かーる1世です。
シンガポール航空のビジネスクラスに搭乗しましたので、ご紹介したいと思います。
区間は成田空港からシンガポール・チャンギ空港で、SQ11便。
機材は、ボーイング777-300ER(Extended Range)でファースト、ビジネス、プレエコ、エコノミーの4クラス制。2019年2月搭乗です。
シンガポール航空のビジネスクラス搭乗は初めてであり、テンションがあがります。
SQ11便
定刻は、成田空港20:55発→チャンギ空港3:35着予定ですが、30分ほど遅れて出発。しかし、チャンギ空港には定刻より30分ほど早く到着しました。
座席まわり
夫婦で指定した座席は窓側の縦並びで、12Kと14Kでした。ファーストクラスが前方に4席、その後ろのブロックのエリアです。
ビジネスクラスの座席は1-2-1です。縦並びに取るとお互いの様子がまったく分からないのですが、二人とも窓側に座りたいということで、縦並びの座席を取ることになりました。
窓側といっても、ひじかけや物入れなどがあって、窓に張り付いて外の景色を見ることはできませんでしたので、カップルで取るなら真ん中の2席並びのほうが良かったかもしれません。
座席周りの機能ですが、物入れのスペースは十分にあり、電源の確保も全く問題ありません。
アメニティはポーチで配られるのではなく、あらかじめスリッパやアイマスク、ソックスが座席に用意されており、歯ブラシなどはトイレに配置されていました。
ポーチでもらえるのは嬉しい反面、荷物としてかさばったり、頻繁に利用する人には溜まっていったりで、邪魔になることも多く、この方が合理的で良いのかもしれません。
ちなみに先月搭乗したシンガポール航空のプレミアムエコノミークラスでは、簡易的なものが入ったアメニティーポーチが配られました。
ふにゃふにゃのポーチなのですが、これが小物を入れるのに案外役に立っています。なんせバックの中でかさばらないのがありがたいです。
モニターは十分に大画面で、ノイズリダクションのヘッドフォンもまあまあでした。
前後の座席の間隔は想像していたより狭く、足をまっすぐ上げると前のボードに当たってしまいます。
伸ばした足は右側のスキマに入れることになるのですが、ちょっと窮屈な感じです。それでも十分な広さではありますが。
シートのコントローラーです。
いろいろ試してみたのですが、このコントローラーではフルフラットになりません。
そういえば、毛布もないぞ、と思ったら背もたれとシートパネルのスキマに毛布と枕を発見。
食後にごそごそいじっていたらCAさんが「ベッドにしますか?」とやってきてフルフラットのベッドにしてくれました。
背もたれを前に倒すんですね。気がつきませんでした。いずれにしてもベッドメイキングはCAさんにお任せすべきですが。
ミール
離陸後は気流の影響で揺れが大きく、ミールサービスも通常よりは遅れたようです。私は事前にWEBサイトからメインの「牛フィレ肉」を予約していたのですが、メニューブックで確認するとメインには「ハタのフライ」と「鶏肉のカシューナッツ炒め」の3種類が用意されているようです。
まずカナッペとして「チキンとビーフのサテー」。ピリ辛ピーナッツソースは辛すぎず、サテーにピッタリで美味しく頂きました。
前菜は「エビのマリネ他」。
エビがプリップリでこちらも美味しくペロッといただきました。
さて、メインは「牛フィレ肉のブラウンオニオンソース」。
お肉が少ーーしパサつき気味か。とは言ってもきれいに平らげましたが。
事前のWEB予約サービスは、「あれを食べたかったのにー」という、座席位置による品切れの心配、というか失敗感がないので、ありがたいものだと思います。
デザートはチョコアイスです。このあとチーズとフルーツのサービスもあるのですが、パスして就寝させていただきました。
妻が事前に予約していたミールは「花恋暦(はなこいれき)」。
松花堂弁当のようなかたちで、2つに分かれており、1つ目がこちら。
そして、2つ目が・・・。
なんと、1つ目を含めて、全く手を付けず、配られた直後から爆睡してしまったそうです。
なので、2つ目の写真もなし。
言ってくれれば、いや、前の座席の様子が分かれば気がついたはずで、私が食べたのですが・・・。
残念ながら味が分からず仕舞いです。
座席、やっぱり横並びにしておくべきでした。
最後に
夜行便の搭乗ということで、飛んでいる間はできるだけ長く寝ていたいものです。その意味では、搭乗前のラウンジでしっかり食べて、乗ったら到着まで寝ている、というのが理想かもしれません。
その意味では、ビジネスクラスのフルフラットはとてもありがたく、今までの経験の中で一番深い眠りにつけた飛行でした。
でも、飛行機好きとしては、せっかくのビジネスクラスの搭乗を楽しみたい、という気持ちもあります。
6時間程度の飛行ではなく、もっと長い区間を飛ぶシンガポール航空に乗りたい、という気にさせられる搭乗でした。