こんにちは。かーる1世です。
短距離のフライトですが、バンコク✈シンガポール✈クアラルンプールの区間を、合計で4レグ搭乗をしました。航空会社は、シンガポール航空とタイ国際航空の2社で座席はビジネスクラスです。機材は4レグともエアバス A350-900でした。
目 次
バンコク/スワンナプーム国際空港
PCR検査
スワンナプーム国際空港には少し早めに行き、PCR検査を受けました(もう日本帰国時には基本的に不要ですが)。ターミナルビル1階の外にある検査所で、11時までに検査を受ければ当日中に結果をメールで送ってくれるというものです(2022年8月情報です。この検査場がいつまで設置されているかは不明なので、事前にご確認ください)。
検査を受けた当日の21時過ぎに結果が送られてきました。日本行きフライトのチェックインはまだ先の日なのですが、ぎりぎり72時間以内に収まるのでここで検査を受けたのです。ワクチンの接種をされていない方にはまだ陰性証明の必要があるので、ご参考まで。(日本政府が求める様式の検査証明証が、写真のペーパーと一緒に送られてきます)
チェックイン
シンガポール航空のフライトです。チェックインカウンターは時間帯が良かったのかどこも空いていました。
ファスト・トラックを使い、
あっという間に出国です。
ラウンジ天国ともいえるほどラウンジ数の多いスワンナプーム空港ですが、シンガポール航空(←改装中です)を含めクローズしているラウンジが結構ありました。チェックイン時にタイ航空のロイヤル・オーキッド・ラウンジのインビテーションを受け取っています。
改装してたんですね。以前と比べ明るいデザインになったと思います。
通常のブッフェコーナーの他、ラウンジ奥にはハラルのブッフェ台がありました。
搭乗便の食事がどんな感じか分からないので、食べものは少しだけにしました。ワンタンスープ美味いです。というかラウンジ飯は美味く感じます😃
コーヒーは手間をかけて作ってくれました。
バンコク✈シンガポール
シンガポール航空707便でバンコクからシンガポールまで、およそ2時間のフライトです。
ブログのタイトルにした4レグは、今日一日で乗るわけではありません。ただ、機材は偶然にもすべてA350-900です。
機内に入った途端、ニヤニヤが止まらない新しい内装(それとも長距離路線用なのかな?)の機材でした。近距離なのに贅沢な座席です。
ビジネスクラスシートの横並びは1-2-1の配列、後ろから見るとこんな感じです。私たちは窓側の2席、縦並びを選んでいます。
ご覧の通り、真ん中2席でも隣との境界はしっかり仕切りがあります。他人と隣り合わせでも気にならない造りですね。
横を見るとこんな感じ。
背もたれの両サイドには小物入れやライトが大きく張り出しています。そのため視線がブロックされて隔離感があります。
シートは電動で調整です。フルフラットまで平らになるのか試してはいません。
背もたれを倒すと座面が前に出てきます。ひじ掛けの下に手荷物を置けば、邪魔にならずにシートの調節ができます。電動の力は強いのでうっかり靴やバッグを挟んだら潰れます。
前面にはモニターのほか小物入れとミラー、グラス置きなどがあります。
モニターはタッチスクリーンではなく、リモコンでしか操作できませんでした。
ヘッドフォンはノイズキャンセル付き、キャンセルの効きが強いです。
背もたれの横にはコンセント系。離陸・着陸時には使っていないことを確認するため、扉を開けておくように言われました。
ひじ掛けに小物入れとテーブルが収納されていました。テーブルは上から押すと飛び出します。
一席で窓2個分の長さを占めます。シートの大きさゆえ窓が1つ隠れます。あらかじめ窓のシャッターが一つおきに閉められていました。
足はこのスキマに入れます。お見苦しい足で失礼しました。
2時間のフライトなのにメニューブックが配られました。軽い昼食らしいのですがメインは3つの選択肢があります。
私はシーフードのクェイティオ。タリアッテレみたいな麺料理ですが、味付けは東南アジアです。
妻はナシレマを食べていたようです。
ライト・ランチと言ってもボリュームたっぷりでした。ドリンクには赤・白のワインだけでなくシャンパンもありましたよ。
食後はTWGの紅茶をいただきました。
2時間の飛行はあっという間、降りたくなくなる贅沢なフライトでした。ビジネスクラスだけで42席ある機材でしかも満席。CAさんは忙しいはずですが、サービスの際は必ず〇〇様と名前を呼んでいました。SQって前からそうだったかな?フレンドリーで感じも良く好印象です。
シンガポール✈クアラルンプール
シンガポール航空122便のフライトです。SINを16:40に発ちKULには17:40に到着する1時間のフライト。
ビジネスクラスの配置は横列1-2-1、縦列はギザギザに並んでいくスタッガードシートです。SQ公式サイトでは中距離路線用としてシートマップが掲載されている機材です。
世代が1つ古いと思うのですが、それでも十分ゴージャスなシートです。
前方はこのような形状。
背もたれの横には目隠しと読書灯。
反対側にはミニテーブルと小物入れ。扉を開けるとコンセント系があります。
引き出し式のミラーも収納されていました。
ひじ掛けの側面にモニターのコントローラーとシートなどを調節するスイッチがあります。スイッチは発光していますが、しばらく触らないでいるとランプが消える仕組みでした。
テーブルはモニターの下から引っ張り出して広げる方式。
羽田と伊丹間みたいなフライト時間ですが、食事が提供されました。見た目と違ってしっとりとした口当たりのサンドイッチで、美味しかったです。
余談ですが、シンガポール航空ビジネスクラスのトイレには、PENHALIGON'S QUERCUS(ペンハリガン/クァーカス) のトワレやミストが置かれていました。簡易的なボトルに入れられているのでそうは見えないですが、割と高価な商品です。トイレから出てくる人が通路を通ると、かなりの確率でこの香りがしました。
クアラルンプールの空港 (KLIA)での入国手続きはもともと時間がかかる関所でしたが、コロナ禍の現在、日本人の入国手続きはコロナ前とほぼ同じでも、そうじゃない国もあります。入国審査場は目を疑うような行列ができていました(この場所、写真を撮れないのが残念)。行列は時間帯にもよるのでしょうし、この状況がそのうち解消されるとは思いますが。
ビジネスクラスでやってきた人は搭乗券を見せるとファストトラックを使えます。アリガタイ。
クアラルンプール空港 (KLIA)
空港がダウンタウンから遠く、車は高速で1時間以上かかるのがKLIAの痛いところ。Grab (グラブ)を使って空港へ向かいましたが、道路が空いていたおかげで45分ほどで到着しました。グラブの料金は日本円で2500円ほどです。二人で乗ったら電車賃より安いです。
シンガポール航空のチェックインカウンター、エコノミークラスは長蛇の列でぱっと見た感じ欧米系の旅行客が多かったです。
ビジネスクラスのカウンターは待ち時間なしでした。エコノミーに搭乗でもスターアライアンスのゴールドを持っていれば同じカウンターを使えるのですから、その威力は大きいですね。
KLIAで出国手続き後、搭乗ゲートは同じメインビルか、スカイトレインで移動した先のサテライトビルの2つに分かれます。私たちのフライトはメインビルから出発なのでスカイトレインで移動する必要がなかったのですが、インビテーションされたラウンジはサテライトにあります。まだ時間はあるのでスカイトレインで移動しました。
ラウンジはプラザプレミアムです。
ラウンジのようすです。そんなに広くはないです。まだ朝食の時間帯だからなのか食べ物は少なめでした。長居をせず搭乗口へ移動することに。
ラウンジを出てスカイトレインで戻ろうとしたら、メインビルへはシャトルバスを使えとのこと。メンテナンスの時間帯だったようです。シャトルバスが出発する場所までけっこう歩くし、バスもすぐに出発するわけではないので、空港の制限エリア内であってもギリギリの時間で動くのは危険だと思いました。荷物検査が搭乗口の待合所前にあって時間もかかりますしね。
クアラルンプール✈シンガポール
このフライトもシンガポール航空で、便名はSQ107です。KUL11:10発、SIN12:10着の1時間のフライト。機材は新しいほう(長距離路線用?)の内装ですが、座ったのが窓側のバルクヘッド席だったので、モニター下部の足周りの形状が違っていてちょっとだけ広くなっています。
たった1時間なのに超豪華なシートでフライトです。
食事はサンドイッチだけですが、サービスするCAさんは大忙しでした。
シンガポールとクアラルンプールの区間はヘッドフォンの提供がなく、貸し出しもしていないと言われました。モニターに映っているコンテンツは生きているので、自前のイヤフォンを特殊形状の3つ穴のジャックの1つに挿して音声を聴くことができます。音質は悪いですが。前のフライト途中で途切れた映画の続きを観るにはイヤフォン必須です。
シンガポール✈バンコク
この区間はタイ航空TG410便を利用しています。SIN20:40発、BKK22:00着でタイとシンガポールは1時間の時差があるので2時間20分かかるフライトです。
タイ航空のエアバスA350-900、ビジネスクラスは横1-2-1の配列。中央の2席を取りましたがモニター同士がこんなに近いです。
タイ航空の安全ビデオ、美しい映像でした。
隣とはこのような仕切りを引き出せば、知らないもの同士でも気まずさを少し和らげられます。
ウェルカムドリンクはタイのアイスティーだったかな?
2時間のフライトですが、シンガポール航空のこの路線と同じようにしっかりとした食事がワンプレートで提供されました。飲み物は赤ワインにしました。少し減るとジャンジャン注がれます。わんこ蕎麦みたい😅
タイ航空の機内食、ビジネス・エコノミーとも美味しいというのが僕のイメージです。タイフードが好きなだけかも知れませんが。
食事のメニューブックはなく、口頭でメインの選択肢を説明されました。これは確かチキンのシチューとマッシュポテトだったような。
海老の冷製サラダも美味いし、デザートなども食べて完食。ラウンジであんなに食べてきたのに、こんなことを続けていたら病気になりそうです。
妻はラザニアを選んでいました。よく見るとサラダが違っていました。
タイ航空の機材はシートに少し古さを感じます (あくまでもシンガポール航空と比べての話です)。でも、食事はこっちに軍配があがるかなぁ。
あとがき
飛行機に乗ってラウンジに行くのが目的の旅行みたいだと言われましたが、僕には夢のような楽しい時間を過ごすことができた幸せな旅行になりました。国際線にしばらく乗れなかったうっぷんを少し晴らせたと思います。
シンガポール/チャンギ空港のラウンジについては別の記事でまとめてみたいと思います。
今年5月末にリニューアルしてフルオープンした、チャンギ国際空港ターミナル3のシルバークリスラウンジ、良かったですよ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。