南フランスで印象に残っている小さな村、ガッサン Gaasin の訪問記録です。
訪問時期は、2017年4月です。
ガッサン村
ガッサンの場所は大ざっぱに言うと、ニースとマルセイユの中間あたりに位置しています。
地中海にも面しているのですが、観光の中心は標高200mの丘陵にある村で、ガッサンの名前の由来が「湾の守護者」を意味するそうです。
その名前の通り、人気リゾート地であるサントロペ湾の美しい海岸線を眺められる景色のよい村です。
美しい路地や家並み
訪れたのが4月の末なので、花が咲き乱れる時期まではあと1か月、といった感じでした。
しかし、家並みや木々の緑、起伏のある路地を歩くだけでも十分に楽しく、「フランスのもっとも美しい村」のひとつに選ばれているだけはある村だと感じさせられます。
丘陵にある村は狭くまとまっており、30分も歩けば回れてしまうくらいですが、見晴らしのよい広場にはレストランやカフェが多く、バカンス時期には賑わう街だということがうかがえます。
有名な見どころがあるわけではないのですが、賑やかなビーチエリアから離れて、のんびりと散歩するにはうってつけの村であると思います。