SAPPOROベースでマイレージ旅行

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ANA国内線【B777-200】新千歳-羽田 新旧機材のプレミアムクラスに搭乗

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こんにちは。かーる1世です。

エンジンの問題で2021年2月から運航停止に追い込まれた、国内線仕様のB777-200。ANAはこの機材を今年6月23日、およそ16カ月ぶりに国内線へ復帰させています。

このプラット&ホイットニー製のエンジンを積んだボーイング777、この機材に搭乗するはおよそ2年ぶりです。偶然なのですが、新千歳と羽田の往復ともB777-200になりました。

そして、往路はANAの運航する従来型の772、復路の羽田から新千歳は内装が新しい722、しかも通称たくあんジェット。どちらもプレミアムクラスの搭乗です。

エアポートバスで新千歳空港へ

ANAから届いたメールで、搭乗日が航空祭と重なることを知りました。航空自衛隊千歳基地で開催されるイベントで、3年ぶりの開催だそうです。

私のフライト時刻は航空祭の終了間近だったので、車で向かっても周辺道路の渋滞は心配なさそうです。でも空港近隣の駐車場は混んでいるはず。駐車場難民になりそうなので、エアポートバスで空港へ行くことにしました。

やはり、空港周辺には普段なら車が停まっていない道路にずらっと並んでいました。歩いている人なんて見たことない場所にも多くの人々がいます。

航空祭は基地への入場こそ抽選制で人数の制限をしていますが、基地の周辺からデモ飛行は見ることができますからね。見学している人たちは、まさに老若男女で家族連れや女性のグループもたくさん見かけました。僕も空港に早く来て観覧したかったです。

デモ飛行はラウンジからも見られましたが、iPhoneではこの写真が限界でした。

新千歳空港の上空がこんな状態でしたから、旅客機の離発着が制限されてタクシーウェイは離陸待ちの大渋滞、羽田や成田以上に順番待ちの航空機が並んでいたかもしれません。当然ながら多くの便が出発遅延になっていました。

NH64便 新千歳→羽田

私が搭乗するNH64便羽田行は25分遅れで出発予定です。

機材はボーイング777-200。予約画面で772と表示される機材です。

座席は1列目のバルクヘッド、プレミアムクラス席です。

機内の写真を撮れなかったのですが、プレミアムクラスが横列2-3-2、普通席は3-4-3です。カタログの数字で見ると全幅はB787とそんなに変わらないはずなのですが、787より横幅が広く感じるのは座席が1つ多いからでしょうか。

プレミアムクラスは満席、普通席も9割以上うまっていたはずです。400人前後が機体の中にいるので、通った高校の1学年全員が乗っているのを想像してしまいました。

定刻13:30発のフライトなので、提供される食事は(ちょっと物足りない)軽食です😿

内容はオムレツ、ポテサラ、タコのマリネ、チキンカツサンドと果物。

タコのマリネが美味でした。

そしてメゾン・カカオの生チョコクッキーは初めて食べた気がするのですが、美味しいですね。

オンラインショップがありました。

onlineshop.maisoncacao.com

クッキーをつまみにして追加の赤ワインをいただきました。

大型機でほぼ満席ですから搭乗に時間がかかって、出発は50分遅れの14:20頃。しかし羽田到着は25分遅れ、ずいぶん挽回できるものです。

NH65便 羽田→新千歳

月替わりになった帰路は機材もB777-200ですが、722と表示される新仕様のシートです。ちょっと時間があったので羽田の展望デッキからパチリ。

荷物検査を終えてゲートに着いたら、つながれていたボーディングブリッジが離れていく~。機材トラブルで代替機へ変更だそうです。

座席の変更案内はないので代替機もB777-200で新シートの機材のはず。

変更された出発ゲートに移動して外を見ていると、やってきたのはスターウォーズC3PO塗装、たくあんジェットでした。

新仕様のシート、やはりいいですね。

写真はプレミアムクラスですが、普通席にも大きなモニターが付いています。

シート調整も電動でスムーズ。

出発が14:00頃になりましたが、定刻は13:00発なので昼食が提供されます。

五目ご飯に牛肉佃煮をのせて美味しくいただきました。おかずも十分な量だと思います。

飲み物は往路と同じようにスパークリングワイン・・銘柄が変わりましたね。公式サイトには特に記載されていなかったので、たまたまかも知れません。往路は定番のヴーヴ・オリヴィエ、復路はフレシネでした。

終わりに

羽田を定刻から1時間くらい遅れて出発です。

機長がアナウンスで「この飛行機が出せる最大のスピードで飛ばしています」とアナウンスされていました。外を見ても速さは分かりませんが、到着は定刻の18分遅れ。飛ばしたかいがあって、40分も取り戻しました。

運航停止になっていたPW4000エンジンを搭載するB777は、長胴型の300を含めて今年10月末までには全機が国内に復帰するようです。正常化がじわじわと進んでいますね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。