中部国際空港(セントレア)のそばにある、フライト・オブ・ドリームズへ行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
2019年4月の訪問です。
フライト・オブ・ドリームズとは
こちらの施設は、ボーイング787の初号機展示がメインの飛行機テーマパークです。
コンセプトはこちら(公式サイトより)
FLIGHT OF DREAMSができるまで
世界最大の航空機メーカーボーイングの最新鋭機、ボーイング787の約35%は、この中部地域で製造されており、その部品は、セントレアから大型貨物機のドリームリフターにて、ボーイング米国の最終組立工場に輸送されています。
セントレアとボーイングは、輸送前の787の部品を一時保管するための
「ドリームリフター・オペレーションズ・センター(DOC)」の整備を通して、787の製造・輸送の円滑化に向けて協力してきました。
このような背景から、787の記念すべき初号機(ZA001)は飛行試験機としてのその役目を果たした後、最後のフライトで中部地域に"里帰り"し、ボーイングからセントレアに寄贈されました。
セントレアは、この歴史的価値のあるZA001の展示を通して、ご来場していただく一人でも多くのみなさまに航空機産業や航空業界の魅力を知っていただき、FLIGHT OF DREAMSがたくさんの空への夢、あこがれが生まれる場所となることを願っています。
B787の初号機がセントレアにやってくるまでの紹介ビデオ(約2分)
場所
中部国際空港(セントレア)のそばにあり、ターミナルビルを出てから動く歩道を使って5分ほどのところにあります。
空港ターミナルビル内に案内のサインがいくつかありますので、それに従って歩いていけば迷うことなくたどり着けます。
施設の概要
フライトパーク(有料エリア)
10:00~17:00 (最終入場16:30) 毎週土曜日のみ10:00~19:00 (最終入場18:30)
シアトルテラス(飲食・物販エリア)
10:00~22:00 店舗により営業時間が異なります。
いずれも年中無休の営業です。
建物は4層構造の吹き抜けで、B787はどのフロアからも見ることができます。セントレアのターミナルビルから歩いていくと、3階フロアから入場することになります。
フロアマップ
フライトパーク
施設の1階がフライトパークで、B787初号機が鎮座するエリアです。入場料は大人1200円でした(訪問時)。
チケットにはQRコードが付いており、空港の搭乗ゲートと同じようにタッチして入場します。
入場するとB787がドーンとお出迎え。間近で見られるので、機体やエンジンの大きさを実感できます。機体は台座に乗っているので、真下からものぞけます。沖止めの飛行機を見るよりもさらにその大きさを実感できますよ。
入場したときは、ちょうどチームラボのデジタルコンテンツである映像と音のショーが展開中。整理券をもらえば4階観覧エリアからこのショーがもっと楽しめるようです。ショーは1時間に何回か行われるので、先に整理券をもらうのがお勧めです。
フライトパークは、B787を取り囲んだ形で体験型のブースがあります。CA体験や、お絵かきした飛行機をタブレットで操縦したりと、子供を飛行機好きにするデジタルコンテンツがいくつかあります(大人も楽しめます)。
また、本格的なB787のフライトシミュレーターは人気コンテンツのひとつ。事前予約制なので、体験されたい方は早めの予約を(別料金です)。
展示されているB787初号機のコックピットを実際に見学することができます。触ったり座ったりはできませんが、コックピットをじっくり眺めることができますよ。
見学を終えると出口はボーイングストアに直結です。Tシャツやお菓子、ステッカーなどのグッズが売られています。中には高価な飛行機の部品も売られていました。
シアトルテラス
2F3Fは、ボーイング創業の街であるシアトルをテーマにした飲食が中心の施設です。入場は無料で、ここからもB787を眺めることができます。
フライトパークを見学した後にB787を眺めながらの食事や休憩もなかなかです。私は、フードコートまで伸びている主翼の真下で、エンジンを見ながら食事をさせてもらいました。
終わりに
昨年(2018年)10月にオープンしたフライト・オブ・ドリームズですが、やっと訪問することができました。
セントレアでちょっと時間があったらのぞきに行くのも良いと思います(無料エリアあありますし)。
今回は平日の訪問だったので、フライトシミュレーターを試せるかな?と思っていたのですが予約でいっぱいでした。次の機会には予約したいと思ってます。