かーる1世です。
湖水地方というと、ヨーロッパのどこかの国にあるイメージですが、トルコ共和国にも湖水地方と呼ばれる地域があります。
ドライブの途中に立ち寄りましたので、ご紹介したいと思います。
2019年ゴールデンウィークの訪問です。
トルコの湖水地方ってどこ?
ガイドブックを開くまで、そんな呼ばれ方をしている地域があるとは知りませんでした。
石灰棚で有名なパムッカレという観光地があり、宿泊しているコンヤから400㎞程度の距離があります。
東京から400㎞ってどこだろうと思い調べたら、米原あたりです。遠い!
ここでの観光に多めの時間をとりたいので、ホテルの朝食をキャンセルして早めに出発しよう、ということになりました。
地図とガイドブックを見ていたら湖水地方というのが途中にあり、ここで休憩と朝ご飯を食べることに決定です。
湖水地方の概略
大きな2つの湖のほかに、中小の湖がある地域で、湖水地方と呼ばれる地域の面積は九州ほどの広さがあるそうです。
トルコは広大です。
観光の中心になるのはエイルディル湖。地図では規模感が分からないのですが、面積は琵琶湖の2.3倍ほど。標高930mにある山に囲まれた真っ青な水をたたえた湖です。
こんな形をしています。
山の中の湖なので、呆れるほどのアップダウンとカーブが続く道路したが、皆さん飛ばします。
湖が見えた時は感動しましたが、なかなか街にはたどり着きません。
湖面に近づきやっと民家が見えてきました。雰囲気が湖水っぽく感じます。これらの建物は別荘かもしれません。
この街の起源は古く、紀元前500年前には集落があったそうです。街の中心部は小さいのですが、湖に突き出た部分が湖観光の拠点になっており、小さなホテルやレストラン、ボート遊びの店がいくつかありました。
夏場は賑わうことが想像できます。
トルコの代表的な朝食
休憩を兼ねて朝食をとりました。ホテルでの朝食はブッフェ形式がほとんどだと思いますが、湖面の横にテーブルを出しているレストランではセットメニューの朝食でした。
食事の内容は、ブッフェで用意されている料理がだいたいでてくる感じ。テーブル目いっぱいに並べられました。
飲み物はポットに入ったチャイ。パンはフランスパンのほかにピデ・エキメッキという揚げたパン。それに合わせるジャム類でテーブルは賑やかです。
そのほかにフライドハムエッグ、チーズ、生野菜サラダ、フライドポテト、オリーブ各種などがでてきて、一人600円くらいの料金でした。
湖岸の青空の下での朝食は気分の良いものでしたよ。
ちなみにホテルの朝食だと、このほかにスープとフルーツが加わるところが多かったように思います。
終わりに
この地域ではバラが生産されており、その中でも薔薇の女王と呼ばれるダマスクローズが特産物とのこと。
ローズオイルを原料にしたコスメグッズなどがたくさん作られており、小さな街のお土産屋にもバラ由来の商品が多数並んでいます(車窓から見ただけですが)。
私たちは山を離れた街にあったショッピングセンターに立ち寄り、バラ商品専門店でコスメや蜂蜜を買いました。
この蜂蜜、バラそのものが入っておりバラ感が強くて好みが別れそうです。
次回は石灰棚のパムッカレの記事を書く予定です。遺跡もあり温泉地でもあります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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