SAPPOROベースでマイレージ旅行

海外と国内の個人旅行を中心に、航空機、マイル、ホテルのことを書いています

ニセコの紅葉とルピシアのディナー そしてヒルトンニセコには外国人客が戻ってきた

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こんにちは。かーる1世です。

北海道の紅葉シーズンも終わりかけですが、晩秋のニセコの景色を観に行ってきました。日帰りのつもりだったのですが、ヒルトンニセコビレッジが全国旅行支援のプランをまだ販売していたので、格安で宿泊をしてきました。

 

ニセコ方面へドライブ

札幌からニセコまでのドライブは、大きく分けて2つのルートがあります。一つは中山峠を経由していくルート。もう一つは小樽方面から行くルートです。今回は小樽方面ルートでも、市内を経由せずキロロリゾートを経由していくルートをドライブしました。その途中にある毛無山展望台で休憩して小樽市街の写真をパチリ。

ニセコに近づくと平地の木々の紅葉がすでに終わりかけでした。

こんな建物を見ると北海道を感じますねぇ。

「いちむら」で腹ごしらえ

昼時にニセコに来たら、手打ちそば「いちむら」で食べるのが私たちの定番になりつつあります。

新そばの季節ですねぇ。

ちょうど昼時でしたが、平日なので並ばずに着席できました。天ぷらせいろで腹ごしらえ。美味いです。

ニセコの紅葉スポット

ニセコの紅葉スポットは検索するといくつも出てきますが、10月も後半で紅葉の終盤時期なので、高いところはあきらめて低地のスポットを目指しました。

とはいえニセコですから低地でもそれなりの標高があり、葉っぱがヒラヒラと舞い落ちる終わりかけの紅葉狩りです。

ふきだし公園

ニセコの隣町に位置する京極町にあります。ニセコとは羊蹄山を挟んで反対側といった場所です。

京極町は水がおいしいことで有名です。この公園は名前の通り水が湧きだす公園です。

羊蹄山の湧き水が飲み放題です。

カラのペットボトルなど入れ物があると良いですね。

この公園には道の駅もあり、観光バスも休憩場所として停まる場所のようです。

興味をそそるお土産もいくつかありました。店内で食べられるソフトクリームは、チーズをなめているような濃厚さでしたよ。

さて、肝心の紅葉はまあまあといったところでしょうか。春は桜も美しい公園だそうです。

羊蹄姿見池

グーグルマップで検索しても出てこないちょっとした穴場がここ。ふきだし公園とニセコを結ぶ道路わきにあります。蕎麦屋さんの敷地のような場所です。風がなければ逆さ羊蹄山を見ることができるのですが、この日はだめでした。

半月湖

ニセコに戻り半月湖を目指します。羊蹄山のふもとある火口の湖です。

歩きやすいように整備されているので難易度は低めですが、靴はスニーカーなどがおすすめです。

葉っぱがだいぶ落ちた原生林の中を進みます。

下の方に湖が見えてきました。

湖の淵まで降りることができます。

熊注意の立て看板がありましたが、札幌の郊外にも出没するのですから、出てもおかしくない場所ではあります。

別荘地エリア

ニセコには別荘地のエリアはいくつもあるのですが、ニセコビレッジそばの別荘地を抜ける細い道がなかなかの景色です。街中の別荘地ではないので電線が隠れているのも良いですね。

パノラマライン

宿泊した翌日、通称ニセコパノラマラインをドライブして札幌に帰りました。

標高が高いのですでに落葉していますが、この景色もこの季節ならではです。

運転しているとそんなに景色を観てられないのですが、展望駐車場が少ないのが残念。この展望台は車を停めて散策路に降りられます。下の台地まで降りてみましたが、気軽に歩けるようなところではありませんでした。

ヴィラ・ルピシアの夕食

世界のお茶専門店「ルピシア」がニセコに本社を移したのが2020年。本社や工場の他、着々とビジネスを広げているようで、ヴィラ・ルピシアもその一つです。

写真の建物はお茶やパン・デリなどを扱うブティックとスイーツショップ。冬以外はテラス席で食べられるそうです。

向かい側にはレストラン。写真は夕食時の暗くなった時に撮ったものです。

店内は外見の印象よりも広く、通りに面した側(写真左手)はガラス張りで開放感のある造りでした。

木を多用したロッジ風の造りで、キッチンが見えるオープンスタイルです。

価格帯はファミレス以上、レストラン以下といったところ。グランドメニューのほかに本日のおすすめメニューがあり、その中でも特にお勧めを何点か説明してくれました。

グランドメニューは公式ページでご確認ください。

villa.lupicia.co.jp

車で来てるので😢北海道限定のお茶「ニセコ」を注文。

一皿ごとの量が多めだそうで、すべて二人でシェアすることにしました。ボリューミーと言ってもちょっとだけかもしれません。

前菜に、ガーリックシュリンプ。ポテトがけっこう入っていて熱々。

ニンニクの効いたソースはパンに付けると美味しいです。なお、パンは別料金でした。

前菜のもう一つはお勧めされた北寄貝のマリネ。わたしたちの注文が本日最初なので、生のホッキを使っているとのこと。肉厚に切られていていました。このあと注文される方には茹でて提供されますが、茹でたやつも美味しいんですよね。

メインの魚に入る前にノンアルコールのワインを注文。スパークリングの一択でした。

定番のドリンクメニューにあったルピシアオリジナルのビール5種飲み比べセット、飲んでみたかった。外国人の団体さん、ほとんどの人がこれを注文していました。

定番ドリンクメニューのほかワインリストもありました。

魚料理は北海道に住むまで知らなかった魚、カスベのローストを注文。カスベはエイの仲間で名前の由来は「魚のかすっぺ」という悲しいものらしいです。

こちらの料理はローストされていますが、トロッとしていてバルサミコ酢との相性は良かったです。ニンジンのペーストも美味しかった。

北海道では新鮮なものが流通していて、煮つけやカラ揚げで出される魚です。どこの居酒屋にもメニューにあるエイヒレ、こいつの仲間だそうで割と身近な魚です。

肉料理は、秋の味覚であるポルチーニ茸のソースをまとったフィレ肉のロースト。とても柔らかい赤身肉でした。しかし上品な量です。

食後に迷ったあげく食べなかったケーキ。ショーケースに並んでいた姿は美味そうでした。機会があればスイーツショップのほうで買いたいと思います。

ヴィラ・ルピシアのレストランはお得感のあるランチが人気で、平日でも予約を入れた方が良いです。ディナーはどうか分かりませんが、私たちは当日の午後に年のため予約を入れました。インバウンド客が増えたら数日前までの予約が必要になりそうです。

ヒルトン・ニセコビレッジ

ちょうど1年前に泊まった際のレポートがこちら。

www.sapporo-base.net

1年前と変わったところは、アジア系の団体客や欧米系を含む個人旅行客が増えていたこと。スキーシーズンに向けてインバウンド客がどんどん増えるんでしょうね。

団体客がいくつか入っていたからかもしれませんが、朝食会場が2階のメルトから、3階の羊蹄という冬季限定の広いレストランになっていました。

ヒルトンニセコビレッジには温泉大浴場があります。泉質は評判が良いそうで、僕もここのヌルっとしたお湯が好きです。惜しいのは老朽化が進んでいること。11月に改修作業をするようですが、2日程度なのでメンテナンスくらいでしょうか。大規模修繕して欲しいところです。(公式サイトより)

おわりに

ニセコの紅葉を観るには1週間ほど遅かったかもしれません。そうは言っても枯れ葉が舞い落ちる光景もこの時期ならではで良かったです。

自然の中の紅葉狩りを堪能した次は、寺社仏閣の紅葉を観に京都へ行く予定でこれも楽しみです。

京都は去年ですら多くの人で賑わっていたので、今年はもっと混雑するのでしょうね。とりあえず、夕食の食いっパグレがないように予約は入れておきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。