こんにちは。かーる1世です。
クアラルンプールからデンパサール・ングラライ国際空港(バリ島)までの区間、マリンドエアのビジネスクラスに搭乗しましたので、ご紹介したいと思います。
機材はボーイング737-800、便名はOD324。
2019年8月の利用です。
マリンドエアとは
インドネシアのLCC「ライオンエア」と地元企業の出資で2012年に設立された、クアラルンプールをハブにする航空会社です。
運賃は安いものの、機内食が付いていて、座席は広く、受託手荷物も一定の重さまで無料であるなど、LCCとは一線を画すサービスを提供しています。
2019年3月24日から、クアラルンプールー台北ー新千歳線を就航させたのですが、7月31日をもって新千歳便は運休してしまいました。
仙台線も運航の表明をしていましたが、立ち消えになっています。
IATAのコードはOD、コールサインはMXDです。
機内誌を見るとASEAN地域はもちろん、インド路線も多く飛ばしているようで、搭乗した便には、インド系の方が多くおられました。
機内のレイアウトを見るために、いつもお世話になるSeatGuruは、残念ながらマリンドエアをカバーしていないようです。
機内誌ではB787-800の座席数が162と書かれており、ビジネス12、エコノミー150だと思われます。
クアラルンプール国際空港チェックイン
マリンドエアのチェックインカンターはKLIAの第1ターミナルにあります。場所はANAカウンターの裏側。
KLIAをハブにして、あちこちに飛んでいるだけあって、ANAよりもカウンターが多く、島の一列を使用していました。
朝6:00頃にチェックインカウンターへ到着しましたが、けっこうな数の方が並んでいました。
しかし、ビジネスクラスのカウンターは、たまたまかもしれませんが誰も並んでおらず、待ち時間なく手続きができました。
搭乗するのはOD324便。クアラルンプール7:35発、デンパサール(バリ島)10:45着。3時間10分のフライトで、まあまあの距離を飛びます。
この区間を激安のビジネスクラスチケット、一人たったの7千円(片道)とは、我ながら良いチケットを見つけたものだと思います。
チケットを取った時の記事はこちら。
出国審査もビジネスクラス搭乗者が使えるファストレーンのおかげで、さっくりと出国です。チェックインから出国まで10分かかりませんでした。
そういえば、トランジットホテルのレストランをラウンジとして使える、ということを耳にしていたので、チェックインの際にラウンジのことを聞いてみたのですが、
「申し訳ありませんが利用できません」と丁寧に謝られました。
この時だけなのか、制度自体がなくなったのか定かではありません。
座席まわり
搭乗した機材は、B737-800。機内の設備は古い感じがしました。
降機時にブリッジから機体を撮った写真がこちら。
見ずらいですが、尾翼がバティック柄に塗装された機体で、flightradar24で調べると、Batik Air Malaysia が運航しているものでした。
クアラルンプールの空港では、Malindo と塗装された航空機をたくさん見ていたので、てっきりその機体に乗っていると思っていたので、軽く驚きました。
ビジネスクラスは、横2-2の並びで3列あり合計12席、予約したのは1A席です。
レッグレストが付いた革or合皮?素材のゆったりしたシートです。座っていると前にずり落ちるように滑るのが難点ですが。
ウェブサイトで見ていた座席と比べると古いタイプのようで、座席にモニターが付いておらず、残念な気持ちに。
リクライニングなどは手動のレバーで行います。
バルクヘッド席なので、シートピッチがどのくらいなのか分かりませんが、レッグレストを上げて足を延ばしても、壁には届きません。
後ろの座席を見てもそれなりの余裕がありそうでした。
テーブルは、センターアームレストについている小さなドリンク用と、アームレスト内に収納されている大きなものがありました。
座席まわりにあるのは機内誌くらいで、アメニティはなく、ブランケットはお願いすると持ってきてくれました。
ドリンクと機内食
ウェルカムドリンクはオレンジジュースか水の二択。
離陸後のドリンクはホット・コールドが数種類あります。印刷されたメニューはなく、言葉の聞き取りが大変でした。
ホットドリンクは陶器のカップで提供されます。
ビールも数種類のブランドがあったように思います。朝っぱらからタイガービールをいただきました。
機内食も口頭で数種類の説明がありましたが、はっきり聞き取りができた「海老」を選択しました。
「辛いですよ」と言われましたが・・・
本当に辛かった。
でも美味しかったので完食です。
あとがき
ングラライ国際空港(バリ島)に到着後、真っ先に降機するためドア付近で待機。
バリ島での入国審査場はいつも長蛇の列で、ひどい時は1時間かかることも。
一番先に降りて急ぎ足で入国審査場に向かいました。
一番乗りなので、この辺りはまだ誰もいません。
WELCOME TO BALI なんて場所もあったんですね。
入国審査場に到着です。
($・・)/~~~
誰もいない!
数えてみたら、バリ島で入国審査を受けたのは10回目。
人が並んでいない入国審査場を見たのは初めてです。
あまりに早く入国したため、荷物が出てくるまでが長かったぁ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。