こんにちは。かーる1世です。
北海道知事が出した「緊急事態宣言」が3月19日に終了しました。
この宣言が出されている間は、週末の繁華街や観光地の人出が少なかったのですが、解除された直後の連休初日にさっそく街中に出かけてみました。
札幌駅近辺の商業施設は、それなりに買い物客がおり、外国人の姿を見ない以外は普段の生活に戻りつつあるような印象です。
しかし、北海道経済に大きなウェイトを占める観光客が極端に少なくなっているので、航空会社やホテルをはじめ、観光に依拠している業種・業態は軒並み苦境に陥っているのは明白です。
大打撃の北海道土産
お土産の業界も影響を受けている業界の一つ。
「白い恋人」の生産が縮小・停止というニュースも流れていたので、どんな様子なのか札幌駅前にある大丸百貨店の食品フロアへ行ってみました。
石屋製菓WEBサイトより
ぱっと見た感じでは、普段より人が少ない気もしますが、思った以上に買い物客がいました。
あんバタサン
朝一で並んでもなかなか買えないらしい、「あんバタサン」を売っている柳月は?と見てみると、お昼近い時間にもかかわらず在庫がありました。
このお菓子は観光客のお土産以前に、道民の購入で店頭から消えて無くなるイメージの商品。
お土産需要の減少、というより増産体制が整ったので店頭に並ぶようになったのだと思います。
柳月CMより
ふだん自分用に買うことのないお菓子なのですが、列に並んで買ってみました。
購入したのはこちら。
4個入りで600円です。1個150円でバラ売りもされていました。
柳月のWEサイトから注文できるようですが、この記事を書いている時点で1週間後のお届けとなっています。
さて、実食です。
よくあるバターサンドではありますが、バターのコクを感じるがしつこさはないかな。「あんこ」が入っているのですが存在感が低く、あっさりとした味わい。何個でも食べられそうな気がします。
飛ぶように売れて入手困難というローカルニュースを見ていたのですが、そこまででもないかな?でも、北海道土産の定番になりそうなお菓子ではあります。
トカチック・バスキュー
柳月ではもう1つ、「トカチック・バスキュー」を買ってみました。こちらも「あんバタサン」と同じように、道内では頻繁にCMが流れています。
柳月CMより
チーズケーキなので、賞味期限は短めの商品です。店頭では冷蔵販売ですが、柳月のWEBサイトでは冷凍したものを発送してくれるようです。
外箱のパッケージがなかなかおしゃれ。
パッケージの側面には、十勝の食材にこだわったチーズケーキの説明がされています。
酪農王国北海道の中でも、十勝地方は指折りの酪農地域であるほか農産物の宝庫でもおあります。
バターやチーズはもちろん、小麦粉や砂糖も十勝産にこだわり、スペイン・バスク地方のチーズケーキのように焼き上げたチーズケーキだそう。
直径12㎝×高さ4㎝の大きさで、1箱1500円です。
実食です。
ケーキの上の黒っぽいカラメルソースは少し苦め。フォークでケーキを切るとふわふわしたケーキの中にドロッとしたチーズが隠れています。
チーズの味はかなり濃厚に感じました。ワインや泡に合うのですが、2人で1ホールを完食するにはちょっと重たいかな。
半分を冷蔵庫に入れて2日後に食べてみました。
柳月さんによると、食べるタイミングで変化するチーズの味わいをお楽しみください、とのこと。
確かに2日後に食べたものはチーズがねっとりして味が濃くなった感じがします。さらにワインに合う味わい。僕はこちらのほうが好きかな。
終わりに
バスクのチーズケーキと言えば、サン・セバスティアンにチーズケーキで有名なバルがあります。まさに1か月ほど前、そのサン・セバスティアンから帰ってきたばかりですが、もはや遠い昔のことのよう。
バルで食べたものをブログにアップしようと思いながら、ずるずると時が過ぎてしまい、さらに、2週間ほど前のミャンマー・ヤンゴンも行ったことを忘れかけてしまっています。
海外旅行は当面難しそうですが(そう言いながら、4月末のタイ行き航空券をまだ解約していない諦めの悪さ)、北海道の「緊急事態宣言」が終わり、今週から徐々に平時に戻りそうな気配を感じます。
北海道への旅行も、マスク・手洗いなどの対策を怠らなければ、そろそろ良さそうだと思いますよ。
ANAのプレミアムポイントも倍で貯まることですし。