こんにちは。かーる1世です。
紅葉が終わりかけの12月初旬、京都を観光しました。紅葉狩りにギリギリ駆け込みセーフといったタイミングです。いくつかのスポットに絞ってご紹介したいと思います。

朝の清水寺界隈
普段でも混雑する人気のスポット清水寺ですから、紅葉の週末は歩くのもままならない、とも聞いています。
早朝なら空いているだろう、と考え向かいましたが、思った以上に空いていました。
京阪三条駅のそばにあるホテルを6:30頃に出発して知恩院へ。ここから観光散歩スタートです。
すたすた歩けば清水寺まで24分なんですね。お参りしたり、写真を撮ったりしながらですからこんなに早くは着きません。
観光散歩ルート
知恩院➪丸山公園➪八坂神社➪八坂の塔➪二寧坂➪清水坂➪清水寺
知恩院
早朝なので中には入れません。国宝指定の大きな三門からスタートです。

丸山公園
三門の右手へ歩いていくと丸山公園。まだ鮮やかに色づいています。

八坂神社
ここから西へ下っていくと八坂神社です。誰もいない本殿でお参りをして、南楼門を抜け南に進みます。

八坂の塔
南楼門の先、下河原通を歩いていくと徐々に雰囲気のある街並みになっていきます。遠くに八坂の塔が見えてきました。

八坂の塔は聖徳太子が建立したと伝承されているそうです。真偽は別としてこの五重塔は東山地区のランドマークですね。

二寧坂(二年坂)
二寧坂を登り振り返る、家並みが美しいですね。紅葉もまだ真っ赤です。

三年坂を迂回して土産店が連なる清水坂を登ると、目的地の清水寺・仁王門に到着です。

清水寺
まだ人もまばらな7:30頃、さっそく清水の舞台へ。まだ紅葉を楽しむことができました。



知恩院から清水寺まで、およそ90分の観光散歩でした。
きぬかけの路 三寺院
龍安寺から歩いてめぐる三寺院の観光散歩です。きぬかけの路の寺院と言えば、金閣寺・龍安寺・仁和寺の3つの世界遺産となるのでしょうが、金閣寺から巡ると足が持ちそうもなく、代わり等持院を入れた散歩にしました。
龍安寺
細川家の菩提寺である龍安寺です。石庭が有名ですが、エリザベス女王の訪問で世界的に知られるようになったそうです。

池を中心にした回遊式庭園、なかなか広いです。紅葉の見ごろはこの日くらいまででしょうか。

地面に落ちた紅葉が鮮やかでした。

等持院
足利尊氏が創建した足利将軍家の菩提所です。実は「観光客が少な目で落ち着いた寺院」という話を聞いていたので、このお寺へ行くことを中心に大師散歩コースを考えました。お堂に上がるとこちら達磨大師がお出迎え。

歴代足利将軍の木像なんかもありますが、手入れが行き届いたこじんまりとした庭園の規模感が良いです。書院に座って抹茶(有料です)を飲みながら庭を眺められます。

仁和寺
等持院から仁和寺まで少し距離があります。普通の住宅街を歩いてしまいましたが、少し遠回りでも龍安寺前の「きぬかけの路」を歩いたほうが風情があったのかもしれません。
仁和寺、思っていた以上に広かったです。

紅葉も良いですが、桜の木もたくさん植えられていて春もにぎわいそう。

今年の10月に藤井聡太さんの対局が仁和寺で行われたんですね。

哲学の道 界隈
京都大学の哲学者が思索しながら散歩していたことから名づけられた、小川沿いの道です。銀閣寺から永観堂辺りまでの道なりに寺社が点在しています。
銀閣寺から永観堂そしてその先にある南禅寺まで観光散歩をしてみました。

哲学の道
小川沿いの小径は、紅葉や桜の時期に散歩するのにぴったりですが、緑だけの季節でも気持ちが良いと思います。

カフェも点在しているのですが、今回は立ち寄りなしで目的地へ向かいます。

永観堂
「京都の秋は永観堂」のキャッチコピー。その通り、秋に見逃せないお寺です。

実はライトアップされた紅葉を観るため夜に行ってみたのですが、あまりの行列に退散しました。改めて翌日の朝、拝観時間をめがけて訪問しました。

今年の特別拝観は12月5日まででしたが、まだもう少し楽しめそうな色付き方でした。


南禅寺
永観堂からちょっと足を伸ばすと南禅寺です。石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」と発する舞台が南禅寺の三門だそうです。巨大です。

立地が永観堂とほぼ同じなのですが、こちらの紅葉は散りかけでした。

南禅寺は昨年も訪問しているので今回は行きませんでしたが、琵琶湖の水を引くために造られた水道橋「水路閣」も見どころスポットですね(写真は2020年10月)。

あとがき
散歩コースを作って紅葉スポットの寺院を巡ってみました。京都は歩きがいのある街ですよね。季節や昼夜で趣のある街の表情が変わるので、ついつい歩きすぎてしまいます。

そして京料理。紅葉などの観光の季節は人気の料理屋も早めに予約を入れておいた方が良いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。