こんにちは。かーる1世です。
羽田空港に近いホテル、メルキュール東京羽田エアポート。2023年11月に開業した新しいホテルです。開業後から宿泊する機会をうかがっていたところ、今回、羽田空港の利用と客室料金の安い日がうまくかみ合ったので泊まってきました。
2024年7月の宿泊です。
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目 次
アクセス/ロケーション
京急「大鳥居駅」から歩いて5分弱です。羽田空港から電車に乗って15分くらいですね。
ホテル専用のシャトルバスが羽田空港第1T/第3Tとホテルの間を送迎しています。昼間を除き早朝から深夜まで運行されていますので、時間が合えば利用価値が高いです。詳細はホテル公式サイトでご確認ください。
https://www.mercure-tokyo-haneda-airport.com/access
ホテルから第3Tの区間を利用しました。所要時間15分くらい。バスは路線バスを一回り小さくしたくらいの大きさはあるので、まあまあの人数が乗れます。
乗車は先着順で予約は受けていません。
ホテルは交通量が多い環八に面しており、飲食店やコンビニには事欠かないロケーションです。羽田空港まで歩くのは難しいですが、ホテルがある大鳥居駅は案外空港に近い場所であることを知りました。
ホテルの概要
メルキュール東京羽田エアポートの外観です。
11階建ての何の変哲もない普通の建物に見えますが、インテリアはとてもおしゃれでした。
エントランスではセンスある飾り棚が出迎えしてくれます。飾られているのは東京・江戸をイメージするオブジェばかりです。
この場所は吹き抜けになっているので上から覗いてみました。オブジェは団扇・屏風・盆栽・電話機…溶接マスクまであります。センスに感心します。
エントランス右手がレセプションとロビーです。
レセプションがこちら。フランスらしさを感じるソファーが置かれています。
広さはさほどありませんが、ソファーの他PC作業をしやすい大きなテーブルがありました。
ロビーの反対側には円形のバーカウンターがあり、その向こうがレストランになっています。
ホテルの施設
2階に共用施設がありました。
ラウンジが2つあり、こちらはカードキーが必要なラウンジ。
僕のカードをかざしても扉は開きませんでした。上級会員用かと思ったら、エアラインクルー専用のラウンジだそうです。
もう1か所はオープンなラウンジ。誰でも利用できるチェアやソファーが置かれていました。
大物アーティスト用のスタジオみたいな雰囲気です。
壁に張り付けられているのは何かと思えば、ビデオカメラやトランジスタラジオ。日本がお得意とした電化製品じゃないですか。発想がすごいですね。
このフロアにはトレーニングジムとシャワールームがありました。
鏡のせいで広く見えますが、マシンが5台とダンベルがあるだけの広さです。
客室のようす
予約したのはスーペリアキング・バスタブ付きの部屋。開業記念オファーでキャンセル返金不可という条件だったので、都心のビジネスホテル並みの料金でした。
アサインされた8階の部屋に向かいます。
部屋の広さは24㎡あります。
ベッド周りのデザイン、センスが良いです。
ベッドの両サイドにACコンセントとUSB-Cのポートが1つずつありました。今後を見越してAタイプは設置しなかったということですね。
窓際には二人掛けソファーと机替わりになるテーブル。
ミニバーのキャビネットです。ソファーのクッションといい、オレンジ色が部屋の空間にしっくり馴染んでいます。自宅にこの色があったら違和感しかなさそう。
扉の中はこんな感じ。
無料のコーヒーやティーバックなど。サービスのミネラルウォーターは2本ありました。
コーヒーは京都の小川珈琲。美味しいです。ケトルはおしゃれなイギリスブランド、ラッセルホブス。
宿泊した部屋は環八と反対側の多摩川方面を向いていました。下に見える線路は京急線で電車の走行音が多少聞こえてきます。
窓側からみた部屋のようすです。
ロッカーは服があまり掛からないですね。しかし、こんなところにも凝った色を使っています。
引き出しにあったセパレートタイプの部屋着。壁紙の色に合わせたのかな?
洗面台はコンパクトです。
アメニティは一通り揃っています。ハンドソープやボディローションは、エレメンタルハーボロジー。
バスアメニティも同じブランドです。エレメンタルハーボロジーの公式サイトを見たら、肌に良いものであることを知りました。
東洋医学の陰陽五行の思想(五行説)と、香りがベースとなるアロマセラピーの考えを融合させ、肌に究極の栄養分をもたらすことを目指した、ハイパフォーマンスアロマセラピーブランドです。
数多くの高栄養価な植物原料を基に先端技術を取り入れ、臨床試験を経て満足のいく結果が得られたものを世に送り出しています。
客室数が363室あるうち、バスタブ付きの部屋の割合は少ないようです。だからと言ってこの部屋の料金が高いわけではありません。思った以上に広く快適なバスルームでした。
朝食レストラン
朝食会場になるのは1階のブラッスリーサンヴォレで6:00~10:00までの営業。17:30~21:00のディナー営業もしており、料理はアラカルトとコースメニューの提供です。
横長で大きな窓があるスタイリッシュな空間です。普通のホテルなら窓際に横長のカウンターテーブルを設置しそうですが、丸テーブルのダイニングテーブルだから開放的な雰囲気が創れているのだと思います。
前菜とパンはこちらのブッフェ台にひとまとめ。カウンター上の台に余裕を持たせているので、皿に料理を取りやすいです。
ドレッシング類も取りやすく見た目も良いです。他にオリーブオイルやワインビネガーなどもあります。
パン・ペストリーの種類は少なめです。和食にしたので食べなかったのですが、ブラッスリーなのにクロワッサンを食べなかったのは失敗だったかな。
定番のスモークサーモンだけでなくニシンの酢漬けがありました。どちらもご飯のお供にしました。
主菜や副菜はキッチンカウンターに並んでいました。
和食副菜のラインナップです。
パリでも大人気のおにぎりも作れます。
一番奥の隅っこに座り、
和食を持ってきました。
おかずの種類は少ないですが、
満足はできました。
朝食は後払い2,500円で食べられますが、食べるつもりなら朝食付きで予約をするのがお得です。
まとめ
朝食会場などで見た感じでは南アジア系の宿泊者が多く、次いで欧米、東アジアの順といったところ。たまたま僕が泊った日の印象ですが。
デザインはフランス、宿泊している日本人は少数という、とてもインターナショナルな雰囲気のホテルでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。