こんにちは。かーる1世です。
シェラトン香港のレポート2回目、この記事は宿泊した部屋と朝食のレポートです。
1回目の記事【施設編】はこちら。
部屋の予約
航空券を取ったタイミングの7月に予約をしました。
初めに取った部屋のタイプはデラックス・ハーバー・キングです。3泊でおよそ6400HKDなので96,000円くらい。
ところが、香港情勢が悪化していくのに合わせて価格はどんどん値下がっていきました。
香港までの航空券をキャンセルするつもりはなかったのですが、行き先をマカオに変更すべきか思案していたため、特にアクションを起こさず価格を眺めていました。
香港宿泊を決めたのは無料キャンセルが可能な2日前のこと。ここで改めて公式サイトから価格の下がったタワーズデラックスルームに取り直しました。
価格は日本円でおよそ10万円。spg-AMEXカード保有のアップグレードを期待しましたが、実際にハーバービューでなおかつ斜め前にあるインターコンチが景色の邪魔にならない部屋にアップグレードされました。
この部屋の特徴は次の通りです。
もともと朝食はお粥を食べに出かけるつもりだったのですが、万が一、外に出られないこともありえるかと思い(←そんなことは全くなかったのですが)、赤枠で囲った特典の朝食が食べられるタワーズルームの部屋を取りました。
部屋のようす
ホテルの建物外観は古さを感じますが、内部はリノベーションされてきれいになっています。
宿泊した部屋は30㎡弱であり日本的に言うと8畳よりちょっと広いくらい。それほどの広さはありませんが、窮屈でもありません。
大きめの窓があり、ヴィクトリアハーバー越しに対岸の香港島の高層ビル群やヴィクトリアピークも一望できる部屋でした。
ベッドはキングサイズで2人でも文句なしの広さです。
テレビはLG製。NHKが映ります。テレビ前に置かれた水は無料で毎日4本追加されました。ウェルカムフルーツが3品置かれていました。
テレビ下の棚には冷蔵庫と電気ポットやカップル、無料のコーヒー・紅茶などが入っていました。(ボケた写真でスイマセン)
デスクは2人が並んでパソコンを使える広さ。 ユニバーサルコンセントが2つありました。机の上のエビアンは1本55HKD=800円ほど。手を出せない価格。
デスク下の棚にこんな文房具が。珍しいですね。
一人がけのソファ。オットマンは椅子やテーブルの代わりに使ってました。
クローゼットはちょっと狭いですね。
もちろん金庫もあります。
バスローブがSとMの1枚ずつありました。生地が柔道着を薄く柔らかくした感じのものでした。悪くはない着心地。
バスルームは明るい色の大理石が張られており、こちらもリノベーションされて古さはありません。ただ、洗面ペースがちょっと狭い。
部屋との仕切りがガラスになっており、ロールスクリーンを上げると写真のようになり、顔を洗っている姿が部屋から見えます。
洗面ボールとその周りは透明なガラスでできています。掃除が大変なんじゃないかな。洗面台は狭いのですが2段になっているので、下の段にもモノは置けます。
歯ブラシやマウスウォッシュなどのアメニティはボックスの中に入っていました。
トイレはいたって普通ですが清潔。ウォシュレットは付いていません。
バスタブ付きで、バスタブ内シャワーのほか、洗い場にもちょっと変わったシャワーが付いていました。
洗い場の床がかなり斜めになっているのとドア位置の関係で、外に水もれの心配がないのがよかったです。
ブレックファスト
朝食は6:30から営業のロビーエリアにあるザ・カフェか、クラブルーム宿泊者が使える7:00から営業の18階レストラン(朝の時間帯以外はオイスター&バー)の2つの選択肢。
朝食は2回とも18階のレストランを利用しました。
スタッフの案内による着席で、ホットドリンクとメインメニューはテーブルで注文を取ってもらいます。
メインメニューは5種類の中から選びます。
週末はスパークリングワインも用意されていました。飲んでる人を見かけませんでしたが、あるならいただきますよ。
メインで頼んだのは2日で4品です。
左上から時計回りに、白身魚(サーモン)、エッグベネディクト、オムレツ、ミニステーキ。お味は普通。
メインのほかはブッフェスタイルでお粥、点心が少し、サラダなどまずまずのものが揃ってます。鰻のかば焼きが日本風でけっこういけました。
最終日のチェックアウトが早いので朝食は食べられないと思っていたのですが、ラウンジのコンシェルジュからオファーがありました。
5:30開始の朝食ルームサービスを5:00に無料で届けてくれるとのこと。空港のラウンジで食べるからいいや、と思っていたのですが遠慮なくサービスを受けることにしました。
アメリカン・ブレックファストです。メニューの中から少なめに選びました。
終わりに
シェラトン香港のお隣はペニンシュラホテル。建物の外観からして大きな違いがあるのですが、シェラトンスタッフのホスピタリティがなかなかで、居心地のよい滞在になりました。
ロケーションがよくてホテル周囲だけでもけっこう楽しめるのですが、本来はMTRの駅近なので、電車を使ってあちこちに行ける立地でもあります。
今回の旅行では使えない駅や路線があり、バスも途中のバス停までしか行かない路線があったりで、公共の交通機関はスターフェリーくらいしか利用していません。
早く正常な姿に戻って欲しいとは思うものの、民主を犠牲にせず収束できればと願うばかりです。