こんにちは。かーる1世です。
9月のある休日、天気が良かったので小樽へ出かけてきました。
かま栄工場直営店から散歩出発
かま栄は北海道を代表する小樽のかまぼこメーカーです。札幌の百貨店のデパ地下には必ずと言っていいほどお店があります。新千歳空港にも店舗があるので、道外の方でもご存じの方が多いかもしれません。
小樽に来たらここのかまぼこを買うことが多いのですが、車で来た場合はこの写真の店舗、かま栄工場店で購入しています。出来立てを買えるのはもちろん、お店の駐車場がコインパーキングで、買い物をすると駐車料金が1時間無料になります。周囲は小樽運河などの観光スポットがある好立地店舗なんです。
店舗の奥にある工場はガラス越しに見学ができます。
店内では北海道のお土産とかま栄の日持ちする商品が買える売店もあります。
工場直営店ですから、出来立てのかまぼこが買えるのが魅力。美味しいです。
小樽運河
コロナ前は大勢の外国人客でにぎわっていた小樽運河。
運河を眺められる橋の上にはいつも大勢の観光客でにぎわっていました。
この辺りのいくつかの倉庫は店舗として利用されています。この飲食店がいくつか入っている倉庫は、ニトリが買い取り西洋美術を集めた美術館に衣替えするそうです。個人的には待ち遠しいです。
かつての「北のウォール街」
小樽は昭和初期の頃、多くの銀行が集まり「北のウォール街」と呼ばれていたそうです。日本銀行の支店があったことからも繁栄ぶりがうかがえます。2002年に支店は廃止され、現在は金融資料館になっています。建物は東京駅を手掛けた辰野金吾氏の設計です。
この周辺にはかつて銀行だったレトロな洋館がいくつか残っています。旧北海道拓殖銀行の小樽支店は似鳥美術館として活用されていました。
旧国鉄手宮線跡
北海道の最初の鉄道路線の一部で、現在は廃線されています。線路は撤去されずに残っている区間があり、散歩ができる遊歩道空間になっています。
色内(いろない)駅。この駅舎は復元されたもので、かつてのホームと思われる場所に休憩できるベンチがあります。
大きな通りをまたぐ線路も残してあるんですね。
線路上で合法的に記念写真を撮れます。
終点は通称「寿司屋通り」です。
ノスタルジックな建物が並ぶ「堺町本通り」
小樽は港町として発展した名残で、石造の倉庫がたくさん残っています。小樽運河に近いこの通りは、かつての倉庫を利用した飲食店やお土産店などが立ち並んでいます。
小樽の人気洋菓子店ルタオはこの通りに複数の店舗を構えています。
お土産で人気の六花亭(帯広)や北菓楼(砂川)も倉庫の隣同士に仲良く並んでいますね。
北一硝子
小樽軟石を使った倉庫に店を構える北一硝子も堺町本通りにあります。
中に入ると喫茶店の北一ホールとガラス製品を販売するショップに分かれています。通路にある線路は、港に水揚げされた貨物を運び入れるトロッコの線路です。
ガラス製品を販売するショップ内は、ランプの光が幻想的な雰囲気を出しています。
北海道で暮らす前、観光でここにきてお土産を買ったことを思い出しました。
シャンデリアもレトロで美しい。
小樽オルゴール堂
堺町本通りの終点、メルヘン交差点にあるのが小樽オルゴール堂です。
大きな蒸気時計が目印です。
けやき造りの店内はメルヘンの世界です。
天井の高さが9mあるホールの中で、無数のオルゴールが販売されています。
ランチは三角市場へ
寿司屋通りのお寿司も良いですが、JR小樽駅のそばにある三角市場へ。
観光客向けではあります。市場の中は海産物を中心としたお土産と飲食店が並んでいます。激混みでした。
三角市場の入り口手前にある、お得そうな値段のお店に入店。
テーブルには写真メニューがありました。
店頭にあった本日のおすすめ小樽市場食堂のランチ。
うに・天然本まぐろ丼。まぐろが美味しかった。
JR小樽駅
散歩のゴールはJR小樽駅。
加工系のお土産は、観光客が集まる場所より駅構内のショップが安いと思います。
あとがき
徒歩で効率よく各スポットをつなぐと1時間程度の範囲におさまります。散歩してランチするにはちょうど良い観光スポットだと思います。
寿司屋通りの有名店で食事をするなら事前予約が絶対におすすめですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。