かーる1世です。
デルタ航空のスカイマイルで貯めたマイルを使い、アエロフロート・ロシア航空のビジネスクラス特典航空券を取って搭乗した時のレポートです。
特典航空券を取ったときの記事はこちら
SU263 / SU260
往路は2018年11月 SU263便 成田13:10発-モスクワ17:35着 10h25m予定
復路は2018年11月 SU260便 モスクワ19:55発-成田+11:40着 9h45m予定
機材は往復ともエアバスA330-300でした。
チェックインに30分以上
まずはガッカリな情報なのですが。ビジネスクラス/スカイプライオリティのチェックインが恐ろしいほど進みませんでした。
エコノミークラスのほうが早く進んでいた印象です。トラブル客でもいたのでしょうか?まさかこれが日常だとは思えない・・・
あまりの遅さに列の後ろから前方になだれ込む人たちも。係の方たち目配りしてね。
座席は3K。往復とも同じ座席を指定しました。
ビジネスクラスは28席あり、往復とも満席。日本人乗客と思われる人は往路が数人、復路が10人程度でした。
アエロフロートのビジネスクラスはプレジデントという名称です。
搭乗開始
アエロフロートはファーストクラスがありませんので、ゲートオープンと同時にすんなり搭乗です。
SU263便はモスクワ経由ロンドン行です。
ボーディング・ブリッジは左側へ。
パネル?と見間違ったCAさん。乗客をカウント中でした。
シートです。WEBサイトで見ていた時には古臭いイメージをもっていたのですが、現物は逆にモダンな印象でした。
シートピッチ147センチ、シート全長190センチ、座席幅55センチ、リクライニングは166度とのことです。
余裕の広さですが、一人の場合は真ん中の座席じゃないと、通路への出入りに気を遣いそうです。
アメニティはフェラガモのポーチに入っていました。アエロフロート95周年のシールが巻かれていました。
スリッパは厚さ薄めであくまでも機内使い捨て用。
ヘッドフォンはノイズキャンセリングではありませんが、長時間使っていても疲れを感じなかった。
足元、モニターなど。
機内誌。エンタメ内容はモニターで分かるのでほぼ開かず。
表紙の文字からして読むことができないので、中味が判別できない。
シートコントローラー。使い方は簡単。
お食事
食事のメニューです。
CAさんがやってきて自己紹介をされ、名前を聞かれました。同時に食事の選択と飲み物を聞き、シートに書き込んでいました。
このシートはCAの情報共有のため、ギャレーに掲示されているのを見ました。
私たちは3列目でしたが、「和食セット」はすでに品切れで、洋食のメインディッシュを選んで伝えました。
続いて飲み物。シャンパンが1種、赤2、白2、ポート1、ウィスキー1、コニャック1の他に、下の写真の5種類のカクテルを作ってくれるようです。
食事のお味のほうは、往路は概して美味しい。復路はう~ん、という印象です。
往路の食事です
アミューズとスカイチームという名のカクテル。この後、飲み物はひたすらワインで通しました。お酒はなくなりそうになるとすぐに注ぎに来てくれました。
前菜です。
サラダ。けっこうなボリューム。
根菜のスープ。うまい。
メインはそれぞれ牛ステーキとマッシュルームのリゾットで。
締めのデザート。
量が多いという情報を事前に得ていましたが、きっと美味しかったのでしょう。いつもは少食の妻もすべて完食でした。
着陸2時間前に軽食がでました。
復路の食事です
日本セットです。和食の味付けではないようです。
妻はこの便の前に乗った飛行機の食事でおなかがいっぱい。1食だけ残っているという和食(往路とはちがい、和食ではなく日本セットと書いてありました)をもらったものの、少しだけ手を付け、その後、成田までの約10時間をほぼ熟睡していました。
前菜のサーモンのミルフィーユ。
メインはうさぎが用意できず鶏肉に替わったということで、それを注文。
到着前の朝ごはん。
機内の居心地は最高でした
2年前にアエロフロートのエコノミーに乗ったときにも感じていたことですが、働き者のCAばかりの印象です。そして、ビジネスクラスだけあって気配りも感じました。
最近搭乗したタイ航空のビジネスクラスは、そつのない事務的な印象でしたが、アエロフロートは「気持ちよく乗って欲しい」という気持ちが伝わるサービスでした。
ライフラットシートはずり落ちる、何てこともなく気持ちよく寝ることができました(さすがに、フルフラットにはかなわないですが)。
2019年の夏には機材がB777-300ERに変更になるので、また、乗ってみようかな(自腹でも高くないし)と思わせる航空会社でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。