こんにちは。かーる1世です。
新千歳空港から香港国際空港の区間を、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスに搭乗しましたので、ご紹介したいと思います。
香港行きのチケットを取ったのは7月のことで、キャセイパシフィック航空の日本就航60年を記念したキャンペーンのお得なチケットでした。
時節がら出発日の2日前まで、香港宿泊をやめてマカオに変更しようかと迷っていたのですが、 デモの情報を収集することと、観光場所や時間帯、そして交通手段を絞れば大丈夫と考え、香港旅行に臨みました。
機材は、B777-300ER。便名は往路CX581です。
2019年11月の利用です。
新千歳空港チェックイン
チェックインカウンターは、出発の3時間前にオープンしましたが、その30分くらい前から多くの乗客が並んでいました。しかし、日本人はかなり少ない印象です。
エコノミークラスの列では、自動チェクイン機を利用していない乗客を機械の方へ強制的に移動させていたように見えました。
チェックイン後は保安検査場へ。
新千歳空港の手荷物検査場も、複数の手荷物を同時に検査できる「スマートレーン」が導入されたので、手際よく荷物をレーンに乗せた人からどんどん先に進めるので時短になりました。
出国審査も11月14日から顔認証の自動ゲートが導入され、こちらもあっという間に通過です。
法務省のサイトより
保安検査後はロイヤルラウンジへ直行しました。
キャセイパシフィック航空CX581便の概要
定刻は、新千歳16:00発、香港に20:55到着となっており、時差がマイナス1時間なので、フライトは5時間55分の予定です。
この日のフライトは5時間程度ですが、いつもこの程度の飛行時間みたいです。
機材はボーイング777-300ER。
ビジネスとプレエコ、エコノミーの3クラスで、ビジネスクラスの座席は横1-2-1、プレエコは2-4-2、エコノミークラスは3-4-3の配列です。
ビジネスクラスの座席はヘリンボーン型でした。
座席まわり
予約した座席は11Kで、ファーストクラスがない機材なので先頭の座席です。だからといって他の席より広いわけではありません。
シートに座ると視界はこんな感じで、前を見ている限り個室感があります。
足元はフルフラットにしてやっとオットマンに足が届く距離。寝返りをうっても足の居場所に困らない程度の広さもありました。
サイドテーブルは大きめで使い勝手が良い。
大きなテーブルは、このサイドテーブルの下から引き出します。
収納スペースは2か所あり、座席横にある扉付きのボックスは、あらかじめヘッドフォンがセットされていました。狭いスペースですが転がりそうな小物を入れておくのに便利。
足元の横にある収納スペースはノートPCを入れるのにちょうど良い大きさ。しかし、私は言われなかったのですが、妻は離発着の時に上に収納するよう往復とも指示されていました。
妻のPCが少しだけ大きいからなのか?不明です。
コントローラーは座席の横にまとめて設置されていました。シートの操作ボタンはシンプルでわかりやすい。
アメニティは一切ありませんでした。お願いしたら出てくるのかもしれませんが、スリッパもありません。
それどころかブランケットも座席にはなく、リクエストして出してもらいました。
モニターのサイズは分かりませんが十分な大きさです。
食事と飲み物
ウェルカムドリンクは、トレーにのった3種類の中からシャンパンをいただきました。食事のメニューカードはその時に配られたと思います。
スターターは、そば、サラダ、シーフードとアスパラのマヨネーズがけの3皿。
メインはハンバーグ、鶏むね肉のフライ、白身魚の3つの中から選択です。
ドリンクは各種ソフトドリンクとコーヒー、お茶。
ワインは、シャンパン1、白2、赤2、デザートワイン1。
離陸して30分たたないうちに食前酒とナッツ&おかきが配られました。
その後、テーブルクロスをかけ、スターターの3種類がプレートに乗せられて配膳。飲み物は白ワインにチェンジです。
パンは3種類あったと思います。
一通り食べ終えると、メインの3種類がワゴンに乗せられて登場。点心を選ぶかのようです。
白身魚を選びましたが、Halibut=何の魚かわからず。あとで調べたら「おひょう」のようです。美味しかったです。
チーズは全種類を選択。アイスクリームもいただいて就寝です。
おわりに
CAさんのサービスの印象は、あっさりサバサバ。キャセイのスタイルはこんな感じなんだろうと思っていましたが、復路は日系航空会社寄りの感じでした。
マネージャーが日本人だったからかも知れませんが。
入国審査場へ進む通路にはクリスマスの飾り付けがされていましたが、日本のメディアでインプットされた香港の状況から何となく寂しさを感じます。
通路を抜け電車に乗って移動。混雑するらしい入国審査が空いるのも想定内、というのが少し悲しい。