こんにちは。かーる1世です。
リッツカールトン・バンコク宿泊レポートを3回に分けて記事にしています。3回目の今回は【ダイニング編】です。
朝食、ランチ、バーのレポートです。

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2025年8月の宿泊です。(記載した情報は宿泊時のものなので、利用の際は公式サイトでご確認ください)
1回目の【ホテルの概要編】はこちらから。
2回目の【客室編】はこちらから。
目 次
ホテル内のレストラン&バー
本格的なレストランは、朝食会場にもなる「Lily's」、ディナータイムに営業するフレンチレストラン「Duet By David Toutain」の2か所です。そのほか、ラウンジバーの「CALEŌ」、プールサイドバーの2か所でも軽食が取れます。
Hoteluxを通じて宿泊予約をした際の特典として、100USD=約15,000円のバウチャーが付いていました。このバウチャーは、ホテル内のレストランとSPAで利用ができます。
バウチャーは紙のチケットが発行されるのではなく、部屋付けにした利用額がチェックアウト時の清算で自動的に150USD分差し引かれる仕組みです。
ダイニングの詳細はリンクからご確認ください。www.ritzcarlton.com
Lily's
Design
メインダイニングとなるレストランです。コの字型スペースを4つのエリアに分けていました。それぞれが違ったデザインでコーディネートされており、雰囲気の違いを楽しめます。
こちらはドリンクカウンターがあるエリア。主にカフェとして利用するような明るいエリアです。朝食時には積極的に案内はしていないエリアでした。
続いてこちらはレストランの中央にある、一番広いダイニングエリアです。ウッディな装飾で、テーブルの配置がゆったりとしています。
分散して配置されているブッフェ台の中央にあたり、料理を取りに行きやすい場所です。お客の案内はこのエリアから行っていました。
こちらはグレーを基調にしたインテリアでライトな雰囲気。大きめのオープンキッチンがあります。入口の扉で完全に仕切れる構造なので、パーティーに対応できそうなエリアです。
さらに奥のほうには円卓の部屋がありました。数人の貸し切りに対応できそうな個室です。
Breakfast
Hoteluxを通じて予約した特典は朝食付。3泊したので3回食べています。会場となるLily'sの入口は2か所あり、朝食時だけ客室用エレベーター側の入口にスタッフがいました。
テーブルの上にはオーダーできるメニューブックがあります。
卵料理、タイフードそしてスイート・テンプテーション (誘惑系😲)。制限はないので気になる料理を好きなだけ注文できます。
コーヒーやティーそしてジュース類。
ローカル・タイ・シグネチャーから2つご紹介。良い食材を使っていると思います。
River Prawn Pad Thai。おしゃれなパッタイです。淡水でこんなに大きな海老がいるんですね。海のものとはまったく違ってモッサリとした食感でした。薄焼き卵に包まれたパッタイはピリ辛でした。
Khao Soi Crab Curry。カオソイはココナッツミルクを加えたカレースープの麺料理。麺は揚げた卵太麺でした。揚げた甲羅ごと食べられるカニ半身とイクラが麺の上に乗っています。蟹の味は強くはないです、朝から贅沢な料理です。
これはオーダーしたスモークサーモン。調べなきゃ分からないサワードウというパンの上にサーモンが乗っています。
こちらがタイフードのライブキッチン。
このキッチンにはオーダー料理2種類のほか、ブッフェ料理が並んでいました。サテーも焼いています。

どれも見栄えの良い盛り付けをしてくれますね。他のライブキッチンでもそうでしたが、オーダーした料理はスタッフが、僕を探して持ってきてくれました。空いていたからかな?混雑時はどうなるのか不明です。
ここからブッフェコーナー。ジュース各種と丸ごとフルーツ。
フルーツいろいろありますね。シャルキュトリーも充実しています。
カットフルーツもありますが、マンゴーはありませんでした。8月は旬の時期が過ぎているのでしょうね。
パンの種類は多いほうでしょうか?プレスされてぺったんこになったクロワッサンも並んでいたのですが、そんな出しかたもあるんですね。
生野菜各種のほか、オリジナルのミックスサラダもあります。
アラビア料理もあります。興味があったのでメモりました。写左上から時計回りに、①ファトゥーシュ、②ピタパン、③ハルミチーズ、④フムス。ピタパンにあとの3種を挟むんですね。
満足度がかなり高い朝食です。正式な朝食料金がいくらか分からないので、マリオットの公式サイトで計算してみました。素泊まりと朝食付きの差額が7,500円くらいです。1部屋に2名分の朝食が付いているので、一人当たり3,800円くらいですね。この朝食なら3,800円の価値が十分あると思います。
Lunch
レストランの正式な入口は、グランドフロア側のエレベーターを降りたところにあります。
ランチのメニューブックです。ワインはグラスで500THB程度、ボトルで3,000THBくらいでした。私たちは750mlのペリエ (320THB)を飲んでいます。
料理のメニューは4ページでした。朝食はお得な価格で食べられますが、通常は高価格帯のレストランです。
こちらのページには、一人用のランチプレートが掲載されています。
料理を注文後、ポンデリングみたいな形のパンが出てきました。オレンジがかったバターはトムヤムクンバターと言われたのですが、トムヤムクンならではの、酸味・辛み・海老風味はほんの少し感じる程度でした。
Andaman Prawns Ceviche (アンダマン海の海老のセビーチェ)。ケールのピューレが添えられています。
盛り付けは美しいですが、海老そのものに味はほぼなく、甘えびの方が美味しいかも。海老の先に乗ったピンク色のものは、森のキャビアと言われるライムキャビアです。ちょっぴい酸味があります。
Pork Cheek Massaman (豚ほほ肉のマッサマン)。テーブル上のさらにマッサマンカレーをかけて仕上げてくれました。
仕上がりがこちら。スプーンでほぐれるとはいきませんが、柔らかい豚ほほ肉の上にトリュフがかけられています。
カレーはさほど辛くはなく、ほんのり香るホムマリライス(ジャスミンライス)との相性も良いです。
和牛ビーフバーガー。厚いパティですが肉々しいと言うほどではないです。ビーフ100%でモッサリしたハンバーグという感じでした。
サイドにフライドポテトを選びました。ポテトは熱々なのでチーズがだんだん溶けていきます。ポテトの代わりにグリーンサラダなどの野菜も選べます。
タイで過去一に高価なマッサマンカレーを食べました。ホテル内で利用できるバウチャーをもらっていなければ、たぶん口にしなかった上品なマッサマンです。
3品とスパークリングウォーター1本で、バウチャー150USDの3分の2以上が消えました😲
バー CALEÔ
ロビーと同じLフロアにあるCALEŌ、昼間は軽食を提供していますが、夜は明かりを落とした雰囲気あるバーラウンジです。短パンで来てしまった😢
店内の中央に大きな楕円形のバーカウンター、
窓側に数組のテーブルがあり、コーナーのテーブル席に案内してもらいました。
カクテルとそのメニューブック、ともに凝っています。ページを開くと The Pegu Glub。1871年にヤンゴンに作られた英国将校の隠れ家‥などの説明文とともに、オリジナルカクテルメニューが載っています。
ページをめくっていくと、ニューヨークのタキシードクラブ、バミューダの‥、カサブランカ、ニースと言う調子で、世界の社交場の写真とともにその土地にちなんだカクテルが載っていました。
メニューを見てるだけで楽しい!なので選ぶには時間がかかります。それを見越してのことか、お通しとウェルカムドリンクが出されました。日本酒ベースのカクテルでアルコール度高めです。
飲んだカクテルは1杯ずつ。左のカクテルはホワイトラムがベースの Cuban Conecttion。パイナップルの他ハチミツが入っているので飲みやすい。右はバーボンベースの Coral Reef。名前の通りホワイトチョコで作ったサンゴが浮かんでいます。
楽しい仕掛けは会計時にもありました。伝票と一緒に大きなトレーが運ばれてきました。トレーにはメニューブックにあった図柄のカード、6種類あります。
これ、ポストカードでした。1枚選んでメッセージを書きスタッフへ。
ホテル側ではある程度まとめて投函しているようで、8月28日付けのスタンプが印字されたカードが自宅に届きました。スタンプには象の図柄が印刷されています♪
おわりに
もう1軒のレストラン Duet By David Toutain は、6階フロアからビルの外に出た屋上部分にあります。独立した建物にレストランが入っており、その屋根部分がホテルのプールです。
17:30~22:00のディナータイムだけ営業する高級フレンチレストランで、入店はしていません。
リッツカールトンバンコクの宿泊レポートを3回に分けてお届けしました。開業して8か月足らずの宿泊だったので、設備が新しいのはもちろんですが、けっして華美すぎないモダンなインテリアが、品の良さを感じさせるホテルでした。
スタッフのホスピタリティも高く、私たちの短い夏休みを快適に過ごさせていただきました。また宿泊する機会に恵まれるなら、クラブラウンジにアクセスできる部屋を予約してみたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。