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【コートダジュール観光】ニース近郊の街でロスチャイルド邸とヴィラ・ケリロス訪問★その先イタリア国境の街「マントン」へ <2026.GW>

こんにちは。か~る1世です。

ニース市内から鉄道や路線バスで気軽に行ける港町、ヴィルフランシュ・シュルメール。この街の先にあるフェラ岬は、コートダジュールでも屈指の高級別荘が点在します。その岬の中で最も眺めの良い場所にある、ロスチャイルド家の夫人が建てた館を見学してきました。

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2026年ゴールデンウィーク中に訪問した際のレポートです。(記載した情報は利用時のものなので、利用の際は各公式サイトでご確認ください)

くじ

スケジュール

one day

①ニース市内からバスでロスチャイルド邸へ(バス乗車36分)

②ロスチャイルド邸から歩いてヴィラ・ケリロスへ(徒歩25分)

③ヴィラ・ケリロスからバスでヴィルフランシュ・シュルメールの街へ(バスと徒歩で30分)

➃ヴィルフランシュ・シュルメールから鉄道でニースへ(乗車12分)

another day

ニースから鉄道でマントン往復(片道乗車38分)

Lignes d’Azur

ニースの街中から路線バスに乗ってロスチャイルド邸に向かいます。Lignes d’Azur (リーニュ・ダジュール)は、日本語にするとコートダジュール交通網。フランス・ニース周辺の公共交通機関を運営している交通ネットワークの名称です。www.lignesdazur.com

具体的には、トラム・市バス・一部の郊外へ行くバスを運営しています。

この日、最初に向かうのはロスチャイルド邸。バスやトラムを何度か利用する予定だったので、トラムの電停で1日券を買いました。見た目は紙に見えますがICチップ入りでした。チケットの左上にマークがあるように、乗車の都度センサーにタッチします。

1回券が1.7ユーロ。1日券は7ユーロなので5回乗れば元を取れますが、1回券は最初のタッチ(打刻)から74分以内なら乗り継ぎ追加料金はかかりません。都合に合わせて使い分けるのが良いですね。

15番のバスに乗車してロスチャイルド邸へ向かいます。バスは岬の丘の上に向かって走るので車窓からの景色が良いです。

ロスチャイルド邸

フランス語の正式名称は「ヴィラ・エフルッシ・ド・ロートシルト (Villa Ephrussi de Rothschild)」。ロートシルトという名前はワインでよく目にしますね。ロスチャイルド家は系譜がいくつかある上、たくさんのワイナリーを所有しているそうです。

この邸の所有者は、父方がフランス系ロスチャイルド家、母方がイギリス系ロスチャイルド家という“ダブル・ロスチャイルド”の血筋を引く娘でした。さらに、裕福な銀行家であるエフルッシ男爵と結婚したことから、「エフルッシ・ド・ロートシルト邸」と呼ばれるようになっています。

入館情報

営業時間:10:00~18:00 (7-8月は19:00)

入場料:大人18ユーロ(学生や子供の割引あり)

共通券:近くのヴィラ・ケリロスとの共通券24ユーロ

私たちは共通券を購入しました。

開門と同時に入場して前のカップルに続いて2番乗り。私たちの後ろからも続々と坂を登ってくる観光客がいます。

入場料を払い淡いピンク色の邸の正面へ。この日は南仏らしい光が降り注ぎ、建物は映画用セットの宮殿?のような佇まい。

建物に入ると、個人の屋敷というより宮殿という趣です。1912年に完成し住み始めたそうです。

当時の暮らしぶりが分かる、家具や調度品がそのまま残されています。

100年も前なのですが、現代と比べてそんなに昔の暮らしという感じがしません。

こちらはマイセンの磁器類が飾られていた飾り棚。日常使いだと思われる、マイセン・ウェッジウッド・リモージュなどの高級食器が、ブランド別に収納されている食器棚もありました。

ゴージャスなのは建物だけではなく、ロケーションも同じ。丘の上なので地中海の入り江を一望できます。

こちらは2階にあるバルコニー。

バルコニーから眺める庭は、フランスらしくシンメトリーに造られています。見えているのはフランス庭園だけですが、正面の木々の奥や右の斜面には庭や花壇が造りこまれています。

庭の地図です。とても広いです。

池の先から邸を撮りました。

岬の丘の上なので両サイドにそれぞれの入り江を観られる立地。いかに良い土地に建っているのかが分かります。

斜面にはバラを始めとした花のガーデンや、

テーマ別のガーデンが造られていました。日本庭園もありましたよ。

個人がこんな邸や庭を造れるとは、ロスチャイルド家の力の一端を垣間見た思いです。

ヴィラ・ケリロス

ロスチャイルド邸から街中に下った海岸に、ヴィラ・ケリロスという館があります。

バスで行くつもりでしたが、買ったばかりの1日券を失くしてしまったので歩いていきました (´;ω;`)ウゥゥ

ロスチャイルド邸からずっと下り坂で、しかも景色が良いから歩くのも楽しい、という何かの文章を参考にしました。徒歩25分、やはりバスに乗ることをおススメします。

ヴィラ・ケリロス

ギリシャ文明を愛したフランスの学者が建てた古代ギリシャ風の豪邸。1908年に完成。単なるギリシャ「風」ではなく、紀元前2世紀ごろのギリシャ貴族の邸宅を、本格的な考証で再現した珍しい建築。

名前の「ケリロス」は、ギリシャ語で“海のツバメ”を意味し、幸福の象徴とも言われている。

館の全景はパンフレットから。少しだけ海に突き出た土地に建っています。

パンフレットの写真では全く分かりにくいですが、街中の立地です。

建物は2階建てで中庭を囲む構造。大理石の柱が周りに立っています。

彫刻や浴場そして壁画や床のモザイクタイルなど、どうやって集めたのだろう?と思ったら、全て紀元前2世紀の古代ギリシャの別荘を想像して再現したそうです。

2階は紀元前2世紀時代と同じ素材を使って家具・調度類を造り、当時の暮らしを再現したとのこと。

現代に近い暮らしをしていたのかと思ったら、オーナーの考古学者は60年ほど実際にここに住んでいたそうです。

古代史が好きな方は、この“住める古代ギリシャ”をロスチャイルド邸とセットで鑑賞されることをお勧めします。

庭から撮った写真です。山の上のどこかに鷲の巣村として有名な“エズ”があります。

ヴィルフランシュ・シュル・メール

ヴィラ・ケリロスから少しニース寄りの港町、ヴィルフランシュ・シュル・メールにバスで向かいました。

目的は港に面したレストラン。バス停は丘の中腹にあるのでこんな路地を下っていきます。

南仏の旧市街といった趣のある路地です。

小さな港ですがレストランやカフェが並んでいて、南仏にやってきた感がありますね。

以前にも訪れたことがある港町で、海に面した雰囲気の良いレストランがたくさんあります。

テラス席は埋まっていたので店内へ。飲み物はロゼワインです。

食べたのはニソワースサラダ(ニース風サラダ)とフリットミスト(揚げ物盛り合わせ)。

この街はジャン・コクトーが装飾を手掛けた礼拝堂があることでも知られています。少額ですが入場料がかかります。

今回はバスでこの街に来ましたが、鉄道ならニース中央駅からたったの2駅です。10分程度でこんなにのどかな港町に来られます。

国境の街マントン

ニース中央駅から鉄道でおよそ40分、イタリア国境に近い街マントンにやって来ました。ニースから乗車した電車はかなり混んでいましたが、途中のエズそしてモナコで大勢の乗客が降りていきます。

見どころの旧市街はマントン駅から徒歩圏内、海を目指して下って行きます。海岸沿いにはおしゃれなデザインのアパートやホテルが並んでいます。

海岸沿いには、所々にレストランのテーブルが並んでいます。

海岸沿いを歩いていくとマントンの旧港と広場に出ます。

この港の背後に見える聖堂へ向かいます。交差する階段が名所でもあります。

見た目以上にきつい階段を登ると、

聖堂や教会のある広場に出ます。この広場は夏の音楽フェスティバルの会場になるそうです。

坂や階段がきつい旧市街ですが、「コートダジュールに残る最も美しいバロック建築の街並み」と言われるだけあって、さまよい歩く価値はあります。

ランチのために海外沿いへ。5月の初めですが天気が良く、25℃程度の気温は少し汗ばむくらいです。地中海の海水温が高いのか我慢強いのか、海に入る人たちもそれなりにいます。

海岸沿いにあるレストランのテーブルに着き、まずはロゼワインを。

食事はサーモンを選びましたが、炊いたご飯が添えられているとは。鮭丼になりました。

マントンはフランス産レモンの7割を出荷するレモンの街です。その他の柑橘類もよく育つ土地で、柑橘類を使った食品などがお土産として人気です。

食事の後は、お土産屋が連なる道でお菓子を買ったり、

いろんな種類のジャムが試食できるショップでジャムを買うなど、お土産を物色して過ごしました。

もしまたコートダジュールに来る機会があるなら、マントンに宿泊したいと思わせる素敵な街でした。

まとめ

ニースからイタリア寄りの街をまとめて記事にしました。両日ともコートダジュールらしい青空が広がり、暑すぎることなく観光には最高の天気でした。

この地域の旅行は2020年に計画していましたが、ご承知の通り海外どころではなくなってしまった年。その時に立てた計画を見返し、こうして行くことが出来て良かったです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。