというブランドのもの。イギリスのギルクリスト&ソームス社のものです。

シャンプー・コンディショナー・シャワージェルは、蜜蜂のエキスを使ったオーガニックな製品で、それぞれ香りが違うようです(僕にはどれもレモングラスの香りに思えました)。

独立したトイレがあります。ドアが引き戸で壁と一体化していたので、場所が分からずちょっとだけ探しました。

寝る時に点けるナイトランプ(足元灯)。ベッドだけでなく、洗面所とトイレにも明かりがほんのり点ります。夜中に行くトイレも明かるさで目が覚めなくて助かります。

客室の感想

新しいホテルなので最新の設備が整っている客室です。デザインはハイアットらしさを出しながら、地元の石川・金沢の装飾や色をうまく取り入れていると思いました。

郷土玩具をウサギ型にアレンジした人形が、テレビの上でさりげなくライトアップされていました。

金沢出身の泉鏡花が、自分の干支であるウサギのグッズを集めていたそうです。館内にもウサギが飾られていますよ🐰

その他の施設

トレーニングジムが2階にあります。そんなに広くはありません。

常駐するスタッフはいませんでした。僕は見学だけで利用はしていません。

同じ2階にはイベントスペースがあります。宿泊者以外の利用が想定されているので、エレベーターは客室用とは別になっていました。イベント時は地上階からエスカレーターも稼働するようです。ここのエリアの装飾が高級感たっぷりで、インパクトあります。

朝食

3階のロビーフロアにある、FIVE-GRILL & LOUNGE が朝食会場です。ランチやディナーなどを提供するフレンチレストランです。

利用した時の朝食時間は7:00開始でラストオーダーが10:00でした。入口がこちら。

案内されたテーブルは、レストラン奥の方にあるこのエリアです。

レストラン内は大まかに3~4ブロック区切られていて、人が増えだすといくつかのエリアに分散して案内していました。

ルーフテラスの植栽を見ながら食事ができるテーブルも良いですね。

店内はどこを見てもおしゃれ、アーティスティックな空間です。

ブッフェ台はレストランの中央にあります。

料理の種類がものすごく多いわけではありませんが、魅せかたが上手でどれも美味しそうにみえます。

卵料理などテーブルオーダーできるメニューです。座ったままで済むのは面倒がなくて良いですね。数に制限はありません。

頼んだ料理は、ライスガレット・ポーチドエッグと

能登ポークロース肉コンフィのグリル。

玉子が手に入らない時期で家庭では食べてなかったこともあり😲オムレツも注文してしまいました。

ブッフェで持ってきたのはこのようなもの。さらに玉子焼きも取ってますね😲

デザートとして⁉フレンチトーストと

パンケーキもテーブルオーダー。

満足度が高い朝食でした。

このレストランのランチ・ディナーとも、メニューを見ると外資系ホテルとしてはそれほど高くはないようです。ドリンクも良心的な価格設定。味は分かりませんが、夜の雰囲気はとても良さそうなレストランです。

まとめ

ハイアットらしいデザインやカラーと金沢の伝統的美を組み合わせたホテルで、ちょっとした美術館みたいなホテルでした。また金沢に宿泊するならハイアットを選ぶ可能性が高いと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。