こんにちは。かーる1世です。
JR小樽築港(おたるちっこう)駅から徒歩5分ほどの場所にあるグランドパーク小樽ホテルに宿泊しました。再開されたどうみん割の利用です。
元々はヒルトンホテルとして1999年に開業したホテルですが、オーナーチェンジを経て現在はシンガポールのパークホテルグループに買収されリブランドされています。なお国内にあるパークホテルとの関係はありません。
ホテルのアクセス/立地
札幌駅から快速列車に乗り30分弱で最寄りの小樽築港駅に着きます。小樽駅からだと電車で5分程度です。車の場合には札幌市内から下道で1時間弱くらい、新千歳空港から高速を利用して1時間ちょっとです。
ホテルの駐車場は1泊1,650円で出し入れはもちろん自由でした。この料金は札幌中心部と同等以上で、場所を考えると高めの設定ですね。
ウィングベイ小樽というイオンを核にしたショッピングモールがホテルの左右に広がっています。ホテルと直結しているので外に出ずにモールの利用ができます。
JR小樽築港駅もデッキでつながっており、雨や雪でも濡れずに施設へ入ることができます。ただし、いずれもモールの営業時間内だけのようで、遅い時間や早い時間に徒歩でホテルを出入りする時は、建物外の正面エントランスを使うことになります。このエントランス、車利用を想定した造りで歩行者ライクではありません。
ホテルの概要
ホテルのロビーはヒルトンホテルとして開業しただけあって、その面影を残すゴージャスな造りです。2階から流れる滝の演出はお金がかかっていそうです。
右手にあるフロントもビジネスホテルとは違い立派な造りです。
建物は18階建てで7階から18階に客室があります。6階から下はホテルの宴会場やレストラン、そしてホテルとは仕切られていますがモールのショップや施設が入っています。
部屋など
ベッドルーム
宿泊した部屋は、デラックスルームオーシャンビューで16階の部屋です。広さが32㎡あり二人で1泊するにはちょうど良い広さでした。1つグレードが下のスーペリアルームは下層階にあるだけで広さは同じです。料金は両者に大きな差はなかったので、デラックスルームがおすすめです。
16階の海側で遮るものがないので、良い景色を眺められます。眼下には規模は小さいですが小樽マリーナが見えます。晴れていたので石狩湾をはさんだ対岸の山々が見えました。
ダブルサイズのベッドは余裕で二人が寝られます。
2人掛け+1人掛けのソファーとテーブルが置かれていても狭さを感じない部屋でした。
デスクはドレッサー兼用といった感じです。ドライヤーもここに置かれていました。
作業でPCを使うには少し暗かったので、電気スタンドをお借りしました。想像以上に強力なスタンドを快く持ってきていただきました。
デスクの並びにテレビや荷物置き場。
SONYのテレビは32インチとちょっと小さめ。HDMIケーブルのコネクターが接続しやすいTV側面にあるのは嬉しい。PCを繋げて作業したりYouTubeを観たりするためケーブルはいつも持ち歩いています。
引き出しには浴衣が入っていました。
ベッド横に後付けのACとUSBのコンセントがありました。パナソニックがこんなものを作っているとは知りませんでした。
下の写真の壁にあったコンセントでPCの充電をしていたのですが、
この場所のコンセント、ベッド枕元にあった照明スタンドのスイッチのON/OFFと連動していました。
この明かりを消して寝ましたが、朝起きてバッテリー切れのPCにビックリ、要注意です。
ミニバー
ミニバーコーナーです。この下段にカラの冷蔵庫があります。
ネスプレッソのカートリッジは2個でした。4個は欲しいところです。このほかに、お茶と紅茶のティーバッグがあります。なお、部屋に無料のミネラルウォーターはありません。
バスルーム
ちょっと古めの洗面台です。
シャンプー類のアメニティはAPPELLES (アペレス) というもの。オーストラリアのオーガニックコスメブランドだそうです。スーペリアルームよりランクアップされたアメニティのようです。
この4月からアメニティの提供方法が変わったようで、一部のものはフロントでもらう方式でした。
バスタブの蛇口とシャワーの水圧が高めで勢いよくでてきます。温度調節にちょっとだけ苦戦しました。
朝食レストラン
ホテル2階にあるレストラン「テラスブラッセリー」が会場です。宿泊予約時に三角市場内にある「味処たけだ」で食べる海鮮丼(3種類あるみたいです)を朝食として選ぶこともできました。このお店はJR小樽駅前なので、自前で移動しなければなりません。
レストランは天井が高く前面がガラス張り。東向きなので朝食時は気持ち良い陽ざしが降りそそぎます。
正面にはマリーナに停泊するヨットのマストが見えてリゾート感があります。
朝食はブッフェ形式でした。港町小樽の特色はなく、いたって普通の品揃えです。
おわりに
宿泊予約は北海道に特化した「ぐうたび北海道」のサイトを使いました。道内のホテルや旅館を割引き料金で販売しており、ホテル直接予約やじゃらん・楽天など他社と比べてお得な場合があるので時々利用しています。
宿泊料金は朝食2人分付きで11,000円でした(ここからどうみん割で5,000円引き&4,000円分のクーポン付)。
ホテルは古めで、傷みが所々に見られますが、かつてはヒルトンだけあって、館内の質感は高いと思います。
ビジネスホテル並みの料金なのでお得感はありますが、小樽の名所へ徒歩では行くことができない立地。小樽で夜は出歩かないよ、という場合は一通りの観光を終えた後に泊まるのもアリだとは思いますが。
このホテルに宿泊する際は海側をお勧めします。反対の山側はこれと言った景色はありません。▼エレベーターホールから見た山側の景色
最後までご覧いただき、ありがとうございました。