こんにちは。かーる1世です。
北海道帯広市にある真鍋庭園に行ってきました。日本とは思えない庭園の景色をご紹介したいと思います。写真多めです。
北海道のガーデン
北海道に住んで7年目、小さいながらも庭のある家に住んでいるので、多少の草花を植えています。
引っ越してきた当時は、十勝の「千年の森」や六花亭が運営する「六花の森」、富良野の「風のガーデン」などに出かけていました。
いずれも庭というには広大で、千年の森の広さは400ヘクタールもあります。ヘクタールだとピンときませんが、1ヘクタールは10,000平方メートルです。つまり400万平方メートル⁉もピンときませんが、東京ドームに換算すると85.5個になります。六花の森は10万平方メートルだそうです。これでもずいぶん広いですね。北海道ならではという感じです。
エアドゥ機内誌 raporaで
先日エアドゥに搭乗したときの機内誌「rapora」が、北海道の庭を特集していました。
そう言えばしばらく行ってないなぁ、と思いながら読むうちに、前述したような広大な庭ではなく、小ぶりで庭づくりに参考になりそうな帯広の真鍋庭園に目が留まりました。
実際にはおよそ25,000坪、東京ドーム2個分もある大きな庭園で、我が家の庭の参考にはなりえないのですが、だだっ広いのではなく全てが造りこまれている庭園でした。
前置きが長くなりましたが、ご紹介したいと思います。
真鍋庭園の場所
JR帯広駅から車で15分の国道236号線沿いにあります。路線バスだと最寄りのバス停から歩いて5分ほどのようです。
タクシーの場合は、パンフレットによるとJR帯広駅から15分、とかち帯広空港から25分の距離。車で来た場合は50台分の駐車場が無料があり利用できます。
庭園へ向かう道路がすでに雰囲気たっぷりです。
園内マップ
公式サイトからMAPをお借りしました。園内は3つの大きなテーマにゾーニングされ、そこを散策するルートが30分と45分の2コース用意されています。私たちは45分コースを選んだのですが、ゆっくり見ながら歩いたため80分かかりました。
入園
エントランスに足を踏み入れると植物や園芸品を販売するガーデンセンターがあり、こちらで入園料1,000円を支払います。ガーデンセンターや併設されているカフェを利用するだけなら入園料は不要です。
いざ入園。
日本庭園のゾーン
エントランスをくぐると森の中へ足を踏み入れるかのような演出。
最初のゾーンは日本庭園です。
日本庭園と言えば池と鯉。
餌を求めてたくさん集まってきました。
池の淵に建つ日本家屋は大正天皇が皇太子時代、帯広滞在のために建てられたものを移築したそうです。内部は見ることができません。
ヨーロッパガーデンのゾーン
この庭のアイコンが赤屋根の家。先代オーナーの住居だったそうです。内部には入れませんが、来園者からはリビングの様子が見えるため、それを意識して調度類がメンテナンスされているようでした。
この家の存在が絵になります。
ガゼボで休憩もできます。
日本とは思えない光景です。
展望デッキからも眺められます。
続いてやってきたのは芝生広場。手入れが行き届いていますね。右手にある巨大なシダレヤナギの存在感が半端ないです。
人と比べるとこんなサイズ感です。
「淡麗グリーンラベル」のCM撮影で広瀬アリスさんが来たんですねぇ。スマホをセットしてテーブルの小道具と一緒に撮影できます。テーブル上のジュークボックスから、CMで使ったあいみょんの曲が流れたら良いのですが、そうはいかないようです。
風景式庭園のゾーン
このエリアは植栽だけでなく、地形に高低差をつけたり水を流したりで、なかなか手の込んだ造りです。
滝まであります。元は平坦だったそうですよ。岩を8mまで積み上げていて流れる水は掘って湧いた水を循環させているそうです。
この水を使っていくつかの池が造られています。
鴨は飼っているわけではなさそうです。
リスの遊び場は盛り土で囲われているので人が入れなくなっています。なので野生のエゾリスが安心してやってくるようですね。自然のものか人工的置かれたものか分かりませんが、餌の木の実をたくさん口にくわえた数匹が駆け回っていました。
リスの教会で鐘を鳴らせます。
庭園散歩の後半には植物が生き物の形に見える、遊び心あるモンスターガーデンなんていうのもありました。
おわりに
庭園の出口を抜けるとガーデンセンターのエリアに出ます。
建物内には園芸グッズ、外では草木花が販売されています。そもそも真鍋庭園は樹木の輸入・生産・販売をしている会社が運営しているので、庭園がショールームのようなもです。
この無料エリアの庭にもエサ台が数か所にあって野生のエゾリスがやってきます。動いていないとぬいぐるみかと勘違いしてしまいますね。
ご覧いただきありがとうございました。