イタリア/アレッツォのそばにあるリグティーノという街のホテル、ラ・カンティーナ・ルレ・ファットリーア・イル・チプレッソ(La Cantina Relais - Fattoria Il Cipresso)に1泊しましたので、ご紹介したいと思います。
ホテルのロケーション
アレッツォそばのホテルを検索していたら、口コミ評価の高いここのホテルが目に留まりました。
カントリーハウスっぽいっここのホテルは、設備の完備したシティホテルとは居心地は違いますが、農園のオーナー宅に招かれて滞在しているような気分(たった1泊ですが(笑))で、実際、オーナーの人柄も良くて、ほっとできる宿泊になりました。
日没後に到着したこともありますが、正直、ナビがなければ着けなかったと思います。幹線道路から、まさかの、車がすれ違えない細い道に入ります。暗かったので、看板にも気づきませんでした。
到着が遅い日本人を心配して、オーナーから電話もかかってきました。ナビのおかげで迷うことはなかったのですが。
リグティーノは観光の街ではないと思いまが、ホテルの名前にある"Fattoria"農場での体験を楽しめる地域なのだと思います。
ただ、そばには新しい住宅が建ち並んでいる新興住宅地といった趣きもありました。
古い教会が近所にありました。
ホテルの敷地自体は、住宅街から道路を隔てた広い土地のなかにあります。
ワインやオリーブオイル、はちみつ、ジャムの有機製品を作っているそうで、ホテル前の原野もここが保有しているようです。
部屋のようす
テラス付の部屋を予約しましたが、時期的にテラスは不要だったと思います。客室の造りはテラコッタの床で素朴な内装でした。
余裕あるWベッド
田舎家にありそうなクローゼット。
オーナーが醸造しているロゼをプレゼントされました。
飾り棚に無料のお茶などがありました。
洗面スペース。バスタブはありませんでした。
部屋の入り口。
私たちの部屋は2階だったのですが、エレベータというより、ホテルの厨房にあるようなリフトで人間ともども荷物を運びました。
動くのが床だけなので、少し怖いです。
ロビー
ロビーというより、リビングのイメージです。
こちらで作っている産品が並んでいました。
レストラン LA TABACCAIA
本館から少し離れた場所にレストランの建物があります。ピークシーズンにはこの建物だけで足りないのか、ビニールハウスのようなもので作ったダイニングもありました。
朝食もこちらでいただきます。
後ろの建物がレストランです。
レストラン1階は、厨房とダイニングセットが2つ。自宅のダイニングのようです。2階は普通のレストランのダイニング。
ディナー
自家製のパスタなどを使った伝統的なトスカーナ料理だそうです。
良心的な値段です。
ワインはオーナー醸造のもの。
ここのオリーブオイルが美味しくて、荷物が重たくなるのに3本買ってしまった。
茶色いのばっかりになってしまった (+o+)
ブレックファスト
オーナーと手伝いの人が来て、作ってくれました。泊ったのは2家族だけだったようです。
ちなみに、食器類はレストラン、部屋のものともエイジング加工されていました。
おわりに
今回の旅行はイタリア内で7泊しました。振り返ってみると、モダンなところばかりを選んで泊るのではなく、ここのホテルのような、こじんまりとしたところも旅行のアクセントになって良かったと思います。
ホテル建物までのアプローチは造成中で、最近植えたと思われる小さな糸杉が並んでいました。
小さな子供なら十分に楽しめるプールがあるので、10年たったら暖かい季節に孫?でも連れて3泊くらいしてみたいホテルでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。