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シンガポール航空【ビジネスクラス】名古屋-シンガポール-クアラルンプール フライトレポート【2025.02】

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こんにちは!かーる1世です。

シンガポール航空(以下SQ)を利用した、名古屋・セントレア(中部国際空港)からシンガポール(チャンギ国際空港)経由でクアラルンプール (KLIA) へ行く、2フライトのレポートです。

2025年2月の搭乗です。(記載した情報は搭乗時のものなので、利用の際は各公式サイトでご確認ください)

「本ページはプロモーションが含まれています」

もくじ

名古屋-シンガポールのフライト

座席周りなど

フライトはSQ671便。名古屋を10:20に出発して、シンガポールには16:15到着予定です。1時間の時差があり、およそ7時間の飛行、機材はボーイング787-10で全長が68.3mある胴体の長い機体です。おおむね予定通りのフライトで、降機したのは16:10頃でした。

座席はビジネスクラス40席、エコノミークラス304席の2クラス制。僕は前から2列目の右側窓側席を取っています。一番初めに搭乗したのに先頭座席に座っている人がいました!ナニモノ?

シートはこのような形状で、クッションとブランケットが置かれていました。

ANAの同クラスと似た造りの座席ですが、モノ入れがあるSQのほうが使い勝手が良いです。テーブル周りにはスリッパとソックス、収納扉の中にミネラルウォーターとヘッドフォンが入っていました。

離陸して時間が経った頃に、アメニティキットがないことに気づきました。この路線はリクエストベースだそうで早速いただきました。キットは以前と変わり LE LABOになっています。

コーデュロイ素材のケースに入っていたのは、ハンドポマード・フェイスミスト・リップバームの3点だけです。歯磨きなどはラバトリー内にあるので簡素化したのですね。そういえばアイマスクや耳栓もありません。

シートなどのコントロールパネルは、黒いままでどこにあるのか分かりにくかったのですが、どこかをタッチするとボタンが光ります。寝ているときに邪魔にならないですね。もちろんフルフラットになります。

読書灯は3点あり、ボタンで調整する仕組み。

ビジネスクラスは横に1-2-1で座席が配置され、縦に10列あります。中央の2列席は先頭と後方の4席しか埋まっていなかったように見えました。

日本人の客室乗務員がビジネスに1名、キャビン中央と後方に1名ずつの3名体制とのこと。そんなに乗っているんですね。

僕の座席の担当は日本人乗務員ではありませんでしたが、挨拶に来て下さいました。

ビジネスクラスは機内Wi-Fiを無料で利用できました。ただ、離陸して2時間以上は繋がらなかったです。

速度はテキストデータなら問題ないのですが、画像があるとかなり遅かったです。動画の再生は不可能です。

ビジネスクラスのラバトリーがこちら。引き出すと簡易的な椅子が出てきます。狭いですが座って歯磨きができます。

ラバトリーのアメニティです。歯ブラシは後からセットされました(忘れていただけかも)。フレグランスなどは英国のペンハリガンでした。

お食事など

一定以上の距離がある路線の場合、ビジネスクラスの機内食は事前に予約できます。メインは豚の生姜焼きや鰻丼など4種類のあり、その中から「花恋歴 (はなこいれき)」を予約しました。京都の料亭「菊乃井」の監修です。

離陸前のウェルカムドリンクはオレンジジュースとシャンパンでした。写真を通り忘れましたが、泡を飲んでいます。

離陸前に食前酒を聞かれています。SQ搭乗の気分を高めたかったので、シンガポールスリングをお願いしました。

シートベルト着用サインが消えるとすぐにドリンクが配られ、その後、カナッペのサテがやってきました。

アレッ、美味しくないぞ。ラウンジで食べた手羽先が美味しかったからかな。

メインの食事は12時頃に出てきたので、離陸して2時間経ってから。食事の前にドリンクを聞かれたので白ワインにしました。リストの白ワインはフランス2、ニュージーランド1、スペイン1の4種類が掲載されていましたが、NZは積んでいないとのこと。

おススメのブルゴーニュと炭酸水をもらいました。

ブルゴーニュの白が飲みやすすぎて料理の前になくなってしまいました。同じものを頼むと飲みすぎちゃいそうなので、パイパー・エドシックというシャンパンに変更。積まれている泡はこの種類だけです。

シャンパンとスパーリングウォーター、泡Wの組み合わせになってしまった。

花恋歴のメニューがこちらです。料亭「菊乃井」でこれが出てきたら美味しいのでしょうが、機上ではさすがに難しいですよね。

こちらは一の重。カツオは美味しかったのですが、メニューにはマグロって書いてある。見た目も味もカツオだと思うのですが、僕の舌と目がおかしいのか😅

あん肝を奈良漬で挟んだのも良かったです。

続いて二の重。みそ汁はダメダメです。ぬるいのは冷たい豆腐を入れたいせいかな。

この中では金目鯛の味噌柚庵焼きがイケてました。イクラ添えのご飯も美味しかったです。

デザートの柚子シャーベットは美味しかったのですが、ハーゲンダッツでいいんだけど、と思ってしまう庶民派です。

その他のメニューがこちら、メインは3種類の中から1つ選びます。用意できない場合もあると思うので、事前に予約するのがおすすめです(食品ロスの削減にもなりますし)。

シンガポール乗継

到着したのはターミナル2、乗継便を確認すると同じターミナル2でした。ラウンジに寄れます😄。降機した乗客は、入国する人・乗継する人のどちらも同じ動線で、全員が簡易的な荷物検査場に誘導されました。

相変わらず楽しめるスポット満載のターミナルです

次のフライトまで約2時間あるので、T2のシルバークリスラウンジへ。長く改装されていないラウンジだと思います。

このラウンジは食事のメニューが少ない(と言ってもT3のシルバークリスラウンジと比べての話😅)のですが、食べたくないので問題ありません。逆に歩き回る人が少なく静かで落ち着くラウンジです。

乗り継ぎ便も同じT2から出発ですが、到着したゲートと出発するゲートの場所はかなり離れていました。同じターミナル内だからと言って油断のできない空港です。

搭乗ゲートの待合室に入るところでまた荷物検査です。

シンガポール - クアラルンプールのフライト

フライトはSQ126。シンガポールを18:30に出発し、クアラルンプール到着は19:40の予定。時差はないので約1時間の短いフライトです。予定通りに出発して降機したのは19:20だったので、60分くらいしか機内にいませんでした。

搭乗するのはエアバスA350-900。ビジネスクラス40席、エコノミークラス263席の2クラス制で中距離用の内装に仕立てた機材です。SQのA350-900は、他に長距離用と超長距離用の2種類のシートがあるようです。

中距離用と言っても短い路線にもったいない豪華なシートです。名古屋から乗ってきたB787-10より座席の空間に包みこまれる感じがしました。少しだけ狭いからかもしれません。

倒す暇がなかったのですが、ボタンのイラストを見るとフルフラットにはならないようです。でも背もたれはかなりの角度まで倒せそう。足は斜め方向に伸ばす構造です。

座席同士がギュッと詰まった感じがします。

実質、数十分しかないのに食事がサーブされます。カートで2種類のメニューを運び乗客に見せて選んでもらう方法をとっていました。僕が選んだのは冷やし中華ゴマだれがけ。日本の冷やし中華に近い料理でした。

ビジネスクラスは全席が埋まっていたように見えます。サーブして片付け、大変そうでした。

マレーシア入国

到着したクアラルンプール国際空港=KLIAは、メインビルとサテライトに分かれています。サテライトに到着したのでメインビルまでシャトルバスで移動です。ビジネスクラス以上の乗客は近道ルートで専用バスを使えます。

そこまでしなくても良いと思うのですが、バス乗車口の手前にコーヒーやミネラルウォーターの無料サービスがあります。

マレーシア入国にはMDAC(マレーシア・デジタル・アライバルカード)の登録が必要です。マレーシア到着3日前から登録可能で、完了すると確認メールが送られてくるので、専用ページからメールに記載されたPINを入力して、登録内容を確認しましょう。

MDACの登録方法は、JAL公式サイトが分かりやすいのでリンクを張ります。

www.jal.co.jp

入国審査は秒で通過し、荷物もすぐに出てきました。このあと税関の荷物検査機を通すのですが、ここがなかなか進まず長蛇の列。検査員の効率というより、動線に問題があって、割り込みでグチャグチャ。日本国内だったらこのひどい動線でも整然と並ぶんじゃないかと思いますが😩

まとめ

シンガポール航空は、昨年(2024年)8月から12月まで、毎月のように東南アジア方面のセールを開催していました。

それらのうち、10月中旬に名古屋就航35周年の記念セールがあり、お得感があったので購入したチケットです。しかし、35って区切りの良い数字でもないですよね。

来月(2025年3月)も、シンガポール1泊のトランジット+他の都市にステイする、名古屋発着SQビジネスクラスチケットを取っています。似たようなタイトルで記事をアップすると思いますが、名古屋とシンガポールの区間は違う機内食を食べる予定なので、また、ご覧いただけると嬉しいです。

ありがとうございました。