かーる1世です。
南フランスで有名な観光地のひとつ、コリウール。その隣にアルジュレス・シュル・メール Arrgeles-sur-Mer という街があります。
この街も観光地の一つですが、観光化された海岸からずっと内陸に入った場所にあるオーベルジュをご紹介したいと思います。
宿泊したのは2017年5月です。
ホテルのロケーション
アルジェス・シュル・メールのビーチエリアは観光客が多く集まる人気の場所です。
たくさんのレストランやバー、カフェ、お土産屋を含むショップが、ビーチエリアの一角に軒を連ねています。
とは言っても、遠い海外の国からわざわざやってくる観光客はあまり居ないような気もしますが。
そのビーチエリアから4kmほど(車で10分強)内陸に入った、ぶどう畑と一般住宅しかないところに、オーベルジュ・デュ・ルーア (Auberge du Roua) があります。
(さらに内陸に進むと Chateau Valmy という、人気のホテル&レストランがあります)
オーベルジュの概要
客室数は20の小さなホテルで、宿泊料金もとてもリーズナブルです。その分、部屋にゴージャス感はまったくなく、逆に、フランスの農家の部屋という演出?です。
しかし、4つ星だけあって必要最低限のものは揃っていました。
レストラン
洞窟のような造りで、すべてを見わたすことができなかったのですが、テーブル数は40くらいありそうでした。
宿泊者の利用だけでなく、近隣のホテル宿泊者あるいは住人の利用が多いようで、徐々にテーブルがうまっていきました。
ホテルの駐車場が広いと思っていましたが、レストラン利用だけの客も多いことが分かります。
ディナー
コースは「ルーアの喜び」(Plaisirs du Roua) でアミューズ・ブーシュ+2皿+デザートのコース。
これ以外のコースメニューがあったかどうか忘れてしまいましたが、注文したコースは47ユーロでした。
コース以外にアラカルトのメニューもありました。
アミューズ・ブーシュ。白身魚なのですが、何の魚か分かりません。
ワインはドメーヌ・ラゲールのEOSという白。ラングドック・ルシヨンの手ごろなワインです。
メインは(左)まとう鯛のコリアンダーソースとスイートピーソースがけ
(右)子羊のロースト、茄子と春野菜とともに
正直に言って、この値段でいいの?というレベルの美味しさでした。アラカルトも気になります。
気軽に行けるわけではありませんが、もし近隣を通るような機会があればリピートしたいレストランです。