かーる1世です。
ローマとフィレンツェの間に広がるトスカーナ地方を中心に、2泊3日のレンタカー旅行をしてきましたので、ご紹介したいと思います。
レンタカーの貸出/返却の記事はこちら
シエナの街 Siena
この旅行で一番興味を持っていた街がシエナでした。
この地域の最大の観光地ということもあって、大型バスをはじめ多数の車が城壁外にひしめき、また城壁内では、多くの観光客が遅い時間までライトアップされた街中を観光していました。
城壁の外側から見たシエナの街です。中央に写っているのは、街を代表する建築の一つドゥオーモとその鐘楼です。
シエナの街は、近隣の都市と同じように丘陵地帯に街が作られていますが、その規模はやや大きめでした。
街はカンポ広場を中心にして、通りが放射線状に伸びています。中世に金融業で栄えただけあって、見ごたえのある建物が通り沿いに連なっています。
カンポ広場
「イタリアでもっとも美しい扇形の広場」と言われています。大きな広場なので、地上にいると扇形なのかはよく分かりませんでしたが、上空から写した写真を見ると野球場のような形をしていました。
写真のとおり、広場は平坦ではなくすり鉢状になっています。そして、この広場には「ガイアの泉」のコピーが設置されています。オリジナルは遺跡なので、それを復元コピーしたそうです。
コピーと言われても、見ごたえがあります。
市庁舎(プッブリコ宮)
カンポ広場でひときわ目立つゴシック建築が市庁舎です。14世紀頃の建築です。この2階に市立美術館があり、シエナ派と呼ばれる作品が展示されています。
ドゥオーモ
カンポ広場から2~3分歩くと、ドゥオーモのある広場に出ます。
ファサードの装飾がとても豪華です。
白黒の縞模様が美しい鐘楼もあります。
ドゥオーモ右手の大理石と思われる階段を下りると、その後陣の真下にあたる場所に洗礼堂があります。
坂のある街は地形を活かして建物を造るので、歩くのは疲れますが楽しめます。
ドゥオーモの向かい側にも教会があり、内部は厳かなたたずまいをしていました。
シエナの街歩き
日が落ちた後の街は、明かりに照らされていて美しいです(治安の心配はなさそうな街です)。
奥の建物は銀行でした。
まだ街の活動が始まらない朝のうちの散歩も気分が良いものでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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