こんにちは。かーる1世です。
首都圏より一足先に広がった北海道のコロナウィルス。2月の末に出された「緊急事態宣言」も3月19日に解除され、少しづつ公共の施設も開業しだしました。
4月1日から北海道の公共施設ほとんどが再開し始めます。北海道はやっと明るいニュースが出だしましたが、ウィルス対策をしながらおそるおそるの始動といった感じです。
しかし、大都市圏ではちょうど1か月前の北海道かそれ以上の状況あり、まだまだ油断のならない深刻な状態が続きそうですね。
さて、今回は旭山動物園へ行ったついでに、近所である旭川空港へ食事がてら寄ってみましたので、ご紹介したいと思います。
行ってみて気がついたことですが、空港は美しい丘の街として知られる美瑛町がすぐそば。富良野はその隣町であり、北海道を代表するビュースポットがこの旭川空港の近場だったのですね。
旭川空港の概要
北海道第二の街である旭川市にある空港です。と言っても立地しているのは隣の東神楽町だそうです。
国内線だけでなく、定期国際線の運航も徐々に増え、2018年、増築された空港ビルに国際線ターミナルができ、2019年には、ラウンジやフードコートも開業して現在に至っています。
特徴として挙げられるのが冬の降雪時にも欠航が少なく、平均して年1回程度しかないらしいこと。
除雪体制が整っているので雪に強いことは、ローカルニュースでも取り上げられ、道民にはそれが認識されているようです。
大雪でよく閉鎖される新千歳空港とは大違いですが、離発着回数が比べ物にならないくらい少ないからと言えるのですが。
札幌住まいだと千歳の代わりに旭川を利用しよう、とは考えつかなかったのですが、実際に高速を利用して旭川空港に向かうと札幌から2時間程度で到着しました。千歳の代替空港として頭の片隅に入れておこうと思います。
ターミナルビル
ターミナルビルは3階建てで、1階が到着ロビーとチェックインカウンター。2階が出発ロビーとフードコート、ショップ。3階がレストランと展望デッキとなっています。
ターミナルビルの前は広い駐車場があり、駐車料金は1時間まで無料。以降、1時間ごとに100円が加算されます。1泊料金は500円となっていました(2020年3月現在)。
ターミナル内のようす
1階フロア
5月中旬まで国際線の運航はない上に、国内線の利用者も少なくとても閑散とした状態です。
チェックインカウンターの横にはマッサージチェアーがありました。搭乗前に身体をほぐせますね。
到着ロビーには手作り感あふれる写真スポットもあります。
失礼ながら道の駅っぽい雰囲気の1階フロアですが、温かみのある空間ではあります。
2階フロア
エスカレータを上がると、右手にフードコート左手に出発ロビーがあり、奥に進むとお土産などを扱うショップがありました。
フードコートは2019年9月に開業したのでまだ新しく、北海道らしくウッディーな造りで良い雰囲気です。
フードコートに出店している飲食店は8つありました。
価格は市内の店舗より高いと思うのですが、わりと良心的な値付けであると思います。とんかつとカレーを食べましたが、どちらも普通の食堂で食べてる感じではありました。
このフロアの出発ロビーの奥には、空港ではおなじみのBLUE SKYやANA FESTAをはじめショップがいくつかあります。
制限エリア内には、国際線エリアにラウンジと免税店、国内線エリアにカードラウンジがあります。なお、国際線ラウンジでもアルコールは有料のようです。
3階フロア
こちらは少しお高めな飲食店とジンギスカンテラス(冬期間は休業)があります。空港で飛行機を眺めながらの成吉思汗、食べてみたい。
このフロアには展望デッキがあり、飛行機を間近に見ることができます。目の前にはエアドゥの東京行き(HD84便)がボーディング中でした。
操縦席やボーディング中の乗客の姿が見えるほどの近さであります。
空港を後にしたときこの飛行機が離陸しましたので撮ってみましたよ。機体のお腹の部分までしっかり塗装がされているんですね。
旭川空港公園グリーンポート
空港に隣接して広めの公園があります。雪がなければ芝生に寝転がって飛行機を眺められるご機嫌なエリアだと思います。
もちろん離着陸する飛行機を目の前で見られるのですが、ランウェイに向かう飛行機がかなり近くで見られるほか、点検整備やはたらく車達を地上から観察できる公園です。
終わりに
バカヤローなコロナウィルスのため離発着する飛行機が少なかったのですが、巨大な飛行場とは一味違う、飛行機を身近に感じられる旭川空港でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。