こんにちは。かーる1世です。
ホテル ザ・セレスティンは三井ガーデンホテルズ(MGH)が展開しているホテルブランドの一つです。ビジネスホテルの少し上位のグレードという位置づけのホテル?で、都内では芝公園と銀座の2軒を展開しています。
今回はザ・セレスティン銀座を利用しましたので、レポートしたいと思います。
今年5月には京都にあるセレスティン京都祇園に宿泊しています。よろしければご覧ください。
ホテルのアクセス/立地
新橋駅の銀座方面にある出入口から歩いて3分程度の近さ。羽田空港から京急線を利用すれば乗り換えなしで行けるので便利ですね。
ホテルは銀座のメインストリートの一つ西銀座通り(外堀通り)に面しています。銀座での買い物や飲食だけでなく、有楽町や日比谷公園にも近い便利な立地です。
ホテルの概要
石造りのエントランスは、ホテルというより高級なレストランか、はたまた宝石店や画廊のようで、ホテルのロゴを見逃すと通り過ごしてしまいそうな佇まいです。
2017年10月に開業したセレスティン銀座。コンセプトは「心からくつろげる第二の我が家のホテルを目指す」ことだそうです。エントランスやロビーも小ぶりな造りで、プライベート感があります。
1階の天井高は相当なもの。正面にはその高い天井まで伸びたガラスのアートウォールが目を引きます。館内全体が茶系にまとめられていて落ち着いた雰囲気です。
ロビーには、フロント以外にコンシェルジュデスクと数組が使える程度のソファーや椅子があるくらいでした。
京都祇園のセレスティンにはたくさん置かれていたマスコットの黒猫は、コンシェルジュデスクに2匹。それ以外には見かけなかったような気がします。
ホテルは14階建てで、ロビー・レセプションが1階。2~13階までに計104の客室があり、1フロアにだいたい9程度の客室がある感じです。客室の配置図のように、ビルはほぼ正方形の型をしていますね。
最上階の14階は朝食会場にもなるイタリアンレストラン「CASITA(カシータ)」が入っています。
銀座以外の2軒のセレスティンには、宿泊者が利用できるラウンジがあるのですが、こちらにはありません。その代わりにウェルカムドリンク券をもらいました。1杯だけ無料です。
レストランのバーカウンターからは国会議事堂が見えますよ。画面真ん中の光っているのが議事堂です。
客室のようす
ベッドルーム
宿泊した部屋は最もスタンダードなスーペリアクイーンの部屋です。7階の部屋なので、ホテル建物の中間くらいの高さですね。
広さは23.5㎡ですが、数字以上に広さを感じる造りで工夫がうかがえます。しかし、ベッドエンドにあるソファーは奥行きが短かくてちょっと座りにくいです。
ベッドサイドにあるディスプレーで照明や空調のコントロールができます。
外堀通りに面している部屋で、景色は特にありません。
車だけでなく新幹線や在来線、そして高速もそばを通っているのですが、サイレン音以外の走行音は全く聞こえない遮音性の高い建物でした。
コンパクトなデスクは鏡台になる仕様です。コンセントがデスクの前と横だけでなく下にもあって使い勝手が良いです。
引き出しにはスマホの充電ケーブル、助かります。
テレビはシャープのアクオス。それほど大きくないです。HDMIのジャックがデスク横にあってPCとつなぎやすいので重宝しました。
ミニバーコーナーには水が2本とネスプレッソのコーヒーマシン。
4種類のカプセルがありました。
ミニバーコーナーの引き出し内はこのような感じです。冷蔵庫には有料でビール2本、お茶2本、コーラ1本・・。コーラだけ1本って不安になります。これで正解のようですが、なぜ?
クローゼット
きちんとした扉としっかりしたハンガーのあるクローゼットです。
下の引き出しにはアイロンとバスローブ、セパレートタイプのパジャマが入っていました。もちろんアイロン台もあります。
僕の中では、バスローブがある時点でビジネスホテルより上のカテゴリーです。
バスルーム
開業して5年も経っているとは思えないきれいさです。改装してるのかな?
洗い場スペースがあるのは良いですね。
シャワーはハンドとレインが一体型になっています。
インバスアメニティはアプリケーター式で「BYREDO(バイレード)」というブランドのもの。オランダ発祥のブランドのようです。この7月からミニボトルをやめてこのブランドに変えたそうです。
洗面台はコンパクトにまとめられています。
アメニティは以前と変わっていないようですが、使用される頻度の少ない一部のものがフロントへリクエストする方式になっていました。
ドライヤーはパナソニック製ですが、よく見かけるものより大型です。
レストラン「GINZA CASITA」
イタリアンレストランで朝食が提供されます。だからと言ってイタリアンなメニューではなく、和食、洋食、フレンチトーストの3種類から選ぶセットメニューでの提供でした。
イタリアレストランで和食はないよなぁ、と思っていたのですが、前日、ウェルカムドリンクを飲んだ時にスタッフが「朝食のウリは和食なんですよ」という意外なことを言われました。食材にこだわりがあるそうです。なので、私は和食を選んでみました。
まずは数種類あるドリンクのリクエスト。お替わりで違うものも選べます。
この辺りは高層ビルがないので、14階からでも景色が良いです。
和食です。ご飯は白米か五穀米、味噌汁は2種類の中から1つ選びました。
梅干しが美味しいと思ったのは久しぶりかも。
サラダは野菜多めです。
メインの焼き魚は大ぶりなうす塩の鮭で、後から出てきました。未確認ですが、魚と味噌汁は日替わりになっていると思われます。大盛りのご飯だったのにお替わりしてしまいました。
妻はフレンチトーストを選びました。始めにサラダやヨーグルトなど。
フレンチトーストはメゾンカイザーの食パンを使っているそうです。ちょっとだけもらいましたが、美味いです。それにしてもボリュームがあります。
セレスティンの芝公園や京都祇園の朝食ブッフェも美味しかったですが、こちらのセットメニューも良かったです。落ち着いて食事ができるレストランのサイズ感も良かったのかも知れません。
おわりに
ザ・セレスティン銀座は、小ぶりで質感の高いブティックホテルといった感じのホテルでした。がやがやした感じがないし、客室内の静かさは特筆もので「第二の我が家」というコンセプト通りゆったり滞在できたのだと思います。
エントランスの玄関マットも、そのサイズから何かのお店みたいなのですが、野暮ったさがなくて良いです。
日によっては料金も高くはないので、今後の定宿候補の一つになるホテルでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。