こんにちは。かーる1世です。
新千歳からセントレア(名古屋・中部国際空港)へ日帰り旅行をしましたので、レポートしたいと思います。
以前から気になっていたセントレアで利用できるプライオリティパス(以下、PPとも表記します)の充実ぶり。
PPを利用する機会がずっとなかったので、セントレアに行った際に利用しようと考えていました。しかし、その機会がなかなかやってこない。そこで、思い切ってセントレアを目的地にして施設を利用してきました。
2023年9月の旅行です。
もくじ
新千歳空港の出発
飲食(ビールも)が目的のセントレアへの日帰り旅。なのでいつもの車ではなく、空港バスを利用して空港へ。バスの車内は観光と言うより出張の方々が多め、ほぼ満席で空港に向かいました。
朝の新千歳空港はそれほど混雑しておらず、夏休みが終わって観光客が減ったんだなという印象です。
往路 セントレア行きフライト
ANAの特典航空券で取りました。7500マイル+810円です。エアドゥのコードシェア便です。
羽田行の搭乗口は混んでいましたが、名古屋・セントレア行きはそうでもありません。搭乗機は座席の6割くらいが埋まっていた程度です。
機材はボーイング737-700。足元は広いと思います。3-3の座席配置で隣の2席は空席、快適なフライトになりました。
エアドゥもついに機内Wi-Fiキター!と思ったのですが、
インターネットにはつながらず、機内のエンタメを自分のスマホなどで利用するためのWi-Fiでした。
エアドゥのエンタメは、大泉洋がいるチームナックスやタカトシなど、道内出身タレントの番組が多めです。
機内からインターネットにつなぐのはコストがかかるのでしょうかね?何もないより増しですが。航路と位置が分かるのは有難いです。
航路は、新千歳を出発して日本海側を飛行し、本州の中央部を横切るようなルートになります。天気が良ければ遠くに富士山を見られます。
ほぼ予定時刻の8:57に出発して、予定より16分早い10:24に到着しました。77分のフライトは、羽田に行くのと変わらない飛行時間ですね。
セントレア(中部国際空港)のようす
第1ターミナルに到着です。日帰り旅行なので荷物はリュックサックだけ。預けた荷物などなく、お出迎えの矢場とんのキャラクター横綱ぶたを横目に
到着ロビーに出てアクセスプラザへ。
ここからフライト・オブ・ドリームズを目指します。
徒歩5分の案内は、動く歩道を歩いて5分という意味ですね。
プライオリティパス
プライオリティパス(PP)は、空港内にある提携ラウンジに入場できる会員サービスです。会費を払って直接入会するか、PPが付帯するクレジットカードを持つと、そのサービスを受けることができます。僕は楽天プレミアムカードに付帯しているプライオリティパスを持っています。
PPの詳細は、詳しい説明をされている方々が多数いらっしゃるので、検索してみてください。
セントレアで利用できる施設は公式サイトのリンクを張りましたのでご確認ください。(第1ターミナルとFlight of Dreams Buildingの2か所あります)
今回はセントレア空港内の一般エリア(セキュリティチェック前)にある2施設を利用してきました。どちらも空港ラウンジではなく、航空機の利用に関係なく一般の方が普通に利用できる施設です。
なお、PPを利用するにはPPの会員カードまたはPPアプリのQRコードと、当日出発または到着する搭乗券が必要です。
プライオリティパス利用①
真っ先に向かったのは、フライト オブドリームズの建物。到着した第1ターミナルから動く歩道を歩くこと5分で入口に到着です。
1階にはボーイング787初号機の展示やボーイングのグッズショップがあります。
2階と3階は、飲食店などが営業されています。
この3階にある、THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BARが目的のお店です。アメリカ・シアトルで人気のお店だそうです。シアトルと言えばボーイング創業の地で、今でも郊外に工場があります。
店頭にプライオリティパス利用の場合の説明書きがありました。初めて使う人には安心ですね。
11時開店の10分前に並びました。順番は2番目です。開店時には15人くらい並んでいましたが、店内は広いので全員すんなり入れたはずです。
入口でPPと搭乗券を確認されますが、PP利用でなく並んでいる人たちには不思議な光景でもあります。(後ろのカップルは慌てて搭乗券を取り出していました)
店内はいかにもアメリカンなデコレーション。
注文するものは並んでいる間、すでに決めていますが、
テーブルには紙のメニューと、
タブレットのメニューがあります。写真を撮る前に少し飲んでしまった💦
PPの利用条件は、3,400円まで割引を受けられるというもの。超えた分は支払えばよいのですが、3,400円未満だからと言っておつりは出ません。
主力のメニューはハンバーガーなのですが、ランチ限定メニューのシアトルハンバーグを注文しました。ハンバーグはとても柔らかで、ハンバーガーのパティとは別物ですね。特別に美味しいということもないかなぁ。2,400円のセットメニューですが、高いと感じました。ハンバーガーも2,000円~2,500円と高価格です。
ビール代金と合わせて3,380円だと思っていたのですが、PP調整税なるものが20円加算されて、ちょうど3,400円でした。
セントレア空港内外
第2ターミナル
連続して食事はさすがにできないので、行ったことのない第2ターミナルへ。フライトオブドリームズを抜けたらすぐそこと言った場所です。
第2ターミナルはLCC向けの施設で、大きなプレハブのような施設ですが、利用客が多く活気を感じました。
第1ターミナル4階
第1ターミナルは3階が出発ロビーで、お土産店などの施設もあります。
4階は飲食店中心のスカイタウンというフロアです。羽田や千歳みたいに広くはありませんが、まとまりがあって利用しやすく、僕が好きな空港のひとつです。
名古屋めしは、空港内で全て賄えそうな飲食店ラインナップです。
この4階から外に出るとスカイデッキ。滑走路に向かって突き出たターミナルビルの屋上が板張りになっており、長さが300mあるそうです。
遮るものがない絶好の展望台ですが、暑さや風をまともに受けるのがちょっとつらいところ。でも、離着陸する飛行機を近い距離で観ることができます。
イオンモール常滑
セントレアから電車で1駅のイオンモール常滑にも行ってきました。地元札幌にも大きなイオンモールがありますが、こちらのモールも大型ですね。「まねく」がテーマで大きな招き猫が鎮座していました。飲食店は食べ放題のお店が多かったように思います。
プライオリティパス利用②
2軒目は第1ターミナル4階にあるくつろぎ処という施設です。もはや空港ラウンジとはかけ離れた施設ですが、PPカードと搭乗券でサービスを受けられます。
内部は入浴施設と、
お食事処の2か所に分かれています。
靴を下駄箱に入れて内部へ。PPのサービス利用と一般の入浴はカウンターで受付をします。
PP専用メニューがこちら。
入浴と食事のセットか、SPAのメニューを3.400円引きで受けられます。入浴者にはバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつ貸し出されます。
入浴と食事はどちらが先でも構いません。僕はお風呂を先に利用しました。
男湯の情報ですが、浴槽は大小合わせて3か所あり、サウナは10人くらいは入れそうな広さがありました。天井が透けているのでとても明るく、快適に過ごせました。(写真は公式サイトから)
入浴後の食事です。PP利用の証である鍵を渡し、石焼ビビンパか味噌煮込みうどんのどちらかを選びます。
飲み物はビール、またはソフトドリンク+アイスのどちらかを選び空いてる席に着席。座敷とテーブル席がありました。
待っている間にメニューをパラパラとめくってみました。韓国料理と名古屋めしのほか何でもある定食屋さんといったお店です。PPは関係なしに食べても、空港内にしては手ごろな価格です。
石焼ビビンパと冷麺のセット。味は普通という感想です。
くつろぎ処の営業時間は写真の通りです。
セントレア空港 カードラウンジ
空港内の滞在が長かったので、一般エリアにあるカードラウンジも2か所利用しました。当日出発か到着した搭乗券と、該当するクレジットカードで利用できます。
第2プレミアムラウンジ
一般エリアに3つのカードラウンジが並んでいますが、一番奥にあるラウンジです。
利用できるクレジットカードがこちらです。アメックスはCORPORATEの記載があるものだけ有効で、僕の持っているアメックスは使えませんでした。楽天プレミアムカードで入場しています。
中はそれほど広くはないのですが、利用者も少なかったです。
ビールを含むドリンクとおつまみのお菓子が提供されています。セントレアの国内線では、セキュリティチェック後にある航空会社のラウンジより、カードラウンジの方が優れているように思います。
名古屋はコスタコーヒー推しですね。美味しいです。
入店したのがお昼ごろだったせいか、帰りもお立ち寄りくださいね、と受付で言われました。優しいですね。
プレミアムラウンジ セントレア
並んでいるカードラウンジの一番手前がこのラウンジ。真ん中にあるクオリアラウンジは入ったことがないのですが、多分ここが一番広いと思います。
利用できるクレジットカードは公式サイトでご確認ください。www.centrair.jp
内部はくつろげるソファーエリアと、PC作業がしやすいカウンターエリアの2か所に分かれています。ソファー席はかなり混んでいたので、空いているカウンター席へ。
提供される飲み物やおつまみは第2と同じだと思いますが、飲み物の種類がちょっとだけ多かったかも知れません。カードラウンジで無制限に無料ビールを飲めるなんて珍しいですよね。
復路 新千歳行きのフライト
JALの特典航空券で取りました。8000マイル+810円です。機材はボーイング737-800。足元は往路のエアドゥ便と同じく余裕があります。
USBポートが目立つところに後付けされていました。
セントレアを17:00に出発し、新千歳には18:40到着予定です。実際の飛行時間は82分でした。
座席は4割も埋まっていなかったように思います。特に後方はガラガラで、横6席に座っていたのは僕だけです。
着陸準備で照明が落とされるとオレンジからムードある青い照明に変わりました。
海岸沿いに長く連なる明かりは苫小牧市です。北向きのまま着陸する場合は、あっという間に新千歳空港に着くので、ちょっと嬉しかったりします。
おわりに
中部国際空港セントレアは、名古屋ならではの飲食店が沢山あるだけでなく、カードラウンジのサービスも充実しているので、以前から好きな空港でした。
プライオリティパスを利用できる施設がない新千歳空港をベースにする僕には、セントレアベースの人がうらやましいです。
そう言えば、制限エリアにある空旅リサーチもずいぶん前から続いていますね。
簡単なアンケートに答えるだけでドリンク1本もらえます。お得感にあふれた空港です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。