こんにちは。かーる1世です。
4月7日に冬期開園を終了した旭川の旭山動物園。閉園前に訪問したときの写真を整理していたら、動物たちに癒された気分が蘇ってきました。
枚数は少ないですが写真をシェアしたいと思います。
旭山動物園の概要
日本最北端の動物園で、動物たちを見せる「形態展示」から、動物たちが動きまわる姿を見せる「行動展示」によってその名前が全国区になった動物園です。
平昌オリンピックで女子カーリングチームがお菓子を食べる姿を「もぐもぐタイム」と呼んでいましたが、動物の食事時間を「もぐもぐタイム」として園内に掲示して来場者に見せはじめた旭山動物園が言葉の元祖かも知れません。
旭山動物園WEBサイト
www.city.asahikawa.hokkaido.jp
北極圏の動物
ホッキョクグマ。大型水槽を備えた施設に数頭のシロクマがいます。のんびり昼寝しているやつのかたわらで、忙しく動き回る者もいました。
シロフクロウ。他のフクロウと違い、こいつは昼間に狩りをするそうです。見ていた限りでは目を開けず寝ているようでした。
トナカイ。鹿の仲間ですが、オス・メス両方とも角があるそうです。
アジアの動物
マヌルネコ。マヌルはモンゴル語で「小型のヤマネコ」という意味だそう。今季の動物園リーフレットのアイコンになっていました。長い間睨まれ続けましたが、見ればみるほどイエネコっぽい顔をしています。
レッサーパンダ。施設の向かい側にある木に吊り橋がかかっていて、飼育施設とその木の間を移動していきます。観察者の頭上を歩いていく姿を見られる人気の場所です。
キタキツネ。北海道では身近な動物で、公園を占拠するなどどちらかというと厄介者扱いされることも。
郊外に出ると野生のものを見かけますが、動物園のキタキツネはそれと比べると温和な顔立ちをしています。
シマフクロウ。世界最大のフクロウで、「シマ」は北海道を表わしているそうです。羽を広げると2m近くあり、野生で見たら驚くこと間違いない大きさ。
生息数が少なく、天然記念物に指定されています。
エゾフクロウ。名前の通り北海道に生息するフクロウで、翼は広げると1mくらい。ハート型の顔が特徴です。
タンチョウ。動物園に来る途中に何度か野生のグループを見かけました。子供の飛行訓練をしているように見えましたよ。
ゴマフアザラシ。旭山動物園の「あざらし館」は漁港を模した屋外施設や大水槽のほか、円柱の中を行き来する姿を観察できるなど、工夫を凝らした見せ方をして楽しませてくれます。
アムールトラ。トラの中で一番大きな種類です。ガラス越しに迫力ある顔が間近で見られます。
アムールヒョウ。ヒョウの中では大型種で斑点も大きいそうです。昼寝中の親父が隣の施設でウロウロする息子にイラついていて、ときどき顔を上げて睨んでいるように見えました。
野生では40頭前後しかいないようです。
アフリカの動物
アミメキリン。キリンの中でも首と足が長く、舌も長いそうです。餌を長い舌でからめとる姿を目の前で観察できるようになっていました。
肉厚の長い舌がけっこう・・・。
カバ。立派な水槽があるカバ館で自由自在に泳ぐ姿を観察できます。写真のように目・鼻・口が一直線に並んで水面に出せるのが特徴です。
なお、カバが後ろを向いたときに排泄物を噴出して観客にかけるようで、係員が注意を促していました。
ペンギンたち
ぺんぎん館で4種類のペンギンたちが飼育されています。
キングペンギン。エンペラーペンギンにつぐ大きさのペンギンです。
イワトビペンギン。両足を揃えてぴょんぴょん飛び跳ねながら移動する姿が可愛いペンギン。
フンボルトペンギン。上の2種は南極近辺に生息していますが、こちらは南米ペルーからチリにかけて生息しています。暑さに強く日本では最も飼育数が多いそうです。逆に寒さには弱いんだとか。
野生では絶滅危惧種だそうです。
ペンギン動画
ペンギンの散歩とペンギン館で吠えるキングペンギンを1分35秒の動画にしました。よろしければご覧ください。
おわりに
まだまだたくさんの動物がいるのですが、よさげな写真はこれだけでした。旭山動物園は現在休園中で、夏期開園は4月29日(水)を予定しているとのこと。
札幌の円山動物園は4月1日に再開したものの、14日から5月6日(水)までの間、再び休園となってしまいました。
海外の動物園では、動物にコロナウィルスが感染したというニュースも。残念です。