かーる1世です。
トルコ旅行の締めくくりに、イスタンブールを観光しました。
まずは旧市街の見どころが集まる、歴史地区のスルタンアフメット地区から地下宮殿とブルーモスクです。
2019年ゴールデンウィークの訪問です。
目 次
観光スタート
ホテルにチェックインしたのが17:00頃。荷物を片づけ出かける準備ができたのは17:30でした。
ホテルの記事はこちら
www.sapporo-base.net
ホテルは旧市街に立地しており、主要なスポットには歩いて行けるので、この時間からでも観光できるところを探しました。
17:30からでも入場できるスポットが案外あるもので、最初に向かったのが地下宮殿です。
ホテルとスルタンアフメット地区のスポット地図
地下宮殿
ダン・ブラウンの小説「インフェルノ」に登場するのが、この地下宮殿。小説内ではトルコ語で「イェレバタン・サラユ」と訳しおり、沈んだ宮殿と呼んでいます。
イスタンブールの旧市街では、地下の貯水池が数か所発見されていて、中でもここは4~6世紀あたりに造られたらしい。
宮殿なの?という造りの建物が入口です。
入場すると地下へ続く階段が。
イメージではもっと深いかと思っていたのですが、地下2階くらいの感じです。
天井を支える柱がまさに宮殿の柱のよう。
ライトアップされた幻想的な空間が広がっています。
この宮殿の大きさは長さ138m、幅が65mあり、大理石の円柱がレンガ造りの天井を支えています。
地下宮殿と言っても、ここはただの貯水槽です。黒海近くの水源から水が運ばれて、近くにあるトプカプ宮殿やアヤソフィアなどに水を供給していました。
ただの貯水槽ですから、東ローマ帝国各地の神殿から集められた、流行遅れや半端もの、在庫処分品の柱を使っているんだとか。
神殿の奥の方には、柱の長さ調節の台座として、メデューサの顔が彫られた石の塊が2つあります。
顔が下向きのものと横向きのもの。
これは単なる高さ調節ではなく、向きに意味があるんだという説もあるとか。
ホテルの宿泊フロアにもこの2つの台座が装飾されていました。
この地下宮殿が発見されるされるまでは、地上に住宅が建っていて床下に穴を開け水を汲んだり、魚を釣っていたそうです。
今でも水がたまるそうなのですが、上のメデューサの台座は1984年の改修時に泥を取り除き初めて見つけられたそうです。
さて、この宮殿の出口は、入口がある通りとは違う道路に面しています。事前に出口を観ていなければ、「ここはどこ?」ということになります。
お気をつけて。
ブルーモスク
正式な名前は、スルタンアフメット・ジャーミィで、イスタンブールを代表するモスクです。
17世紀前半に7年かけて建築されたブルーモスクは、尖塔(ミナーレ)が6本もあり、モスクとしては珍しいそうです。
見学時間は朝の8時すぎからで、1日に5回ある礼拝を除いて入場できるようです。何時まで見学できるのか分からなかったのですが、私たちが入場したのは18:30頃でした。
内部の広い空間から天井を見上げると、大きな丸天井と青を主体にしたタイルの壁が目を引きます。
このタイルの色からブルーモスクという愛称がつけられたそうです。
ステンドグラスがはめられた窓からの日差しがモスクをほどよく照らしています。
見学は無料ですが寄付もできるようです。
大人の女性はスカーフで髪の毛を覆う必要があります。スカーフは貸出もしているようでした。
アラスタ・バザール
ブルーモスクを見学して東側に出ると、お土産屋が並ぶバザールがあります。息抜きにお店を見ながら、ぶらぶらするのも良いと思います。
各種のおみやげがそろっています。買わずに見るだけでも楽しめます。
ヒッポドローム
ブルーモスクの西側にある縦長の広場で、ローマ時代に競馬や戦車競技が行われていた大競技場の跡地です。
広場の中央には3つの大きな柱が立っているのですが、その中でひときわ高くて目を引くのが、古代エジプトのオベリスクです。4世紀に広場を拡張した際に、エジプトから運んだものだそう。
Kucukoglu バーベキューレストラン
19:00 を過ぎたので、この近辺のトルコ料理レストランを検索し、上位の評価だったレストランに向かいました。
テーブルが10程度のこじんまりとしたレストランで、道路に面していますが車の通りは少なく、静かに食事ができたと思います。
メニューは写真付きなので選びやすく、価格も手ごろです。
サラダとケバブを注文してシェアしました。
ビーフのケバブ、美味しかったです。
ツナのフィッシュサラダ。
食後にトルコ菓子とチャイがサービスされ、グラスワイン2杯で3,000円ほど。味・値段・雰囲気とも、まずまずのレストランだと思います。
食後はすっかり暗くなり、再びスルタンアフメット広場へ。ライトアップされた、2つの建物を目当てにまだ大勢の観光客がいました。
ブルーモスク
アヤソフィア
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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