北海道の函館に近い大沼公園にある「エプイ」に宿泊しましたので、レポートしたいと思います。北海道ふっこう割、2万円クーポンの利用です。
大沼公園のロケーション
大沼公園は道南に位置し、国定公園に指定されている場所で、温泉地でもあります。函館から車で30分、北海道新幹線の新函館北斗駅から車で20分の位置にあります。
札幌からは高速を利用して3時間半ほどなので、気軽に日帰りで行ける場所ではありません。
札幌からのみちのり
私たちは札幌から大沼公園までの高速で三分の二にあたる、長万部で高速を降り軽い昼食にしました。
寄った場所は、駅弁のかにめしで有名な「かなや」さんで、まさに駅弁を買って昼食をとってから、国道を使ってエプイ (EPUY)へ向かいました。
長万部駅そばの駅弁「かにめし」直売所
直売所の隣に電車を模したスペースがあったので、ここで駅弁を食べました。
大沼公園
道南方面へ車を走らせると、存在感のある活火山、駒ヶ岳が見えてきます。この山の火山活動によってできたのが大沼と小沼、じゅんさい沼です。
正式には大沼国定公園と呼ぶようです。
この辺りは江戸時代から交通の要衝であり、旅館の開業とともに観光目的で訪れる人が多くなったようです。
明治天皇も行幸の途中で休憩されるなど、道南の景勝地として知名度があがり、鉄道駅の開業によって観光地として発展していきました。
大沼の外周はサイクリングコースが整備されており、1週14km、景勝地を立ち寄りながら、およそ70分でまわれるとのこと。
もちろん冬は雪のため、サイクリングはできませんが、凍った湖面でスノーモービルなどの乗り物やワカサギ釣りができるようで、四季を通じて楽しめるスポットです。
もちろん、温泉も湧いています。
凍っていない場所には、白鳥やカモ達が泳いでいました。
鶴雅リゾート エプイ
「エプイ」はアイヌ語で「樹々の花や実」の意味だそうです。
もともとJR北海道が「クロフォード・イン大沼」という名前で運営していた施設を、鶴雅グループが買い取って改装し、北海道新幹線の開業に合わせてリニューアルオープンした施設です。
車以外のアクセスも便利で、JRだと大沼公園駅から徒歩3分、新幹線の新函館北斗駅 からの無料送迎(要予約、20分くらい)。
函館空港からはシャトルバスがホテル近くまで出ており、バス停まで送迎バスを出してくれるそうです。
建物は大きく2つに分かれています。
1つはレセプションやバーラウンジが入るメイン棟とその左右につながる宿泊棟。
もう一つはレストランとベーカリ-ショップが入る建物です。
2つの建物を行き来するには、いったん外に出なければならないので、冬期間は若干不便ですが、気分が変わって良いかもしれません。
こちらのバーは20:00~24:00までの営業時間なのですが、営業開始までセルフで飲み物を飲むことができます。
無料ドリンクには白・赤ワイン、ビールも含まれます。
今回の旅行は、ゆったり息抜きのためのものであり、ホテル内でくつろぐ以外の予定はないので、チェックイン時間である15:00をめがけてホテルに向かいました。
しっかりと温泉や飲み物を楽しませて頂きました。
続きは「その2」で記事にしたいと思います。