こんにちは。かーる1世です。
メズム東京の宿泊時にランチと朝食でChef's Theatre(シェフズ・シアター)を利用しましたので、ご紹介したいと思います。
宿泊のレポートはこちらです。
Chef's Theatre
場所はフロントと同じ16階フロア。レストランから浜離宮恩賜庭園が眺められます。
レストランのデザインがとてもスタイリッシュです。天井が高くて広さもあるので、居心地の良い空間でした。キッチンが丸見えのオープンスタイルです。私たちがランチタイムの最後の客になったので、まるで公式サイトかのような誰もいない写真が撮れました。
Lunch
予約したのは3月1日から提供されているコース、
「個性が光るフランスワインを楽しむ、選べるメインのランチコース4品+3種のモクテルペアリング付き」
というもの。
最近はランチでお酒を飲むと、そのあとの時間を無駄にしてしまうことがあるので、食事のお伴をモクテルにしてみました。
モクテルとは
似せた、マネたという意味の「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を合わせた造語で、ノンアルコールカクテルのことです。
さっそく料理のご紹介です。
アミューズブッシュ
序幕と名付けられたアミューズブッシュは、溶岩の塊のような石の上に4種類乗っていました。
左から「信州サーモンのリンゴコーティング」「ホタルイカ」「ラディッシュ」「豚足とレンズ豆」です。凝ったおつまみはどれもお酒が・・いやモクテルがすすむ味です。アミューズに合わせたモクテルは、シードルにカシスシロップを合わせたものでした。シャンパンっぽい色合いです。
前菜
モンペリエと名付けられた前菜は、「ホタテとホワイトアスパラガス」白い泡はシャンパンのムースだったような?ホタテはよく自宅などで食べる食材ですが、生よりも手を加えると美味さが増しますね。
パンは「カンパーニュ」で熱々の鉄鍋に入って出されました。お替わりのパンはこれではなくバゲットでした。
ペアリングのモクテルは、マスカットジュースとカモミールティーを合わせたものです。
メイン-魚-
シャンパーニュと名付けられたこの日の魚料理は、ホウボウでした。見た目インパクトの強いこの魚、淡泊なので甘辛い煮つけで食べる和食のイメージです。皮をパリっと焼き上げた噛み応えのある白身、フレンチの味付けでも美味しいですね。野菜はゴボウ、ワラビ、パクチー、芽キャベツ、タケノコなどだったと思います。
ペアリングモクテルはマスカットジュースとミントを合わせたものでした。
メイン-肉-
同席の一人が肉料理を選びました。ジュラと名付けられた食材は川俣軍鶏です。季節の野菜とモリーユ茸、マッシュルームのソースという説明だったような。肉が隠れていてよく見えませんね😓
肉料理のモクテルはマスカットジュースにアールグレイティーが合わされていました。
デザート
ラングドックと名付けられたデザートはマスカルポーネの上にバニュルスワインを使ったゼリー状のソースが載ったもの。皿には生姜のパウダーが敷かれています。バニュルスはラングドック・ルーション地方のワインだそうです。ほんのり甘いマスカルポーネにアクセントの生姜が合います。
同席者の一人が生姜が苦手ということで、違うデザートを出してもらいました。味のことは聞いていないのですが、見た目はフルーツポンチにアイスが載っているような感じ。
食後のドリンクと小菓子
終幕と名付けられていました。飲み物と小菓子は「アールグレイとほうじ茶のケーキ」と「桜のモンブラン」でした。
フランスのワイン産地を名付けた4皿の料理には、ワインのアクセントも添えられているようなのですが、聞き逃しもあったりしてよく分からないところもあったのが残念です。
料理自体はどれも美味しく満足、ペアリングのモクテルというのも初めての体験でしたが悪くはないです。そして、マリオット・ボンヴォイのゴールドエリートの特典でレストランは15%引きになりました。会計時に割り引かれると嬉しいものです。
Breakfast
朝食は何種類かあったような気がするのですが、メズム・ブレックファストを選びました。宿泊者は5,100円、ビジターは5,500円とお高めです。
メニューがこちら。
私たちが利用した日は、メニュー内の上段の2つ「五感ドリンク」「コーヒー」と下段2つ「コンソメスープ」「オムレツ」がテーブルにサーブされ、それ以外のものはブッフェ形式ということでした。
ブッフェメニューを取りに行っている間にサーブしてくれるという説明だったのですが、残念ながら食べかけの最中に「五感ドリンク」が届きました。他のテーブルを見てもサーブされるタイミングがバラバラでしたね。このドリンク、丁寧な作りで食事のスタート時に飲みたかった。
左から、日替わりスムージー(小松菜だったような?)・ヤクルト・リラックスウォーター・ビネガードリンク・ミモザの順です。
オムレツはエシレバターとさがみっこ卵を使ったものです。ソースは4種類ありその中からビスクを選びました。
ここからはブッフェコーナーから持ってきたものです。盛り方が雑になりましたが、サラダは全種類持ってたと思います。
岩泉ヨーグルト。ちょっとクリーミーなヨーグルトでした。トッピングのはちみつやジャムに手が届かず、ヨーグルトのそばにあったフルーツを乗せました。
パンはデニッシュやマフィンなどいろいろ種類があったのですが、朝に甘いものが苦手なのでシンプルなものを持ってきました。
シニフィアン・サンドイッチがサーブされることを聞き逃し、パンを多めに食べてしまいました。サイズが小さかったので腹におさまりましたが。コンソメスープと一緒にサーブされました。
見聞きしたところでは、通常はブッフェではなくコース仕立てでサーブされるようです。今回のように一部がブッフェだとなんだか食べる順番がおかしくなって、残念な食事になってしまいました。このあと、混雑のピークがやってくるのだとスタッフから聞いたのでどうなることやら、と感じてしまいました。
おわりに
ランチと朝食でシェフズ・シアターを利用しましたが、2回の食事で感じたことがスタッフの接客レベルにバラツキが大きいこと。素晴らしいスタッフもいれば、知識・応対とも不足している人もいると感じました。
味は良かったと思いますよ。でも、この感じだったら、メズム東京に泊まることがあっても、食事は別のところで済ますと思います。
最後に愚痴ってしまいました。気を悪くさせてしまったらごめんなさい。