こんにちは。かーる1世です。
ウェスティンホテルの姉妹ブランド、エレメント・バイ・ウェスティン・クアラルンプールに宿泊しました。
エレメントは、マリオットの滞在型ホテルの一つとして展開されているブランドです。滞在型と言っても1泊からホテルとして利用が可能なので、今回は2泊だけではありますが滞在してきました。
2025年2月の宿泊です。(記載した情報は宿泊時のものなので、利用の際は各公式サイトでご確認ください)
目 次
アクセス/ロケーション
最寄り駅は、5番のLRT、Kelana Jaya線 (クラナジャヤ)のAmpang Park (アンパン・パーク)。駅の出入口から徒歩3分のところにあります。アンパンパークはクアラルンプールのランドマークの一つ、ペトロナス・ツインタワーがあるKLCCの隣駅です。
KLCCにはホテルのビル出口から10分弱で歩けます。時間的にはLRTに乗車するよりも歩いたほうが早いです。
ホテルは53階建てのイルハムタワーという高層ビルに入っています。見た目はいかにもオフィスビルという外観です。
隣は別のオフィスビル、斜め向かいにインターコンチネンタルホテルなど、周囲は高層ビルやマンションが立ち並んでいる地域です。
ホテルの概要
車で来ると道路の入口にホテルのプレートがありますが、駅から歩いてくると分かりにくいかもしれません。
グランドフロアのエントランスがこちら。言われなければホテルの入口だとは気づきにくいです。
車寄せと建物内にはホテルのスタッフがいますので、右往左往することはありません。すぐにエレベータへ案内してくれるはずです。
上層部の37階から最上階の53階までがホテル、チェックインカウンターがあるロビーは40階です。
40階で降りるとチェックインカウンターが見えます。
ロビーは広くはありません。全252室程度でしかも長い滞在者もいるので、この程度で良いのでしょう。
宿泊者はロビーのコーヒーマシンや紅茶が24時間飲み放題です。ボトルに詰めている人を何度か見ました。部屋に大したものがないので、僕もまた泊まる機会があったらそうしようと思います。
アサインされた客室がある43階へ移動すると、エレベーターホールには大きなアートが飾られていました。アートは各フロアごとに違うものが掛けられていると思います。
客室フロアは絵画ですが、エントランスのエレベーターホールには、人の形をした彫刻のモダンアートでした。ヒューマンにこだわったアートがホテルのテーマなのかな?
客室のようす
予約したのは一番安かったスタジオタイプ、2シングルの部屋。ボトムの部屋の予約ですが眺めの良いスカイラインビューの部屋に、ちょっとだけアップグレードされています。ビューの違いだけで予約した部屋と広さは変わりません。40㎡だそうです。
ベッドはシングルと言ってもまあまあの幅がありました。ウェスティンと同じヘブンリーベッドで少し柔らかめですが寝心地は良かったです。しかし、1台のベッドに枕は4つは邪魔であります。
眺めは良いです。
窓の横にチェアと小さなテーブル。二人で泊まるとこのテーブルでは食事は難しそう。
窓側から見た部屋の様子です。客室はいずれも高層階にあるので、どの部屋も外の騒音はほぼ聞こえないだろうと思います。隣の部屋や廊下の音は大声でなければ聞こえないと思います。
デスクは学習机サイズ、椅子の座り心地が良いです。
このホテルは全室キッチン付きです。シンクの蛇口は2つあり、片方から浄化された水が出ます。なので、客室にボトル入りのミネラルウォーターはありません。
浄水の水は無味無臭で問題なく飲めます。おなかの具合も快調でした。
シンク上の扉を開けるとマグカップ・グラス・皿が2枚とケトルが入っていました。
カウンターの上に茶葉とインスタントコーヒー。
ナイフ類が入っていた引き出し以外は空っぽです。
電子レンジでチンできるので、外で買って持ち込めます。でも調理ができるシンクではありません。その辺りが滞在型とレジデンスの違いでしょうか。でも、ミニバーカウンターのそばにシンクがあるのは何かと便利です。
ロッカーにはアイロンセットやドライヤーがありました。洗ったTシャツのしわ伸ばしにアイロンは助かりました。
バスルームです。白い大理石張りは清潔感がありますね。
アメニティは一通りあります。ソープ/シャンプー類は PHARMACOPA(ファーマコピア)。主にホテル向けの業務用ですが、海外では小売りもされています。
このホテルのものは、シアバターやアロエベラ・カモミールの成分が入ったもので、甘い香りがしました。
トイレは洗面台のすぐ横。
シャワーは使う時間帯によるかもしれませんが、水圧が弱く特に夜は熱々のお湯が出なかったのは残念。
コンパクトにまとめられたバスルームでした。シャワールームだけの部屋でしたが、ここよりワンランク上の部屋からバスタブが付いています。
ホテルの施設
ウェルネスがホテルのコンセプトだそうです。フィットネスジムやプールはもちろんですが、自転車のレンタルもあります。
プール(39階)7:00~22:00。屋内にあるので天気に左右されず、また、日焼けの心配がないですね。
プールサイドはあまり見かけない造り、というかチェア・テーブルが変わった配置でした。意図はよく分かりません。
フィットネスジム(39階)24時間。ライフ・フィットネス製のマシンが並んでいました。
マリオット修行が主な目的でクアラルンプールに来ていますが、エクササイズもサブの目的に据えているので、マシンやダンベルは毎日使っていました。
景色が最高の空間でした。
コインランドリー(39階)24時間。ホテル修行がだいたい折り返しに当たる5泊目で、洗濯する気満々でした。洗濯機が3台、乾燥機が2台あります。
事前情報ではフロントでトークンを買って利用するとのことでしたが、QRトークンしか使えなくなっています😨。下のロゴの中からpaypayを探してもあるはずもなく、
スタッフに言って立て替えてもらいました。それにしても中国のアリペイ(支付宝)は東南アジアのどこでも使える印象です。
日本でも使える場所が増えたし、使いたくなかったけどアリペイを入れようと思います。
貸し自転車(40階フロント)。一度っきりですが10数人くらいの自転車観光ツアーを街中で見かけした。でも、この辺りで自転車を自分の足にしている人はいないと思います。僕は車かバイクに引かれそうで借りる勇気はありません。
朝食レストラン
プラチナ会員の特典に、朝食付きとか、ないとかのコメントを見ていましたが、どっちなんでしょう?
チェックインして部屋のモニターを見たら、エリートメンバーは60MYR (約2000円)に割引と表示されていたので、結論を言うと有償なんですね。
僕はチェックインの時に「アンインクルーテッド」と言われました。プラチナ特典で選べるのは500ポイントか15USDのバウチャーだったと思います (15USDは記憶があいまいです)。
朝食はダメなんだね?的なことをつぶやいたら、2日とも朝食付きでOKになりました。
スタッフにそんな裁量権があるようです。経緯は分かりませんが、部屋のアップグレードが大してされなかったからと推測しています。ちなみに500ポイントも付いていました。
レストランはロビーと同じ40階にある、TRACE Restaurant & Bar。朝食営業は6:30~10:00{土•日は11:00}。オールデイで営業しており、週末の宿泊だったせいか、昼も夜も混んでいました。
朝食に2日間とも7時くらいに行きましたが、この時間は空いていました。店内は奥行きがあってまずまずの広さがあります。
入店すると中央にライブキッチンカウンター。グルっと回れる島になっていて、愛想の良い料理人達が働いています。
パンコーナー美味しいそう😄
でも僕は麵から食べるのでパンまで手が回らない。麺は数種類ありました。
料理の品ぞろえは多くはなく、特徴もあるわけでもありませんが、品ぞろえは十分でした。
店内は8時過ぎる頃まで空いていましたが、土曜と日曜の朝でビジネスマンが少なかったからかもしれません。
徒歩圏内のホテル周辺
イルハムタワー内
ホテルが入るビル内にコンビニがありますが、いったん外に出る必要があります。ミニサイズのコンビニで値段はちょっと高めの設定です。
無料で観覧できる美術館が5階にあります。入口はオフィス側のエントランスの横です。グランドフロアがホテルとオフィス共通なので、外に出る必要はありません。
正直言って美術館は小さく展示物は少なめです。テーマに興味がなければ観に行く理由はないですが、
同じフロアにあるミュージアムショップは、興味が惹かれる面白くて手ごろな価格のものが置かれていました。
ちょっぴり買い物しましたが、ホテルに泊まっていたら覗いて見るのも良いと思います。
KLCC
KLCC公園やショッピングモールのスリアKLCCまで徒歩10分弱です。LRTを使うと1駅ですが、歩いた方が早いです。朝のKLCC公園は人が少なく気持ち良かったです。
インターマーク・モール
最寄駅のアンパン・パーク近くにインターマーク・モールがあります。ダブルツリーホテルが入っていました。
中規模のモールですがフードコートからレストランまで、幅広いジャンルの飲食店が充実しています。スーパーマーケットも入っていました。
TSUTAYAも入っていますが、日本語の書籍は売っていません。
まとめ
チェックイン後少したった頃に、プラチナ特典としてナッツなどのお菓子3点を届けてくれました。
スタッフの印象がとても良いホテルでした。声をかけなければほっといてくれますが、頼み事はフロントのスタッフはもちろん、掃除のスタッフに至るまで、何とかしてあげようという意識が感じられる対応をしてくれました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。