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【スプリング・ジャパン】新千歳から成田 初搭乗レビュー

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こんにちは。かーる1世です。

LCCのスプリング・ジャパンのフライトに初めて搭乗しましたので、レポートしたいと思います。

 

目 次

スプリング・ジャパンとは

スプリング・ジャパンは、中国の格安航空会社 (LCC) の春秋航空が設立の母体となって、2014年から日本国内で運航を始めた航空会社です。

その後、成田空港と中国国内を結ぶ路線の運航を始めましたが、債務超過に陥り、2021年にJALが春秋航空以外の出資者から過半数の株式を追加で取得して、JALの連結子会社になっています。同年には商号を春秋航空日本からスプリング・ジャパンに変更しました。

使用機材はボーイング737-800で、日本国内で普通に見る機材です。(写真は公式サイトより)

機内は足元の広さに応じて3タイプに分けられていますが、シートの形状はどの座席も同じです。(写真は公式サイトより)

 

予約について

JALの公式サイトで新千歳-成田を検索すると、ジェットスターかスプリング・ジャパンのサイトへ誘導されました。スプリング・ジャパンのサイトに遷移した後の予約システムは、現在のところ中国春秋航空と共通のものが使用されています。

搭乗した6月はJALのマイルがもらえるキャンペーンをやっていました。スプリング・ジャパン国内線のフライトに、1搭乗するごとJALマイルがもらえるというもの。対象となるのは国内線全路線です。対象運賃やマイル数などの詳細は、リンクを貼りましたのでご確認ください。

キャンペーン期間は6月末まで、搭乗後の登録は7月5日までです。キャンペ-ン後にリンクは消えると思いますのでご了承ください。www.jal.co.jp

運賃は3タイプあります。

一番高いスプリングプラスを選ぶと、30キロまで無料で荷物を預けられるほか、無料で1回のみ座席指定ができます。足元の広い席も選べますね。他の2つの運賃でも座席指定料を払えば、足元の広い席を指定できます。

機内持ち込み手荷物は7kgまでですが、PCやタブレットは重さ制限7kgに含まれないのは良いですね。

私は一番安いラッキースプリング運賃を選び、座席指定もせずに予約してみました。

予約・支払い後に気づいたのですが、国内航空傷害保険に加入していたようです😲。保険加入がデフォルトになっていたようで、不要な方は画面をよく見て予約することをお勧めします。

チェックイン

新千歳空港のチェックインカウンターはJAL側の一番端の方です。

建物が半円形になっているので、かなり先まで歩かないとスプリング・ジャパンのカウンターが見えてきません。歩きながら本当にこっちで合っているのか不安になりだしたときに見えてきました。

チェックイン機の手前で機内に持ち込む荷物の計量があります。規定内の重さに収まっていればシールを貼ってくれます。

その後、機械でセルフチェックイン。搭乗券が薄い紙に印刷されて出てきました。

どんな座席になるのか楽しみにしていましたが、11Aでした。お金を払って座席指定してもこの座席を選んでいたと思う好みの席です😄

フライト全般

搭乗口は202番でグランドフロアにあります。地上、つまり沖止めですね。僕が搭乗する1つ前の成田行きはブリッジから搭乗していたので、出発便によって違うようです。

グランドフロアにある待合室は新しいだけでなく、通常の出発フロアとは隔絶されているので静かで居心地が良いです。

空港の端にある搭乗機までバスを使って移動、合計3台分の乗客でした。

乗り込みます。

機内のようす

シートピッチは狭く、普通に座って膝が前の座席ギリギリです。

座席は横3-3の並びです。乗客は3人掛けに2人座っているくらいで、6~7割の搭乗率といったところ。僕の席も隣が空席だったのですが、もし人がいたら窮屈に感じたと思います。

ドアクローズ後の機内アナウンスは、日本語-中国語ー英語の順でした。CAさんの生アナウンスは日本語と英語だけなのですが、中国語のアナウンスシーンは録音したものが流れます。ちなみに、乗務員全員の名前をアナウンスしていたのですが、これは初めての体験です。全員、日本人の名前でした。

ほぼ定刻通りのフライトで特に変わったことはないのですが、機内販売が千葉県の名物にこだわっていて、銚子電鉄のぬれ煎餅や(写真は銚子電鉄のサイトから)

成田山の薄皮饅頭、袖ケ浦のお茶など、アナウンスでいくつか紹介していました。座席にリーフレットなどがあれば売れると思うのですが、アナウンスだけだと聞き流してしまいそう。僕の周囲では買っている人はいませんでした。

ほぼ定刻に成田空港に着陸です。

第3ターミナルまでタキシング。時間がかかりました。

ターミナルビルの間近に駐機しましたが、ボーディング・ブリッジではなくタラップで地上へ降ります。地上には雨風を避けられる通路があり、そこを歩いてビルの中へ。

建物に入ったものの、ターミナルまではかなり歩きました。

成田空港

第3ターミナル

久しぶりに来た第3ターミナル。お昼時だったので2階の出発ロビーにあるフードコートで食事をとりました。平日なのですがにぎわっています。

ずいぶん前に来たときは、こんなにお店はなかったはず。いつのまにか飲食店が充実していました。

カードラウンジ

昼食後はカードラウンジを利用するため第2ターミナルへ移動。第3と第2の間は歩いても苦にならない距離です。

第2ターミナルも久しぶりです。成田アニメデッキなんていうショップもあるんですね。いい場所にあるとは言えないのですが、そこそこのお客さんが入っていました。

4階北側にあるクレジットカード会社ラウンジの、IASSエグゼクティブラウンジです。出国手続き前のエリアにあり、提携カード会社の所定のカードと当日の出発か到着の搭乗券があれば無料で利用できます。

僕が利用したように、国内線の利用者でもOKです。ソフトドリンクが無料、ビールも一人一缶無料です。プライオリティパスは別ルールでビールのお替わりができるようでした。受付カウンターでご確認ください。

フライトのまとめ

国内線の機内で中国語のアナウンスを聞くとは思ってもおらず軽く驚きました😅

シートピッチが狭く、満席だったらキツイかなと思いますが、90分程度のフライトですからね。文庫本を読んでいたらあっという間に成田でした。機材は内装が新しくて革張りのシートなど座席周りは清潔。機会があったらまた搭乗しても良いと思えるフライトでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。