かーる1世です。
成田空港で乗り継ぎの時間がたっぷりあったので、成田山新勝寺の参道にある伝統のうなぎ店「駿河屋」に寄ってみましたので、ご紹介したいと思います。
駿河屋の由来など
駿河屋が成田山の山門前で商いを始めたのは、はっきりしないそうですが、1798年の記録には載っているということです。
ただ、うなぎ店としての創業ではなく、旅館業が始まりで、いつから鰻店になったのかは、同店のWEBサイトからは分かりませんでした。
駿河屋が旅籠屋として成田山門前で商いを始めた年は不詳ですが、成田山の歴史家によれば、寛政10年(1798年)の記録には載っているようです。
屋号は、創業者の駿河屋与兵衛が現・静岡県の出身だったことによるものです。また、新勝寺の釈迦堂の祭壇両脇に置かれている銅製の壺には、北魚河岸講の常宿として駿河屋の名前が刻まれています。
当代より5代前の当主の豊吉の時代、両国、浅草、吉原、向島に支店を開きました。しかし、関東大震災や戦災によりそれらが失われ、鉄道など交通の発達により成田山への参拝が日帰りでできるようになり、駿河屋は旅館業から中食屋と商いを変えました。
現在、代々受け継がれた「秘伝のたれ」が自慢の鰻専門店として、多くのお客様にご贔屓をいただいています。駿河屋WEBサイトより
さっそく店内へ
店頭で鰻をさばいている様子を見ながら店内へ。
順番待ちが当然であるお昼時なので、受付機からチケットを発券してベンチで待ちます。
座席は1階のほか、2階にもたっぷりと客席があるので、10数組待ちでしたが20分ほどで座席へ案内されました。
2階にある畳敷きの椅子テーブル席でしたが、新勝寺の山門がすぐ横に見える眺めの良いテーブルです。
メニュー
ビールとだし巻玉子、そして、うな重を注文。
ビールをちびちび飲みながらうな重を待ちます。
このだし巻玉子も食べる価値あり、と思います。
お待ちかねのうな重登場
待つこと20分。うな重と、お吸い物、漬物が運ばれてきました。
お重のふたを開けると、鰻の香りが漂ってきて、ガマンできません。
写真を撮るなり手を付け、あっという間に完食です。
おわりに
成田山新勝寺の参道には数多くのうなぎ屋さんがありますが、私にとっては、ここ、駿河屋さんか、少し駅寄りの川豊さんの二択で決まりです。
この記事を書いていると腹が減ってきました。