SAPPOROベースでマイレージ旅行

海外と国内の個人旅行を中心に、航空機、マイル、ホテルのことを書いています

ローマ/フィウミチーノ空港でレンタカーを借り、フィレンツェ空港で返却しました

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かーる1世です。

レンタカーを使ってイタリア中部、2泊3日の旅行をしました。そのときのレンタカーの借り方と返し方、また、道路事情などを紹介したいと思います。 

 

 

イタリアの運転基本情報

制限速度について

レンタカーで借りる普通の車は、有料高速道路で130km、主要な幹線道路で110km、副幹線道路で90km、居住地は50kmです。

標識の数は日本程度に設置されているので、自分が走っている道路の制限速度が分からないことはないと思います。

また、車載ナビがあれば制限速度を確認できると思います。

 

注意点は幹線道路が市街地に入るところです。突如として50kmの標識が出てきますので、中には急減速する車もあります。

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さっきまでは90km以上で走っているので、慣れないうちは車間距離に注意が必要です。

 

速度の規制と実際のスピード

高速道路は工事・補修区間が多く、50や70,90といった規制が標識ででてきます。ただ、この速度を守らない車が多いのですが、慣れないうちは他の車に惑わされずに走行するのが賢明です(ピッタリ張りつかれても気にしない)。日本では考えられない車線規制があったりしますので。

 

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標識にはグレーヴェ・イン・キャンティの文字。シエナ県やアレッツォ県のスローシティ加盟都市です。地元警察による速度規制のようです。

 

高速は制限速度を守っている車も多く見ました。(他国では見ない右から追い抜きという危険運転も見ましたが)

一般道でのスピードは+20から40くらいで走っている車が多いです。少し遅く走るとピッタリ後ろにつかれますが、嫌がらせをされるわけでもなく、タイミングを計って追い越していきます。

 

私が運転した時の映像です(31秒)


イタリア高速道路


ZTL (Zona Traffico Limitato)

 車両乗り入れ禁止地区のことです。この中に入ると、罰金の請求書が自宅に届くようです。

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イタリア政府観光局より

 

罰金について

私はイタリアでは違反をしたことがないのですが(今回はその限りではないですが)、直接、日本の自宅に請求書が届き、郵便局などで支払うことになるようです。

過去に、フランスやスペインでは違反をしたことはありますが、その時は、レンタカー会社から、登録したクレジットカードに請求がありました。

 

イタリアには「Tutor」という自動速度測定システムがあるそうです。いずれにしても、日本と同じように、交通法規を守ることが重要ですね。

 

駐車場所

路上の駐車スペースに止めることが多いと思います。私の今回の旅行では、地方都市だけということもありますが、すべて路上駐車でした。

止める場所ですが、基本的に「白線で囲われた場所は無料」です。時間制限がある場合は、近くに標識があるそうですが、この旅行では見つけられませんでした。

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こんなにはっきりと分かる白線は少ないです。

 

「青線は有料です」。自動券売機で必要な時間分のコインを入れて、チケットをフロントガラスの外から見えるダッシュボードの上に置いておきましょう。

 

 

「黄線は禁止です」。絶対に止めないこと。レッカー移動されます。


 私はこの程度の知識で旅行していましたが、もっと詳しい情報が必要であればネットでいくらでもでてきます。

 

 ローマ/フィウミチーノ空港のレンタカーオフィス

場所はこちら

空港からレンタカーのマークをたどっていくと、レンタカー各社の受付デスクが固まって入っているエリアがあります。

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自分が予約したレンタカーオフィスで受け付けをします。

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レンタカー受付

私はここSicily by Carを比較サイトで見つけて予約していました。何気に並んでいたら、番号札を取ることに気づき、慌てて取りました。隣近所の窓口には見当たらない機械でした。

 

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番号札を取る機械。1枚づつきれいに切れないため、2枚取っちゃう人がいます。

 

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書類などを準備して、自分の番を待ちます。
受付時に言われたのが、「11月15日以降(そう聞こえた)にトスカーナ地方を走る場合は、チェーンを持つか、スタッドレスタイヤを装着するか、どちらかを選択せよ」。「チェーンは〇〇ユーロ、スタッドレスは1日〇〇ユーロアップの車になるわよ」。

まさかの初耳で「本当なのか?」と疑いましたが口には出さず、「スタッドレスで!」(チェーンの巻き方なんて知らない)。

車は予約していたプジョー2008クラスから、フォルクスワーゲン・ティグアンに変更し、3日間で約15千円多く支払う羽目に。

 

いざ車へ

 オフィスエリアを出て動く歩道を使いながら駐車場へ移動します。(この動く歩道を突き当りまで進んで地上に降りると、ヒルトン・エアポート・ホテルがあります)

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「車の傷はWチェックしてココとココにあるのよ。あなたも自分で確認してね」と言われていた通り、指定されたエリアに止まっている車に乗り込んで勝手に出発するだけでした。

係意がいないこのパターンは初めてだったので、他社は違うかもしれません。

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2泊3日のドライブ開始

ローマ空港から自動車専用道へ

空港でレンタカーを借りると、街中で借りるより走り始めの緊張度合いが低く済みます。たいていの場合、空港は郊外ですし、近くに自動車専用道があるのがほとんどですから。

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高速を運転しながら、借りた車に徐々に慣れてきます。

有料道路の料金支払い

レンタカーでの支払いは、クレジットカードか現金です。Tの黄色いマークはETCのようなものなので、そちらに入らないように注意です(遠くから見て分かります)。

シチリア島ドライブにも運転について書きましたので、よろしければご覧ください。

 

www.sapporo-base.net

 

有料道路の支払いは、すべて無人の料金所でクレジットカードを機械に通して使いました。機械によってはAMEXが使えないことがありました。VISAは問題なかったです。ただ、反応の遅い機械もあって「吸い込まれちゃった?」と思う場面も一度や二度・・。ちょっとドキドキしました。

 

フィレンツェ空港で車を返却

自動車道で空港に向かいます。降り口手前のガソリンスタンドで給油し、駐車場へ向かいます。

返却場所は空港から離れており、レンタカー各社の返却場所が同じ駐車場になっているようです。

敷地内に掲示されているレンタカー会社のスペースに車を止め、係員のチェックを受けました。

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その後、同じ敷地内にあるオフィス(各社のデスクがあります)で手続きをすませて終了です。

あとは、各社共同のシャトルバスで空港へ向かいました。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。