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香港国際空港 キャセイパシフィック航空のラウンジレポート

こんにちは。かーる1世です。

 

香港国際空港にある、キャセイパシフィック航空のラウンジ「ザ・デッキ」「ザ・ピア」を利用しましたので、ご紹介したいと思います。

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2019年11月の利用です。

 

 

チェックイン

シェラトン香港からKLOOK送迎のテスラ車を利用しましたが、5:30ホテル発という早い時間のせいか、あっという間に空港に到着。20分ちょっとでした。

 

空港の入り口前ではパスポートとeチケットのチェックをしています。列に並ぼうとしたら、妙に愛想の良い係官に手招きされ誰も並んでいないところへ。

待ち時間なく空港内に入りましたが、逆にドキドキしてしまった。

 

チェックインカウンターや出国審査の自動ゲートにも並ぶことはなく制限エリア内へ。

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搭乗する新千歳空港行きCX580便の搭乗ゲートがまだ表示されていなかったため、この場所から近そうなラウンジ「ザ・デッキ」へ行くことにしました。

 

 キャセイパシフィック航空ラウンジの概要

キャセイパシフィック航空が香港国際空港に持つビジネスクラスのラウンジは4つあります。

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ラウンジ名 営業時間 場所
ザ・ウィング 5:30~最終出発便 6階,ターミナル1のゲート1~4付近
ザ・ピア 5:30~24:30 6階,ターミナル1のゲート65付近
ザ・デッキ 5:30~24:30 7階,ターミナル1のゲート6付近
ザ・ブリッジ 5:30~24:30 5階,ターミナル1のゲート35付近

 

 大雑把ではありますが利用対象者は次の通りです。

ビジネスクラスラウンジの利用条件
Fクラス利用者 本人及び同伴者1名
Cクラス利用者 本人のみ
上級会員 本人+α

 

 

ザ・デッキ

キャセイが持つ香港国際空港内のラウンジでは一番新しいラウンジです。受付をすませ中に入ると、こじんまりとした落ち着きのあるスペースが現れます。

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しかし、このスペースの外側にはテーブルセットがぐるっと囲むように配置されていました。

ラウンジ内の部屋部分が船室とすれば、囲いから出たテラスのような造りがデッキ=甲板ということでしょか。名前が表わすように搭乗口を見下ろすような位置に設けられている、開放感のあるラウンジでした。

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広さはさほどありませんが、キャセイラウンジのシンボル的な存在「ヌードルバー」があります。麺のメニューがカウンターの上にありその場で作ってくれます。

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トッピングもいろいろあります

 

パンやホットミールのほか、ドリンクも各種そろっています。

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ミールやドリンク類の提供場所がコンパクトにまとまっているので、食事をするには便利なラウンジです。

ただ狭いがため、電話相手の声をスピーカーで流しながら会話をする人や、自分のガジェットで音を出しながら映像を観ている人なんかがいて落ち着けず、他のラウンジへと早々に移動することにしました。

 

そもそもこのラウンジの場所は、新千歳行だけでなく日本へ向かうフライトの搭乗ゲートとは離れているので、本来は利用すべき場所ではないかもしれません。

 

ラウンジを出るときに受付スタッフに移動することを伝えると、ボーディングパスにスタンプを押されました。

このスタンプがないとどうなるのでしょうか?

スタッフに何も言わずラウンジを出たらスタンプは押されなかったはずなので、スタンプの有無がどう影響するのか分かりません。

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2つのラウンジのre-entryスタンプが押されました。

もし4か所ある全てのラウンジに行ったら4つのスタンプがコンプリートなんて、ちょっと恥ずかしい気もするし、記念にもなるような気もします。

 

 

 ザ・ピア

キャセイが持つ香港国際空港内のラウンジで最も広いのがここ。搭乗ゲートのあるコンコースからエスカレーターで下ったところにあります。

利用したときは、日本行きの便のいくつかがこの近辺の搭乗ゲートを使っていました。

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受付の左側、奥の方にラウンジがありますが、ここの特徴は奥行きがあること。コンコースの下に設けられたスペースなので構造的にこうなるのでしょうが、コンセプトを変えたスペースが順番に現れる上手い造りです。

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 7:30頃の入室でしたが、すでに多くの利用者で混雑している状態で、写真を撮るのがはばかれました。

コーナー名 特徴
フード・ホール オーダー&セルフ式で軽食から本格的な食事までできる。
バー・コーナー バーテンダーが常駐する本格的なバー。シックな雰囲気。

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ヌードル・バー オーダ-式の麺料理のほか、点心が揃う。

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ティーハウス

豊富な種類の高級茶を専門家が淹れてくれる落ち着きのある場所。

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シャワールーム

高級アメニティとタオルを備えたシャワーブース。

リラクセーションルーム 足を伸ばして休憩できる椅子も備えた照明を落とした部屋。

 

 時間帯のせいか、食事をできるラウンジが特に混んでいました。

しかし座れるスペースは十分にあり、各ラウンジの駐機場側はテーマを設定していない通常のラウンジスペースがあります。

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このような仕切りで分けられていました

 

人の動きが少なく落ち着いて座っていられました。日本の新聞もありましたよ。

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 この日は千歳から札幌まで運転をしなければならず、飲み物は「本日お勧めのお茶」を注文しました。出来上がりまで数分かかります。

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ホテルやここの前に入室したラウンジでも食事をしたのに、締めにワンタンメンを食べてしまいました。

帰宅後に量ったら予想通り体重が増えてしまった。

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これらのラウンジとは反対側に「ザ・サンクチュアリ・バアイ・ピュア・ヨガ」というコーナーがあります。

ヨガや瞑想、ストレッチができるコーナーです。乗継の合間に鈍った身体をほぐすには良さそうな場所です。

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ビデオでヨガのレクチャーをしてくれるようです。

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終わりに

利用が可能だった4つのラウンジのうち2か所を利用しました。

「ザ・デッキ」はコンパクトにまとまっているので、サクッと食事をするに良さそう。「ザ・ピア・ラウンジ」は飲食はもちろん、各種のニーズに合わせたスペースがある秀逸なラウンジ。

後の2か所もどんなところなのか、気になります。