こんにちは。かーる1世です。
新千歳空港の近くにある、馬と自然のテーマパーク「ノーザンホースパーク」に行ってきましたのでレポートしたいと思います。
アクセス/立地
新千歳空港から車で15分の位置にあり、道内旅行の途中に気軽に立ち寄れることができます。公共の交通機関で行くのは難しいので、車か無料空港シャトルバスの利用になります。
無料の駐車場は、止める場所がなくなることはなさそうな広さです。帰りに迷わないよう、止めた場所のそばにある騎手の人形を覚えておくと良いと思います。
私たちはルメール騎手のそばに止めました。
こんなことを書いて何なのですが、競馬はやったことがなくほぼ知識がありません。知っている騎手はルメールさんと武豊さんだけです😲
無料シャトルバスは、利用の仕方を公式サイトでご確認ください。シャトルバスの車体は見た目ゴージャスなバスでしたよ。
ノーザンホースパークの概要
実はこのパークのことを全く知らず、ボタニカルガーデンの見学に行こうと車を走らせました。グーグルマップを頼りに近くまで来ても全く看板がなく、パーク裏手の辺りをさまよった挙句、電話をして場所を教えてもらいました😃
ナビには「ボタニカルガーデン」ではなく「ノーザンホースパーク」と登録しなければいけないようです。
入場料一人800円を支払って中へ進みます。
広さを感じさせるいい感じの林を進んで行きます。この先にメインの駐車場があります。
パークの広さはおよそ48万平米。東京ドーム10個分くらいですね。運営は競走馬を生産する社台グループが行っています。
第一駐車場の辺りがパーク全体の中心にあります。地図の上部分が「自然とあそぶ」エリア、下半分が「馬とふれあう」エリアという位置づけです。
ボタニカルガーデン
まずは目当てのボタニカルガーデンへ。場所はK'sガーデンと言う名のセンターハウスの向こう側にあります。こちらにはショップやレストランが入っており、後ほどご紹介します。
建物を回り込んでガーデンへ。木道や木立が自然の中を歩くかのような雰囲気を醸し出しています。
1万坪あるガーデン。マップには番号が振られていましたが、順路という感じではなかったので、いくつかに分かれたエリアを自由に歩いてみました。
始めに目に飛び込んできたのは、馬のかたちのフラワー・ホース・トピアリー。
常緑樹や低木を刈り込んで作る庭園の造形物のこと。型枠に植物を這わせたものも含まれるようです。
花を馬の型枠に入れているので、フラワー・トピアリーと呼ぶのですね。ガーデン10周年を記念して2014年に作られたそうです。
ガーデナーズガーデン
「庭好き・花好きのガーデナー」の庭をイメージしたエリア。
プロが造る庭は、花や草木の配置がシロウトとは段違いなんでしょうね。狭い我が家の庭の参考にしたいのですが、なかなかうまくいかないです。
シーズンズガーデン
四季の移り変わりを感じさせるガーデンエリアだそうです。この時期、薔薇のエリアはさすがに寂しい。
散策路は花が咲く時期ではないのですが、緑の中を気持ちよく散歩できます。
アジサイはちょうど見ごろでした。
センターハウスの裏手はロックガーデン。
馬見(うまみ)の丘
ガーデンの淵まで行くと丘が造られています。
この辺りは牧場が多く、文字通り放牧された馬を見ることができました。牧場はパーク外なので立ち入りはできません。
馬とふれあうエリア
ガーデンのことしか考えてこなかったのですが、パークのメインはこちら馬関連のエリアです。ちょうどポニーショーをやっていたので見学。
立ち上がったりジャンプしたりと、お利口さんのポニーが楽しませてくれます。
ショーをやっているポニー館で自転車レンタルができます。パーク内は広いのでサクッと見て回るには自転車は便利かもしれません。
観光馬車もありますが、移動の足ではなくパーク内を10分程度で一周してくるだけのようです。
パーク内に犬を連れてくることもできます。けっこう見かけましたよ。
きゅう舎のいくつかは観光客が入ることができます。
すべて競走馬です。馬体の大きさはさまざまなんですね。間近で見る機会はめったにありませんが、驚くほどでかい馬もいました。
ディープインパクトの名前くらいは知っています。子供が何頭いるのか知りませんがその一頭。戦績は各馬ごとに貼られていました。
近くで見る馬は美しいですね。そしてお世話をする人たちがカッコ良い。
馬に触れられる場所もあります。人に慣れているのか優しい気性の馬は撫でさせてくれます。どこに触れて良いのか分からなかったのですが、柔らかいタテガミとひたいをナデナデ、気持ち良さげに見えました。
ホースギャラリーでは、パークのオーナー社台グループの歴史や活躍した競走馬が紹介されています。中でも、ディープインパクトは別格の扱いです。
ガーデンレストラン
ボタニカルガーデンに面しているK'sガーデンというセンターハウス。
館内にはカフェ、レストラン、トイレ、お土産ショップがあります。
カフェでは手作りのパンやサンドウィッチ、ケーキ類が食べられます。私たちはレストランで昼食をとりました。
ハーブ豚のメニューはレストランの推しメニューの一つです。
ボリュームあるハンバーグとソーセージ、こちらも美味しかったです。
北海道産のそば粉を使った手打ちそばも推しメニューの一つのようでした。
メニューブックには高価なワインが載っていました。サラブレッドのせり市場のことをセレクトセールと言うようで、最近、機内の隣席で分厚い馬のカタログに見入っている人を見かけました。セレクトセールがある日なんかは、オーパス・ワンがじゃんじゃん開けられていそうです。
おわりに
短時間でも楽しめるパークなので、フライトまで少し時間があるとか、ホテルのチェックインまで少し時間調整したい、という時には打ってつけの場所にあるパークです。天気の良い日に寄ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、冬でも楽しめるアクティビティがあるようです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。