こんにちは。かーる1世です。
バンコク・スワンナプーム国際空港から札幌・新千歳空港までの区間を、タイ航空エコノミークラスに搭乗しました。スワンナプーム国際空港のラウンジのようすと合わせてレポートしたいと思います。
2023年4月の搭乗です。
目 次
スワンナプーム国際空港ラウンジ
バンコクのスワンナプーム国際空港から出発する私たちのフライトは、23:45出発予定です。ラウンジ天国とも言われるこの空港には、4時間以上前の19時すぎに到着しました。ラウンジで少しだけの仕事と飲食が目的の早めの到着です。
利用する航空会社はタイ国際航空で座席はエコノミークラス。チェックインカウンターは長蛇の列でしたが、スターアライアンス・ゴールドのカウンターは運よく誰も並んでおらず、待ち時間なしで手続き終了でした。
続いて出国手続きです。手荷物検査と合わせて45分ほどかかりました。こちらのほうは時間がかかりましたね。
制限エリアに入り、まずはボーディングパスに印字されているロイヤル・シルク・ラウンジを目指します。
この時に営業していた国際線エリアのロイヤル・シルク・ラウンジは、コンコースEとDの2か所。このインビテーションでコンコースDにあるロイヤル・オーキッド・ラウンジが利用できるのか分からなかったので、受付で聞いてみたら利用OKとのことでした。
Royal Orchid Lounge - Concourse D
改めて写真を見たら、ロイヤル・オーキッド・ラウンジの入口にもスターアライアンスゴールドのマークがちゃんと付いていましたね。
ラウンジは混んでいました。奥のほうに行けばダイニング用のテーブルが空いていたのですが、料理を取りに行くのが遠くて面倒。なのでブッフェ台に近いソファー席に着席しました。
この日はホテルを14時にチェックアウトしたあと荷物を預け、マッサージ屋に直行。施術後にホテルを経由して空港に来ました。けっこうお腹が減っていたので、食べ物が充実しているこのラウンジはありがたいです。
さっそくご飯ものを作ってもらいました。
にこやかなスタッフが作ってくれたチキンチャーハン目玉焼き乗せ、見本通りのものがでてきましたよ。
散々飲み食いしておきながら何なのですが、人が多くて落ち着かないので他のラウンジへ移動することに。
SilverKris Lounge
シンガポール航空のシルバークリスラウンジです。
本家のシンガポール空港にあるラウンジと比べたら、ずいぶんスペースが狭いですが、利用者が少ない分、落ち着けるラウンジだと思います。
壁際にはシンガポール航空のビジネスクラス席みたいな半個室のスペースがあります。一人で利用するなら断然良い場所ですね。
飲み物は中央のカウンターにあり、食べ物は奥の壁際にあります。料理の種類はさほど多くはないですが、品ぞろえは悪くありません。
お腹は一杯なので、女性スタッフにスパークリングワインをお願いしたら、「スパークリングはないわよ~」というご返事。
そこにあるじゃん、と言ったら「シャンパンなのよ~」(日本語変換イメージ)と返ってきました。ツッコミは入れませんでしたが、こんな軽いノリのラウンジだったかな。
待ってる間に壁掛け時計を見たら有名ブランドのもの。写真を撮ったら「オーデマピゲよ~」と別のおねえ系スタッフ。23時の営業終了まであと40分、明るいスタッフ達でした。
Turkish Airlines Lounge
続いて向かったのはトルコ共和国、ターキッシュエアラインズラウンジです。イスタンブールの新空港にあるラウンジは、僕の中ではすごいラウンジ5本指の一つ、さてこちらには初潜入です。
受付では大きなモデルプレーンがお出迎え、プライオリティパスでも入室が可能なラウンジです。
ラウンジ内の広さは、先ほどまでいたシンガポール航空のラウンジの2倍はあると思います。営業時間は不明ですが、遅い時間の入室だったのでガランとしていました。
バーカウンターが中央にあり
その奥にはブッフェ台がありました。
壁側にはコーヒーマシンやジュースのほか
トルコ風ピザもありましたよ。
写真はないのですがナッピングエリアがあります。眠らないように気を付けながら椅子で横になり、搭乗時間ギリギリまで休憩していました。
タイ国際航空 670便 バンコク⇨札幌
バンコク発23:45、新千歳着8:30の深夜のフライトです。時差が2時間あるのでフライトは6時間45分の予定です。
搭乗案内は予定より1時間近く遅れました。機内で待たされるよりはましです。TG670便には数回搭乗していますが、沖止めがデフォルトのようです。
大きなロールスロイスのエンジンを横目に見ながらタラップを昇ります。
機材はボーイング787-9。あとで調べたら登録記号がHS-TWBで、2017年10月から運航している機体です。
シートの配列は3-3-3の並びです。3席並びの席に1~2人が座っているという感じで、6割くらいの席が埋まっていたと思います。日本人の乗客は3割くらいでしょうか。外国人が多いのですが、新千歳到着後はトランジットではなく全員が入国していたと思います。乗り継ぐなら新千歳便を選ばないですもね。
5年半経過した機材ですが、シート周りはきれいでした。コロナでしたからあまり使われていなかったのでしょうね。
フットレストがあると何かと楽です。持参したスリッパにすぐさま履き替えて寝る体制をとりました。
シートベルトサインが消えてからすぐに軽食を配り始めました。その雰囲気で一瞬目が覚め、サンドイッチと水を受け取りましたが、食べたのは朝食の時です。
フライトは、台湾の東を抜け北上し、九州を通過して日本海にでたあと、苫小牧から新千歳空港に着陸するルートです。九州の上空で朝食が配膳されました。
離陸前から爆睡していて、ハッキリと目が覚めたのがこの時。およそ4時間寝たのでスッキリした状態で朝食をいただけました。
僕が食べたのはオムレツです。可もなく不可もないという味。
妻の海老焼きそばを少しもらいましたが、こっちの方が美味しいです。
1時間遅れで出発したのに、到着は予定よりちょっと早め。飛行時間は5時間でした。
おわりに
5月8日だったのが急遽前倒しになった日本の入国簡素化。私たちはその恩恵を受けましたが、まるで国内線で降り立ったかのような、不安になるくらい簡単に一般エリアに出てきました。
新千歳空港から海外に行くのは、高揚感がなくもの足りない気持ちになるのですが、帰りは降機後の歩く距離が短く、また、入国や税関の待ち時間がないと言っていいくらい短いので、本当に楽で有難いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。