こんにちは。かーる1世です。
京都・祇園に近い宮川町にある会席料理の店「宮川町 水簾(すいれん)」に夕食でお邪魔しました。以前食事をしてすっかりお気に入りとなったお店です。
アクセスなど
祇園四条駅から歩いて5分位、タクシーで行く場合、お店が面する通りである宮川筋に入れないようで、店裏の通りで降ろされると思います。勝手口の扉に手をかけないようご注意ください。
お店のようすなど
1階にカウンター、2階に(上がったことはありませんが)個室が3窒あります。コロナ禍の下で2回食事をしましたが、カウンターは10席から6席に減らして営業されているようです。(カウンターの写真は公式サイトより)
個室の造りもなかなか良い雰囲気らしいのですが、皿出しのタイミングや、料理人の動きを見たり、会話をしたりするのが食事の楽しみの一つでもあるので、やはりカウンター席が好きです。京都の方言でかまどやかまどのある場所を指す「おくどさん」が見えるのも楽しみでもあります。
宮川町水簾は京都の本店のほかに大阪・北新地と東京ミッドタウンの3店を出されています。東京のお店に行ったことがあるのですが、ガヤガヤした感がしました。京町家を活かした雰囲気が、料理の味わいにプラスに働いていることもあるのか、京都本店に叶わない気がします。
夜のコース
全8品+ドリンク1杯の一休レストランのコースで予約しました。
先付2品
甘鯛の雪中蒸し。寒い季節にほっとする料理からの始まりです。
琵琶湖和え(氷魚・湖海老・鯉子煎り煮・ほうれん草をおろしポン酢で)。
お椀
ぶり大根の酒粕仕立て。ぶりはもちろん出汁も美味しい。
お造り
お造り3種の名前はもはや憶えていませんが、刻んだ奈良漬けを巻いた刺身が美味で、お酒がすすみました。
日本酒
私たちは量は飲めないのですが酒好きです。始めのスパークリングワインのあと、お勧めの2本を出していただき味見をしました。味見なのにお猪口へけっこうな量を注いでくれます。選んだのは栃木の大那(だいな)というお酒。ラベルに超辛口純米酒と書かれている通り、辛口でスイスイと飲めるお酒でした。
八寸
蓋を開けると、そこには宝石が・・・。ペロッといけます。
小鍋
はまぐりとカリフラワー、金時人参。配膳されてしばらくしてもグツグツと熱々の状態です。カリフラワーの味が効いていいるのが、少し洋食寄り。お替わりが欲しい。
魚
鯛のみそ焼きと半熟卵、その上にはフキの天ぷらです。山菜の天ぷらの季節が始まると思うと、🍶がさらにすすんでしまいます。
食事
ご飯は北海道が誇る「ゆめぴりか」。目の前にある南部鉄羽釜で炊いたものです。赤だしとちりめん山椒・出汁巻き・香の物付き。帰りがけにこのご飯のおにぎりを握ってお土産にしてくれるのがちょっと嬉しい。
デザート
みかんゼリー・黒豆プリンなど。
おわりに
京都で京料理を出す店は星の数ほどあって、どのお店を選んだらよいのかとても迷います。場所や価格とクチコミを参考にしてお店を選ぶのですが、宮川町水簾は祇園近辺で私たちの夕食予算である、料理代で1万円程度に合致する贔屓のお店になりました。