こんにちは。かーる1世です。
シドニー・ハーバーブリッジのたもと、ワーフ(埠頭)の上に建つ、ピア・ワン・シドニーハーバー,オートグラフ コレクションに宿泊しました。ホテルのようすをレポートしたいと思います。
2024年11月の宿泊です。
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もくじ
アクセス/ロケーション
ホテルはシドニーハーバーでは古くから開発されていたロックスに立地しています。
賑やかなサーキュラー・キー地区とは、歩いて17~18分ほどで行き来できます。
ホテルへの行き来に便利な公共の交通機関はなく、サーキュラー・キーから車で行くには、道路の規制や小高い丘があるので遠回りをしなければなりません。ロックスの名前の通り石の山が海に迫る地区です。
また、飲食店やショップなどからは少しだけ離れた場所にあり不便と言えますが、街の喧騒から逃れられる場所であり、特に夜は静か。ボーっとして景色を観ていると非日常の世界に浸れるロケーションでした。
ホテルの概要
元は港湾埠頭の倉庫として使われていた4階建ての建物をリノベーションしたホテルで、189の客室があります。片側は海に面しており、かつてはここに船が付いて荷下ろしをしていたのだと思います。
ボートをチャーターしてホテルの岸壁から出航できるそうです。
入口は上の写真とは反対側にあり、ちゃんとした道路に面しています。
入口の外に建物から伸びた橋が架かっています。この橋はホテルのパーティールームとして使われていて通り抜けはできません。
エントランスは2層の吹き抜けです。元の建物の構造を活かした造りです。
真っすぐ進むとバーとロビーを兼ねたエリア。
写真の奥にはミーティングルームがいくつかあり、連日、会議やセミナーそしてパーティーなどで使われていました。
客室のようす
アサインされたのは3階の部屋で最上階のフロアです。
昔の梁や柱をうまくデザインして残しています。
宿泊した部屋は1キング・ブリッジビュー。公式サイトによると30㎡らしいのですが、それよりもかなり広く感じました。
ロータイプの広々したキングサイズベッドです。
窓は小さいですがハーバーブリッジビューです。
窓側から見た部屋の全景です。天井は梁がむき出しでとても高い!部屋がさらに広く感じます。
窓際にがっちりしたソファー、壁際にあったミニダイニングテーブルとチェアはソファーの前に動かして使いました。
ミニバーコーナーです。
左側には有料のものが乗っています。オリジナルのステンレスボトルも売り物ですが、うっかり使ってしまいそう。右のネスプレッソは無料です。
引き出しにあるティーバッグは無料、冷蔵庫の左上にあるミルク (クリーム)をのぞいて、ドリンク類は有料です。
プライスリストを探しても見つからないので、誰かが持って行ってなくなっているのかと思ったら、テレビの画面で確認できました。ミニバーだけでなくホテル内の説明の一切が画面で確認する方式でした。
扉付きのロッカーが入口横にありました。
それとは別に、荷物置き場にもパイプがあり、ここも衣類をかけられようになっていました。
ベッドルームのデザインや家具類は素敵なのですが、何だか違和感を感じたのが、客室内の家具類が壁にくっついていないこと。
家具だけでなくベッドのヘッドボードまでもが壁から離れています。すべてのものがポンポンと置かれているような感じ。考えても分からない事ですが、何か理由があるのだと思います。
水周りです。
洗面台はシンプルな造り。ちょっと狭めです。
アメニティに歯ブラシがありました。ドライヤーはダイソン。
ボディーローションやバスアメニティは 「WHO IS ELIJAM」というもの。ホテルのバスアメニティを作るオーストラリアのメーカーのブランドで、2018年に創業されたそうです。歯ブラシなどのアメニティも同じブランドでした。
シャワーはレインとハンドの2種類。けっこう外に水漏れしました。
大きなバスタブがありました。深いのでお湯張りに時間がかかりますが、ゆったり浸かれたのが嬉しい。
ホテルの設備
バー
エントランスの奥、グランドフロアにピアというバーがあります。
バーの外に出るとテラス席があります。この場所はワーフの上、いわば公共の通路でもあり、散歩の人々も通り抜けていきます。そんな光景がリゾート地のバーにいるような気分にさせてくれます。
11月のオーストラリアの季節は初夏で、天気が良ければ少し汗ばむくらいの気候です。このテントのパイプから定期的にミストが出ていました。
チェックインの時にバーで使えるウェルカムドリンクチケットをもらいました。心地よい陽気の中で飲むビール、最高でした🍺
ここから見えている海はハーバーブリッジをくぐった場所です。大型クルーズ船が毎日ブリッジの手前で折れ、シドニーハーバーに入港していましたが、写真のディズニークルーズ船はブリッジをくぐって入ってきました。
このホテルにはクラブラウンジがないので、上級会員向けの特別な特典はありませんでした。招待基準は不明ですが、事前にカクテルパーティー招待のメールをもらっていたので行ってみました。
飲み物は何でも作ってくれますが、食べ物はあまりなかったです。14人ほどが集まりましたが、ほぼオーストラリアの方々。ナチュラルスピードの会話には付いていけませんが、座ると身動きしにくい配置。
幸い隣に座ったカナダの方が、こちらの会話スピードに合わせてくれる心優しき人達で助かりました。
プール
天然のプールがあるだけで、水遊びができるかな?という程度のものです。青く囲われた部分がプールで海水です。一辺4~5mくらいの水場で、深さは不明ですが小さな子供が遊んでいるのを見たので、浅いのだと思います。
ジム
ジムにはスタッフはおらず、自己責任で利用して下さいとのこと。
マシンの数は少なめです。
ホテルの近くには岸壁沿いに公園があり、もう一つのウォーターフロントであるダーリングハーバーまで繋がっています。ジョギングに最適なコースです(僕は走ってないけど💦)。
朝食レストラン
ホテルのレストランは、グランドフロアにあるピア・ダイニングの1か所のみで、こちらが朝食会場になります。
ランチとディナーは曜日により営業をしています。ホテル内のレストランにしては値段は高くないと思います。
屋内のほか透明の仕切りで閉じられたテラス席もあります。それぞれ違う雰囲気を味わえるダイニングスペースですが、自分的には屋内の方が落ち着きが感じられて良かったです。
ドリンクと卵料理はテーブルのQRコードで注文します。Your Payment の表示がされますが、別途料金がかかるわけではありません。
テーブルオーダーしたものは運んできてくれます。
エッグベネディクトは大きさが分からなかったので、初日は1つだけ注文。サイズは思ったより小さ目でした。美味しかったので翌日もいただいています。
テーブルオーダー方式は効率が良いですが、トマトケチャップをかけにこの皿を持ち歩くのか?
と思ったら、ケチャップはまさかのポーション入りでした。探しました💦
ジュースはオリジナルのペットボトル入り。
生野菜のサラダは少ないかなぁ。
誘惑の甘いものたち。
苺は珍しい!でも甘くはなかったです。
まとめ
5泊6日のシドニー滞在で、最後の2泊に選んだホテルでした。のんびり過ごすにはとても良い立地で、宿泊客も街中のホテルとは違ってあくせくした人が少ないのも良かったです。
本文にも書いた通り交通の便が良くないので、あちこちに出かけるためのシドニー滞在なら、街中の立地のホテルを選んだほうが良いと思います。観光だけでなくのんびりもしたいという滞在ならこのホテルはおススメです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。